Bizen Works Burned Standard 2022年製 59 Sunburst /Black BZF /H-Maho

Bizen Works Burned Standard 2022年製 59 Sunburst  /Black BZF /H-Maho w/The Mule PU 4.03kg N-Mint “Special Order”
楽器店オーダーの特別な一本。極上トップ、真っ黒なハカランダ、ホンジュラスマホガニー、Barenuckle The Muleを搭載したワンランク上の一本が、ほぼ未使用の極上ニアミントコンディションにて入荷致しました。
 
神田商会 Zemaitis Custom Shopの工場長を務め、様々なミュージシャンモデルや生産ラインを樹立したマスタービルダー坂本 行宏氏。20年のキャリアを持ち立ち上げた自社ブランドBizen Works。そのフラッグシップモデルとなるGrainシリーズはカタログスペックを持たないセミオーダー品にて、ヴィンテージサウンド＋αを確立。拘りの厳選材と技術＆経験によるクオリティは、創立後間もないものの、既に多くの有名ミュージシャンに愛用され、瞬く間に高い知名度となっております。
 
今回ご紹介させて頂くのは、島村楽器よりBizen Worksの坂本氏へ直接オーダー依頼をかけたスペシャルオーダーのレスポールタイプBurned Standard。特に厳選された極上材の採用、Bareknuckle The Muleピックアップを採用した、サウンド＆ルックス共に通常ラインとは別格となる一本。更に前ファーストオーナー様がコレクション目的にて購入された為、新品販売時と殆ど変わらない極上ニアミントコンディション品となります。
 
まずその”特別”とも言えるスペックとして、レスポールモデルの顔ともなるボディトップには、Bizenの所有するストック材の中でも厳選された美しい杢目のカーリーメイプルをチョイス。3D感のかなり強いギラギラのフィギュアドフレイムは非常に美しく、また縦ラインに走る木材そのものの杢目がシッカリと浮かぶ芸術的な材となっております。その杢目を生かすべく、フィニッシュカラーはモダンで鮮やかなカラーリングではなく、ヴィンテージに忠実な59 Sunburstカラーを採用。新品販売時のカラー表記は59CH（1959 Cherry Sunburst）となりますが、実際には赤がフェイドしたティーバーストのような深みのある渋い色合いにて、言うまでもなくトップのフィギュアドとのマッチングは抜群です。続いてボディバック＆ネックにはヴィンテージレスポール同様となるホンジュラスマホガニーが採用されておりますが、こちらも見ただけで感じるギラつきのある素晴らしい材が採用されており、またフィニッシュも鮮やかな赤ではなく、雰囲気のある若干のフェイドを意識したチェリーカラーにて仕上げられております。そして指板にはプレミアムウッドとなるハカランダ（ブラジリアンローズウッド）が採用されますが、実際に間近で見てもエボニーかと思える程の真っ黒なコントラストかつ、よく見るとハカランダ独特の”うねり”を持ち、杢目自体もしっかり詰まった最高峰の材が採用されております。またこちらのモデルについては坂本氏の拘りが多く採用されており、オールラッカーフィニッシュ、ハイドグルー（ニカワ）接着、チューブレストラスロッド、625mmスケール、17度のヘッドアングルが採用され、ヴィンテージレスポールへの敬意と、サウンド向上の為の一切の妥協無い熱い思いが伝わってきます。また近年の同モデルにあるスティンガー仕様では無い点も、ヴィンテージレスポールファンには嬉しいポイントです。
 
そしてその気になるサウンドですが、通常の同モデルの搭載ピックアップとは違い、オリジナルPAFの復刻ピックアップの中でもズバ抜けた再現度と高い人気を誇るBareknuckle社のThe Muleハムバッカー×2を搭載し、採用材のポテンシャルを余すことなく発揮したオリジナルバーストサウンドに迫る極上のサウンドをアウトプットします。良いレスポールのサウンドを文章にすれば、それこそありがちな言葉になってしまうのを踏まえた上でご説明させて頂くと、まずレスポール特有のローミッドはズ太くありつつも芳醇な倍音を多く含み、太目のネックシェイプが故の、立体的な太さを残したまま抜けるサスティーンや音の広がりは堪りません。芯のあるウォームなサウンドながらもエッジ感がシッカリと感じられます。またハイは煌びやかなツヤのあるサウンドながら決して耳に痛くなく、繊細なピッキングニュアンスをもシッカリと再現。一面テレキャスターのようなアタック感やレスポンスの速さはプレイするに非常に心地よく時間を忘れてしまいます。そしてとにかくサウンドバランスが良くどのポジションでも最高のレスポールサウンドがご堪能頂けます。クリーン～クランチでの魅了するトーンも良し、オーバードライブでの咆哮とも感じる咽び哭くギラつきも本当に素晴らしいサウンドです。またオリジナルPAFよりもエフェクトのノリが良くヴィンテージサウンドを愉しみながら、自由なサウンドメイクを生み出すことが出来るという点もレスポールファンには堪らないポイントです。
 
最後に状態としては、こちら前ファーストオーナー様がコレクション目的にてご購入された為、新品購入後に加えられたダメージは皆無。細かく神経質に見渡せば、まずピックガードやバックパネル、トラスカバー等のプラスティックパーツは全てVOSパーツのようなスレ・スクラッチが多数入れられており、こちらは出荷時からとなります。その他ダメージと呼ぶような大きなダメージは一切ありませんが、ボディバックにペン先で付いたような極小・極浅の打痕、ピックガード上のホーン部に僅かな薄スレが見受けられますが、こちらは新品販売時の保管や試奏等の際についたものかと思われます。また言われなければ気付かないレベルながら19F部に指板の補修跡のようなものがあり、こちらはフレットの下となる点より、製作段階においてフレットを打ち込む前に補修をしたのではないかと予想されます。演奏面としてはネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もしっかりと残っており、フレットも減りの見られない99%コンディション、付属品もワランティ等の書類関係、オリジナルハードケースが付属致します。状態表記として、新品販売時と比較するのであれば完全新品同様のミント品となりますが、あくまで現状を見させて頂きました上で、上述の通り極僅かながらマイナスと思われる部分がありました為、控えめにニアミント表記とさせて頂いております。
 
新品販売時の価格は705,100円と通常モデルよりも高額ながら、その価格差を遥かに超えるサウンドとルックスを誇る極上の一本です。またレギュラースペックにてハカランダを採用するのも最後となっており、コロナ禍や円安の影響による楽器業界全体の高騰も考慮すれば、今後同スペックにてオーダーした場合には少なくとも80万円オーバーになるかと予想されます。今回こちら他とは一線を画す本当に素晴らしい一本かつ、上述の通り新品販売時と大きく変わらない極上ニアミントコンディション品ながら、前ファーストオーナー様からのご厚意もあり、非常にお値打ちな価格にてご案内させて頂く事となりました。ワンランク上のレスポールモデルをお探しの方は是非この機会をお見逃しなく。
 
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JR西川口駅より徒歩1分の好立地＆フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース＆試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。