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Gibson Les Paul Standard ’58 (54 Reissue) 1971年製 Gold Top 4.3kg

Gibson Les Paul Standard ’58 (54 Reissue) 1971年製 Gold Top 4.3kg

¥698,000価格

1970年代初頭に僅かのみ限定生産されたプレミアムリイシュー。オリジナル度も高く歴史的にも価値のある一本が入荷致しました。

 

Gibson社のフラッグシップモデルであり、もはやエレキギターの代名詞とも言える”Les Paul”モデル。どんなモデルよりも最も有名かつ多くのアーティスト・ミュージシャンに愛用されてきました。1952年の中頃に発表され、翌年1953年の後期には上位機種となるCustomが発表されました。その後1957年の”PAF”搭載や1961年のSGシェイプへの移行などありましたが、1968年にはスタンダード、カスタム共に再生産を始めます。その後過度期となる様々なスペック変更の後、1975年からは様々なリイシューシリーズが発表され始めます。

 

1971年には後のリイシューシリーズの先駆けとなる稀少モデルLes Paul Standard ‘58が発表されます。カタログ上の生産は1973年まで、一部オーダー等にて1975年が出荷最終年となりました。内容としては、ラップアラウンドブリッジの54スペック&ゴールドトップorサンバースト、チューンOマティックの56スペック&ゴールドトップorサンバーストフィニッシュの4つのバリュエーションが存在します。1990年代後半からは、その仕様と採用された材のクオリティがオリジナルの50年代レスポールに近いことからも価値のあるVintageとして扱われることになり(当時は1970年代の他のギターは中古とされていました)、Player誌やLes Paul Guide誌など多くの雑誌にも取り上げられ、現在では相場が100万円を超えて当然となるまでに高騰しております。

 

今回ご紹介させて頂く一本は、そのLes Paul Standard ‘58の初年度となる1971年製の一本。仕様としては54仕様&ゴールドトップの人気のスペックとなります。

 

まずその人気の高騰を裏付けるスペックとしては、1ピースのマホガニーバックにメイプルトップ&ゴールドフィニッシュ。1ピースマホガニーネックにはヘッド裏のボリュートは無く、ネックジョイントはショートテノンのディープジョイント。6弦ペグポストに5弦がギリギリに通るペグレイアウト(5060sヴィンテージ同様)、そして70年代唯一のスモールヘッドが特徴的な部分となります。(当時のレギュラーモデルは、パンケーキボディ、3Pマホガニーネック、ネックボリュート、ラージヘッド等)※ネックに関してはネックの形状やヘッド角度(14度)等から1968年のレスポールで使用したテンプレートの使用説と、1968年に生産されたネックを利用したなどの説があります。その他としてもピックアップカバーは稀少なエンボスロゴ入り、ベルスタイルのトラスロッドカバーは白の部分が少なく、Gibsonロゴはクローズド”O”スタイル、ブリッジはアルミ&クロームメッキのブリッジ、鼈甲のサイドポジションマーク、カッタウェイのバインディングがメイプルトップの継ぎ目を隠さない細い仕様、ラージネックヒール、クルーソンの2コブリング&ダブルラインDeluxe Gibson刻印入りチューナーなど、このモデルならではの拘りのスペックが多く搭載され、リイシューとしての高い再現度、そして生産数の少ない稀少度からも1968年に発表されたリイシューよりもオリジナルに近く、そしてヴィンテージの価値としても高く評価されております。

 

そしてその気になるサウンドとしては、上記の通りの拘りのスペックとカラマズー工場期の良質な木材が相まって、50年代のレスポールにも負けじと劣らない素晴らしいサウンドを放ちます。1Pボディならではのマホガニーの中低域とメイプルの芯のある張りが、そのままネックに抜けていき、弾き手の体全身までをも震わせます。そして秀逸だと感じさせてくれるのは、この個体のもつ鳴りとP-90ピックアップの相性にこそ顕著に表れます。特にクリーン~クランチは素晴らしく、身体に染み入るような甘く味わい深いトーンには音に溺れてしまうと錯覚するほどです。ジャズやブルース、ブルースロックにはおそろしい程ハマります。とは言っても流石レスポールだと感じさせてくれるのは、ゲイン時にはゴツゴツの骨太なロックサウンドを掻き鳴らし、また違ったキャラクターで魅了してくれます。リイシューと言えども半世紀近くとなる歳月が経過したリアルヴィンテージだからこその熟成された味わいは、近年のギターでは絶対に味わえない本物のサウンドを十分にご堪能頂けるでしょう。

 

またヴィンテージギターとしての気になる状態ですが、ボディバックの大きな塗装剥がれや、年式相応の小傷や打痕こそ見受けられるものの、ボディトップに至っては非常にキレイなコンディションをキープしております。パーツの変更歴としては、フレット&ナット交換、ペグの交換歴(現在はオリジナルに戻されておりますが、エキストラホール有)、テイルピースがオリジナルと同仕様の物に交換(スタッド含む)となりますが、その他は変更歴やリペア歴は無く、サウンドに影響を与える電装関係は全てオリジナル、ネック折れなどのリペア歴も無く、高いオリジナル度となっております。ケースも当時のGibsonロゴの入ったオリジナルハードケースが付属致します。

 

中古相場としては前述でも記載させて頂きましたが、過去販売履歴は100万円オーバー当たり前で、状態の良いものですと120万円前後で取引されております。今回の一本に関しては、上記の通りの年式相応のダメージや若干のパーツ変更があるものの、メインパーツのオリジナル度は高く、また重量が約4.3kgと、この時期としては非常に軽量な個体というのも魅力のポイントです。総合的に見ても現在での市場適正価格で言えば8898万円、当店が他店様よりも安く販売するとしても80万円前後といったところですが、今回まさかの相場を大きく下回る大特価にてご案内させて頂きます。ヴィンテージレスポールの中でも特に稀少度が高く、これからもまだまだ高騰していくと思われるモデルになります。お探しだった方はもちろん、お気になりました方は絶対にこの機会をお見逃しなく。

 

※年式の表記につきましては、シリアルからは60万番台の為19701972年製となりますが、ポットデイトが1971年製の為、1971年製として表記させて頂いております。当時の出荷レコードとしては1971年には20本程度となります為、1972年出荷の可能性もございます。

 

★☆Guitar Shop Antiquehas moved to a new big shop 2018.1.1☆★

グランドオープン!! 201811日に大型新店舗に拡大移転致しました。JR西川口駅より徒歩1分の好立地&フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース&試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。

 

Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。FenderGibsonRickenbackerEpiphoneGretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed SmithSuhrTom AndersonJames Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。また販売商品にご満足頂くだけでなく、買い取りは驚愕の7割買取、下取りは更にアップとなる圧倒的な査定額をご提示させて頂きます。

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