Bizen Works Grain F-Hole Hollow 2020年製 Royal Olive Burst Near-Mint 3.37kg
Bizen Works Grain F-Hole Hollow 2020年製 Royal Olive Burst Near-Mint 3.37kg “Jacaranda & Cuban-Mahogany”
今ではオーダー不可・入手不可のオプショナル極上ウッド&レアなホロウスペック。公式ホームページにも掲載されている極上サウンド&ニアミントコンディションの至高の一本が入荷致しました。
神田商会 Zemaitis Custom Shopの工場長を務め、様々なミュージシャンモデルや生産ラインを樹立したマスタービルダー坂本 行宏氏。20年のキャリアを持ち立ち上げた自社ブランドBizen Works。そのフラッグシップモデルとなるGrainシリーズはカタログスペックを持たないセミオーダー品にて、ヴィンテージサウンド+αを確立。拘りの厳選材と技術&経験によるクオリティは、創立後間もないものの、既に多くの有名ミュージシャンに愛用され、瞬く間に高い知名度となっております。
今回ご紹介させて頂くのはそのGrainシリーズより、他モデルと比べても極端に製作数の少ないレアモデルとなるGrain Hollowモデル。個人オーダーではなく、楽器店によりオーダーされた特別な一本にて、今や世界的にも枯渇しており、輸入規制により入手の難しいハカランダ(ブラジリアンローズウッド)材や、別名”赤い宝石”と呼ばれる幻のキューバンマホガニーが採用された、今ではオーダー不可となる現在考え得る最高峰のウッドマテリアルによって製作された特別過ぎる一本。更に前ファーストオーナー様がコレクション重視にて大切にされてきた、極上ニアミントコンディションをキープした、まさに至高と呼ぶに相応しい一本になります。
まずそのスペックですが、ヴィンテージのレスポールスペシャルに代表されるフラットトップ&セットネック仕様、シングルカッタウェイのGrainモデルをベースに、F-Holeが施されたホロウ構造。ボディには現在ではオーダー不可となる幻のキューバンマホガニーを贅沢にも1Pにて削り出しのセミホロウ構造とし、ボディトップにはホロウスタイルと極めて相性の良い厳選された極上のスプルースをラミネイト。フィニッシュカラーには1960年代のEpiphone Sorrentoのフェイドカラーを意識した特注カラーとなるRoyal Olive Burstにて仕上げられ、更にはボディ外周にブラックラインのアクセントが施されております。またピックガードにあたる部分は一般的なビスマウントのプレートではなく、コントラストが強く美しい独特の杢目を持ったハカランダ材をインレイワーク同様となる形状に合わせてトップ材を削り嵌め込んだ工法を採用した贅沢な造りとなっており、併せてこちらもブラックのアウトラインが施されております。続いてネックにもボディ同様となるキューバンマホガニーを1Pにて採用し、こちらの材も素晴らしい杢目取りかつフィギュアドライクなギラつきも魅せる最高峰の材が採用されております。ネックシェイプはBizenオリジナルの拘りの形状にて、しっかりとした太さがありながら絶妙な厚みにて、どのポジションでも握り込みやすい素晴らしいシェイピングとなっております。太さイメージとしてはGibson 1959レスポールモデルのシェイプよりも僅かに握り応えがある印象ながら、手に馴染むマッチ感は各段に上となっております。そして極め付けには指板材に杢目の激しいフィギュアド・ハカランダが採用され、色濃いコントラストの中に独特の”うねる”ような杢目が走る最高峰の材が採用されております。またヘッドの突板、トラスロッドカバー、セレクターチップ、ペグボタン、ブリッジ、コントロールプレート、セレクター部のコントロールプレート等、他のウッドパーツにも全てハカランダが採用されており、コントロールノブは異なるコントラストのハカランダ材にて製作されております。その他としては、ABR-1タイプのチューンOマティックブリッジ、美しいパールのパラレログラム指板インレイ、Gotohチューナー等が挙げられます。細部スペックとしてはミディアムスケールとロングスケールの中間となる所謂PRS規格となる635mmスケール、ナット幅は約 43.5mm、指板Rは10”~12”のコンパウンドラディアス、ミディアムジャンボ22F仕様、ボディバックは美しいカーブのコンタード加工、独自形状のヒールレスカット、指板サイドの丁寧なロールド仕上げ等々、細部まで一切の妥協の無い極めて高い完成度を誇ります。
そして気になるサウンドですが、軽いストロークひとつで驚く驚愕の鳴りに驚かされます。サウンドの要となるキューバンマホガニーは、一般的なアフリカンマホガニーやホンジュラスマホガニー等のその他のマホガニーとは大きく異なる圧倒的な高い密度を持ち、サウンドに与える恩恵は計り知れません。勿論ホロウ構造による鳴りがありながら、弦鳴りを余すことなく拾い上げる濃密なボディ振動は、心地よくネックに伝わりヘッドの先まで抜けていき、生鳴りだけでも他とは完全に別格と感じさせるクオリティの高さが感じられます。また出力面においても、搭載されたピックアップはオリジナルのVintage Customピックアップにて、その出力はヴィンテージGibsonを意識したかのような、枯れた味わい深い素晴らしいトーンをアウトプットします。煌びやかで艶のある美しい高音域から、密度が高く倍音感を多く含む豊かな中低音域、適度な空気感とバランスも非常に良く、特にジャズやロックには溶け込むようにハマります。他ブランドでも同様のセミホロウ構造のモデルは多々ございますが、まさに唯一無二と言える最高のサウンドをお愉しみ頂けるかと思います。
最後に状態としては、こちらファーストオーナー様がコレクション重視にて大切に保管されてきました為、目立ったダメージの無い極上ニアミントコンディションをキープ。ボディバックの中心より下の部分とセレクターコントロールプレートに光にかざして見えるレベルの激薄のスレが見受けられる程度で、ありがちなピッキングスクラッチすら見受けられません。その他経年によりピックアップカバーにくすみ、ブリッジ下に僅かな塗装痩せが見受けられる程度で、新品時と比べても殆ど変わらない極上コンディションです。演奏面においてもネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もしっかりと残っており、フレットは極々僅かな減りのみの95%コンディション。付属品についてもワランティやスペックの入った認定書(坂本氏サイン入り)、専用工具が付属致します。ケースももちろんブランドロゴの入ったオリジナルのハードケースが付属致します。(ケース上面に他のケースの脚跡が見受けられます。)
同モデルとなるGrain Hollowモデル自体の生産数が少なく明確な相場こそございませんが、通常のマホガニー&ローズウッド等のスペックでも実勢新品価格は70万円前後、今回の一本についてはボディバック&ネック共に1Pのキューバンマホガニーを、指板だけでなく全てのウッドパーツにハカランダを採用した贅沢の極みとなる最高峰スペックにつき、もちろん今では同スペックにてオーダーすら出来ませんが、仮に出来たとしても3桁前後となるのは必至です。今回こちら極めてレア&豪華な一本かつ極上コンディション品ながら、前ファーストオーナー様からのご厚意もあり、非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂くとなりました。二度と手に入らないと言っても過言では無い逸品ですので、お気になりました方は是非この最後のチャンスをお見逃しなく。
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“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。