B.C.Rich USA Mockingbird Bass 1983年製 Natural All-Mahogany 4.3kg EX++
オリジナルヴィンテージのモッキンバードベース。ヴィンテージならではの極上サウンドを放つ一本が入荷致しました。
変形モデルのパイオニアとして80年代のHR・HMシーンには欠かせないB.C.Rich。中でも初期物と呼ばれるヴィンテージB.C.Richは人気もさることながらそのサウンドは近年のものとは別格です。
創業者である故Bernie Chavez Rico氏のコンセプトによって高いクオリティを持つヴィンテージB.C.Richですが、そこには厳選された材、カスタムペイント、オールハンドメイドという拘りだけでなく、革新的なヒールレス・スルーネック構造やアクティブサーキットなど様々なアイデアが盛り込まれています。
今回ご紹介させて頂くのは、本家USAメイドのオリジナルヴィンテージ1983年製の一本。今やB.C.Richのフラッグシップモデルとなるモッキンバードの稀少なパッシブスタイルとなるスタンダードベースになります。
まずそのスペックとしては、ボディ、ネック共に良質なマホガニーを採用した王道のオールマホガニースタイル。サウンドとプレイアビリティ双方を唯一無二のものとしたヒールレス・スルーネック構造を採用。指板材には杢目がキッチリ詰まり黒のコントラストが非常に強いローズウッドにパーロイドのドットポジションマーク。その他スペックとしてはバダスブリッジにグローバー・オープンギアチューナーなどが挙げられます。
そして気になるサウンドとしては、最もベーシックなパッシブのスタンダードスタイルのピックアップ&コントロールを採用。サウンド傾向としてはこれぞ”ロック”と感じる力強く奥行のある極上のヴィンテージトーン。ヴィンテージのディマジオPUはハイゲインアンプとの相性は抜群で、ドライブサウンドの中にもツヤがある深いトーンは近年物では決して味わえない”本物”だからこその素晴らしいサウンドです。またスルーネック構造ならではのロングサスティーンは本機ならではと言っても良いでしょう。
気になるコンディションとしては35年間の歳月をシッカリと弾き込まれてきたことを感じさせるヴィンテージコンディションで、バックルスクラッチや打痕などの傷は多く見受けられるものの、年式を考慮すればエクセレントコンディションと言える状態となっております。またリペア歴&パーツ類の変更としては、ポット交換とストラップピン交換、ネックエンドにストラップピンの増設跡(現在はシッカリと穴埋めリペアされております)が見受けられますが、その他ピックアップはもちろんフレット&ナットを含むオリジナルコンディションをキープ。意外と残っている事の少ないオリジナルのブラックトーレックスケースも付属致します。
1983年までとされる本家USAメイドのヴィンテージB.C.Richはその生産数の少なさからも高いプレミア価値がつき現在今なお高騰を続けております。同年代のモッキンバードベースにしても、相場としては40~60万円が当たり前となっておりますが、今回ご案内させて頂く一本はシンプルなパッシブのスタンダードモデルですが、逆に稀少価値の高いレアスペックとなっております。今回グランドオープンセールは終了してしまいましたが、こちら国内・海外相場、そして過去の販売歴から見ても大幅に金額を下回る大特価にてご案内させて頂きます。お気になりました方、またとないチャンスですので是非どうぞこの機会をお見逃しなく。