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Gibson L-00/Blues King 1936年製 Black EX++ Condition No-Crack “Pre-War Vintage”

Gibson L-00/Blues King 1936年製 Black EX++ Condition No-Crack “Pre-War Vintage”

¥0価格

1902年の発表とGibson社における最古のアコースティックシリーズである、Style 0とStyle L。その後Style LのフラットトップバージョンとしてLシリーズが発表されますが、その中でもPre-Warモデルとして扱われるのはL-00、L-0、L-1、L-2、L-C、Nick Lucasの僅かなモデルのみとなります。

 

今回ご紹介させて頂くのはその稀少なプリウォーモデルの中でもBlues Kingの別名を持つL-00の1936年製。(当時は愛称としての別名でしたが1994年にBlues Kingのモデル名となります)更にサンバーストフィニッシュと比べ圧倒的に生産数の少ないレアカラーとなるオリジナルブラックフィニッシュの一本となります。

 

まずウッドマテリアルとしては、アディロンダックスプルーストップ、マホガニーサイド&バック、マホガニーネック、ハカランダ指板&ブリッジが採用されておりますが、現在では手に入れる事の出来ない、どれも本当に素晴らしい材が採用され、更に1世紀近くの歳月によってリアルエイジングされた極上のマテリアルです。その他スペックとしては印象的なオリジナルのファイアーストライプ・ピックガード、オリジナルのオープンバックギアのグローバーチューナーなど稀少なスペックが見受けられます。

 

当時のミュージックシーンを支え、現代に至るまでのGibson社の礎となったサウンドは、音楽の歴史を語りかけてくる素晴らしいヴィンテージトーンを奏でてくれます。非常にシンプルながらもどこか懐かしい味わいのあるサウンドは、”枯れた”という表現がまさにこの事だと感じさせてくれる”いなたい”トーンです。取り回しの良い小さいサイズながらにボリューム面もシッカリとしていて、歳月による楽器の一体感に驚きます。穏やかなトーンは弾き手を誘惑し、思わずスロータッチなブルースやラグタイム系に手が動いてしまいます。

 

またナット幅は約44.5mmとかなり太目のシェイプながら、Vシェイプの形状がシッカリと手にフィットし演奏性を向上させてくれています。また12F部で1弦1.5mm、6弦2.1mmと低目のセッティングとなっており、非常に弾き易くなっております。

 

状態としては全体的な使用感、この年代として仕方ないボディトップの膨らみは若干見受けられますが、あって当然なボディ割れの補修歴すら無く、80年以上となる歳月を考えれば非常に良い状態をキープしております。フレットは6部山程度ですが、今すぐリフレットも必要無く、ヴィンテージとしてはネックのコンディションも良く、トラスの余裕もまだございます。

 

通常のサンバーストの個体ですら、このコンディションであれば60万円オーバーは当たり前かと思いますが、今回こちらレアカラーのブラックに素晴らしいコンディション、素晴らしいサウンドを持った歴史的な一本にも関わらず、まさかの大特価にて御案内させて頂きますので、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。

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