Gibson ES-345TD Stereo Vari-Tone 1978年製 Sunburst Full-Original

40年の歳月を無視した奇跡のニアミントコンディション。もちろんフルオリ＆ハンダバージンの極上ヴィンテージが入荷致しました。
 
Gibson社においてレスポールと並ぶ高い人気を誇るESシリーズ、その中でも335の上位機種となるステレオ出力＆可変抵抗のバリトーンスイッチ搭載モデルとして1959年に発表されたES-345。フレディ・キングなどのブルース系、ロック系の大物ギタリスト達にも長く愛用され続け、1983年には生産中止となるも現在で多くの復刻モデルが生産されるなど非常に人気も高く、特にオリジナルのヴィンテージに関しては335と比較しても生産本数が少ないことから歴史的な価値も高いモデルとなります。
 
今回ご紹介させて頂く一本は、1978年製のヴィンテージ345。40年の歳月をまるでタイムスリップしてきたかの様な、奇跡のニアミントコンディションをキープした驚愕のヴィンテージになります。
 
まず何と言っても特筆すべくはこの極上過ぎるコンディションでしょう。一見すれば近年のカスタムショップ製にしか見えない、まさに奇跡的なコンディション。まず塗装は色焼けや退色の殆ど見られないツヤツヤのラッカーがそのまま残っており、ウェザーチェックすら極々僅かです。また上位モデルに採用される各ハードウェアのゴールドは新品時とほぼ変わらないメッキ剥がれ等の無い奇跡的なコンディション。ダメージにおいては僅かなバックルスクラッチ（塗装剥がれ等はありません）、ボディサイドに小さな線傷のみで、ありがちな打痕等の傷は無く、その他も特筆するようなダメージが無いどころか、あって当然のピックスクラッチすらも見受けられません。またバリトーンスイッチのポジションを示す数字のかすれが全く無いという点、特に色焼けしやすいヘッドインレイやバインディングも新品時のようなクリームカラーをキープし、黄色く変色しやすいスクエアラベルも真っ白です。フレットも当時のフレットレスワンダーの為、出荷時より低目となっておりますが、ほぼ減りは皆無で、今までかなり多くのヴィンテージを見てきましたが、オリジナル状態のフレットレスワンダーを目にするのは今までの経験でも片手で数える程です。また付属品は当時のオリジナルワランティカード、オリジナルのステレオケーブル、ケースキー＆専用袋、極め付けでオリジナルのハードケースまでもが新品同様です。40年前のヴィンテージという点を考慮すればミントコンディションと言っても過言ではありませんが、バックルスクラッチが見受けられるということから控えめにニアミント表記とさせて頂いております。
 
あまりのコンディションに査定している側も興奮してしまいますが、通常の商品ご案内として、スペックに関しては、シンボディ＆センターブロック有りのセミアコ構造となるメイプルボディで、特にこの個体に関してはボディトップ＆バックともにフィギュアドメイプルが採用され、特にトップのフィギュアドは非常に美しく浮かび上がっております。またネックにも塗装の上から確認出来るフィギュアドメイプルで、ボリュートやMADE IN USA刻印など70年代らしいスペックも確認出来ます。その他刻印ナンバードPAF×2、ナッシュビルブリッジ、ブランコテイルピース、Gibson刻印のオリジナルチューナー、そして本モデルの特徴でもあるステレオ仕様など、古き良き時代を感じさせるスペックとなっております。
 
またサウンド面ですが、コンディションが良過ぎて正直サウンドチェックすらも恐れ多い程の気持ちを抱きながら試してみると、まず生鳴りだけでも弾いた瞬間にやっぱりこれはヴィンテージで間違いないと再認識するかのような、奥行きのある味わい深い響きに驚きます。半世紀以上の長い歳月によって結合水（セルロース質に結合している水分）が減少した独特のこなれた”枯れた”トーン、そしてセットネックながら馴染みきったスルーネックのような一体感は現行では絶対に生み出せない奇跡のひとつでしょう。逆に使用頻度が少なかったことによって、ピックアップの出力は全く減衰を感じさせず、枯れたボディと併せて本当に素晴らしいヴィンテージサウンドをアウトプットしてくれます。耳に痛いような弦鳴りではなく、ヴィンテージ個体のボディ＆ネックが奏でる枯れた鳴りを、オリジナルならではの良いブライト感を感じさせます。ピッキングニュアンスによって、弱→クリアで明瞭なトーン、強→倍音を多く含む深みのあるトーンと、なんとも言えない自然で味のあるヴィンテージならでは枯れたサウンドメイキングを堪能頂けるでしょう。コンディションが一番の売りの一本の為、サウンドチェック時は流石に長時間弾いておりませんが、数時間弾き込むことで音が馴染んでワンランクもツーランクもサウンドレベルが上がることを予想させる鳴りが感じられます。またバリトーンスイッチは単純にローカットというだけではなく、ポジションの数字が上がるごとに、よりブライトでフィルターがかったような軽やかなサウンドを作り上げます。出力はステレオですが、モノラルアンプにも対応し、様々な場面やプレイスタイルによって幅広い活躍をしてくれる実戦的なヴィンテージと言えるでしょう。シールドも通常のモノラルシールドでも中間位置にてシッカリと固定されます。
 
数多くの大物ミュージシャンの愛用でも知られる隠れた名機ES-345。1970年代後期の中古相場としては状態によって45～65万円前後が妥当な金額ですが、ここまでのコンディションとなると、通常の楽器店であれば80万円オーバーであっても、ヴィンテージ価値=サウンド+骨董品価値とすれば、納得の金額設定かと思います。ですが、今回こちらこんなにも素晴らしいコンディションの極上過ぎる一本にかかわらず、プレミア価値を乗せない通常相場通りの破格プライスにてご案内させて頂きます。一生自慢出来る家宝クラスの逸品です。お気になりました方は絶対にこの大チャンスをお見逃しなく。
 
★☆Guitar Shop “Antique”has moved to a new big shop 2018.1.1☆★
グランドオープン!! 2018年1月1日に大型新店舗に拡大移転致しました。JR西川口駅より徒歩1分の好立地＆フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース＆試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。
 
“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。また販売商品にご満足頂くだけでなく、買い取りは驚愕の7割買取、下取りは更にアップとなる圧倒的な査定額をご提示させて頂きます。