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Gibson Les Paul Custom 1955年製 Black Beauty w/ AlnicoⅤ PU 4.2kg

Gibson Les Paul Custom 1955年製 Black Beauty w/ AlnicoⅤ PU 4.2kg

¥0価格

最初期生産&アルニコPU搭載のブラックビューティ。主要パーツのオリジナル度も高い極上のヴィンテージが入荷致しました。完全当たりの驚愕のサウンドは必見です。

 

Gibson社のフラッグシップモデルであり、もはやエレキギターの代名詞とも言える”Les Paul”モデル。どんなモデルよりも最も有名かつ多くのアーティスト・ミュージシャンに愛用されてきました。1952年の中頃に発表され、翌年1953年の後期には上位機種となるCustomが発表されました。その後1957年の”PAF”搭載や1961年のSGシェイプへの移行などありましたが、1968年にはスタンダード、カスタム共に再生産を始め、その後1972年にはLes Paul Customとして初めてのリイシューモデルLes Paul Custom ’54 Rreissueが発表されます。

 

今回ご紹介させて頂くのはその上位機種レスポールカスタムの市場流通が始まった1954年の翌年となる最初期に生産された1955年製。生産コストの高さから1953後期~1957年初期のみ採用されたアルニコⅤ(P-480)を搭載したヴィンテージブラックビューティ・レスポールカスタムになります。

 

まずそのスペックとしては、ソリッドマホガニーに1Pマホガニーのオールマホガニー仕様。フィニッシュは上位機種としての貫禄を魅せつけるエボニーカラー、通称Black Beautyルック。を選んだ理由としてはレスポール氏はライブなどでのプレイヤーの手の動きが見やすくなるように、当時のGibson社の開発者達としては、当時のジャズシーンにおいてタキシードスーツを着て演奏することが多く、そういったプレイヤーにマッチするように・・・などと多くの説が残されております。また指板材には高級材エボニーを、ハードウェアはゴールドで統一など高級感のある豪華なスペックとなっております。また初期ならではのスペックとしては、ヘッド角は17度(復刻は14度)、ネックの仕込み角は3度(復刻は57度)、チューナーはクルーソン501VXのワッフルバックですが、初期はパーロイドボタンとなっております。またご存知の通り1968年からの再生産ではメイプルトップ/マホガニーバックとなります為、サウンド面でも大きく異なります。その他スペックとしてはABR-1チューンオーマティックブリッジ、アルミテイルピース、フレットレスワンダーフレット、ブロックポジションマーク&スプリットダイヤモンドヘッドインレイは美しい白蝶貝(マザーオブパール)によるインレイワークが施されております。ヘッド裏のシリアルはイエローデイトです。

 

そしてその気になるサウンド面ですが、初期ならではのサウンドの要として、フロントに搭載されたアルニコVピックアップ(P-480)によるものが大きく感じられます。当時レスポール・スタンダードモデルに対して、上位モデルとして発表されるということもあり、Gibson社が最も力を入れたピックアップで、一説にはデュアルモンド社のダイナソニックに影響を受けたとされますが、ソリッドマホガニーとの相性もあって、この時期のジャズシーンをサウンドを以て体感出来る素晴らしいヴィンテージサウンドを放ちます。図太く芯のあるレスポールモデルを更にマホガニーの暖かいサウンドで包み上げ、フロントのアルニコⅤからは、シングル特有のクリアで音抜けの良いファットなトーンを、リアのP-90からはカラっと乾いていながらも特有の味わいをもつブライトなトーンを、この組み合わせによるサウンドは他の年代では絶対に味わえません。また元々サウンドの良い個体だったのか、63年間ガッツリと弾き込まれてきたせいか、この一本に関しては鳥肌が立つほどの素晴らしいサウンドを持った個体となっております。今までに何本か同時期のアルニコ仕様のカスタムを弾きましたが、格が違うと感じさせる極上過ぎる強烈な逸品です。

 

状態としては、サウンドの良さを裏付けるべく、弾き込まれてきたかなりの仕様感は感じられますが、これぞヴィンテージと思わせる風格を持った一本となっております。全身にビッシリと入ったウェザーチェックに歴戦のプレイによる傷跡、経年によるエイジングはレリックでは絶対に再現出来ない本物こそが持つオーラを放ちます。細かなパーツ変更はありますが、メインの電装関係は殆どオリジナルをキープしております。細かく挙げますと、PUは双方オリジナルでリワウンドも無し、ポットは全て1955年製にてマッチ、キャパシタはオリジナルのグレイタイガーを搭載。ブリッジはオリジナルのノンワイヤーABR-1、チューナーはオリジナルで変更歴無し、テイルピースはリプロのゴールド・アルミですが、経年によってオリジナル同様のルックスです。その他ブリッジスタッドをロングタイプに、フレットはミディアムタイプにリフレット、ナットは経年が進んで判断しづらいですが交換されています。セレクタープレート欠損、ポインター欠損、ピックガードはかなり古いものですが交換されております。リペア歴としては、ネック折れなどの致命的なダメージ歴は一切無く、塗装部への部分的なタッチアップ、ネック裏は塗装が剥がれた状態でオーバーラッカー、ヘッドのバインディング補修歴、フロントピックアップはピックアップ高を調整する為のスプリング・ビスホール追加、リアピックアップはオリジナルのザグリ部に木工がはめ込まれており(取り外し可能)、その木工部に高さ調整のスプリング・ビスホールが追加されております。ケースは1960年代後期~1970年代初頭のハードケースが付属致します。

 

生産数の増える1956年以降と違い、19541955年のブラックビューティに関しては、世界市場で見ても常に市場薄となっており、その販売相場も350万円前後が当たり前となりました。状態の良いもので400万円オーバーというのも珍しい話ではありません。今回こちらの一本ですが、主要パーツはオリジナルをキープしながらも、歴戦の傷跡を残したプレイヤーズコンディションとなります為、近年の市場では最もお値打ちとなる破格プライスにてご案内させて頂きます。正直リフィニッシュ個体の相場と変わりません。価格は最安値ながらも、サウンドは同年代でも飛び抜けた最高峰となる極上のヴィンテージ・ブラックビューティですので、お気になりました方は是非このチャンスをお見逃しなく。

 

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