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Ed Claxton Guitars The EM-C 1999年製 Adirondack Spruce

Ed Claxton Guitars The EM-C 1999年製 Adirondack Spruce

¥0価格

1972年にテキサス州オースティンに工房を構え、一時期はギター製作から離れますが、1994年以降はカリフォルニア州サンタクルーズにて工房を構えるEd Claxton Guitars。厳選された材と一切の妥協を許さない完全ハンドメイドの高いクオリティにて製作されるギターは、他には無いエドクラクストンならではの極上サウンドにて多くのアーティストを魅了し続けます。オーナールシアーであるEd Claxtonの頭文字”E”と奥さんのMargieの頭文字”M”から付けられたフラッグシップモデルEMモデルを中心に製作を行い、年間の製作本数は僅かに15本程度、国内入荷はその内1~2本、その全てが即完売という高い人気を誇ります。ルシアー界の中でも非常に評価は高く、特にフィンガースタイルプレイヤーには絶大なる支持を受け、業界一とも称される世界トップレベルの凄腕ルシアーです。今回ご紹介させて頂くのは、そのフラッグシップモデルとなるThe EMシリーズのカッタウェイモデル。1999年に製作された初期物かつ当時の日本正規代理店となるKakuta Corporation購入の正規輸入品になります。まずそのスペックとしては、ボディトップにはかなりシッカリと杢目の詰まった極上のアディロンダックスプルースを採用。縦ラインの杢目だけでなく、横ラインにも、まるでカーリーコア材のようなフィギュドが浮かび上がります。続いてボディサイド&バックにはEMモデル然りEd Claxtonが意図するサウンドを生み出すブラジリアンローズウッドを採用。美しい色合いにシッカリとした黒い杢目、そしてフィギュアドフレイムも浮かぶ極上材となっております。フィギュアドの度合いについてはボディバックは角度によって薄ら見えるレベル、ボディサイドは薄いながらもビッシリと浮かんでおります。当時はそういったオプションがありませんでしたが、現行モデルで言えばPremiumグレードに値する素晴らしいウッドマテリアルを誇ります。ヘッドの突板も同様にブラジリアンローズウッドとなります。ネックには密度の高い上質なホンジュラスマホガニーを美しい柾目取りにて採用し若干薄めのプレイアビリティの高いCシェイプを採用。指板&ブリッジにはシッカリと杢目の詰まった良質なエボニー、サウンドホールには美しい発色のアバロンを始めとする芸術性の高いマルチリングロゼッタが施され、ボディトップ&バック&ヘッドはマルチウッドバインディング仕様となっております。その他としてはエボニーボタンのシャーラー製チューナー、14Fジョイント20F仕様、それぞれ実測にてナット幅は約45mm、スケールは約644mm、サドル上の弦間は約57.0mmとなっております。またボディ内ラベルは”Ed Claxtonサイン”、”EMC”、”#18/71”の記載、ボディトップ材の裏には”Ed Claxtonサイン”、”EM”、”#18/71”、”1999”の記載が確認出来ます。そして気になるサウンドですが、今まで経験してきたどのアコースティックギターとも違う、まさに別格、次元の違う極上過ぎるトーンに鳥肌が立つ程の感動を覚えます。高域は煌びやかで美しい旋律の中にシッカリとした芯が一本通っており、単音で爪弾いただけで”音楽”になるような最高のメロディラインを、中域はブレーシングの良さを一番分からせる大量の倍音感を感じさせ、サウンドホール内で幾層にも熟成された”こなれた”トーンを、低域はズシンと響くウッドベースのような力強さを持ちながら音の輪郭がぼやけず、全体をまとめあげながら、ロングサスティーンと共に空気中に溶けていき心まで響かせます。立体的な圧倒的な音の深みと非常に美しい粒立ち揃った旋律は、フィンガー系のギタリストの方からの絶大な支持を得ているという事が明確に分かりますが、各弦ごとのバランス感も素晴らしく、コードストロークでもオーケストラのような和音の一体感を感じさせるアコースティックギターの頂点と言っても過言では無い本当に素晴らしい一本です。状態としては、こちら1999年製と既に22年以上の歳月が経過しておりますが、それを全く感じさせない素晴らしいコンディション。探してみれば見つかるレベルの細かなスレや、僅かなスクラッチ、浅い当て傷程度は見受けられますが、ありがちなバックルスクラッチや木部に至る目立った打痕等も無く、年式を考慮すればニアミントと呼ぶに相応し極上コンディションとなっております。プレイ面としてもネックコンディションは良好で、フレットも大きな部分減りも無く9部山以上残っております。パーツ類の変更点も無いフルオリジナル品でクラック歴、リペア歴もありません。新品付属品となるサウンドホールを加工した際に出来た材(ブランド名、モデル名、シリアル入り)が付属し、ケースはオリジナルのハードケースが付属致します。(ケース内に経年による部分変色が見受けられます。)Ed Claxtonが誇るフラッグシップモデル”The EM”。市場に出ても全てが即完売となってしまう為、明確な販売相場こそありませんが、今までの販売履歴としては150~200万円前後。こちらの一本に関してはアディロンダックスプルース&フィギュアドの入ったブラジリアンローズウッド仕様となる極上ウッドマテリアルかつ、異次元レベルの究極サウンドを持った一本です。今回前ファーストオーナー様からのご厚意もあり、相場の下限すらも大きく下回る非常にお値打ちな破格価格にてご案内させて頂く事となりましたので、お探しだった方はもちろんのこと、お気になりました方は絶対にこの大チャンスをお見逃しなく。※ボディトップ材については、ファーストオーナー様が当時の正規代理店であったKakuta Corporationにて購入される際にアディロンダックスプルースと説明を受けて購入されておりますが、こちらでアディロンダックスプルースと判断させて頂きました点としては、杢目の幅が狭いビッシリと詰まった杢目ながら広い部分もあり、杢目のラインが滲みや赤味を帯びた色合いである事、またサウンド傾向も力強く奥行のある倍音感、低音から高音までレンジが広く感じられます。特に低音のズシンと響くブライトな音色はシトカでは難しく、総合してアディロンダックスプルースと判断しておりますが、ヴィンテージを含む良質なアディロンについてはシトカ同様に杢目の幅が狭いものもあり非常に判断が難しくなっております。現在製作者であるEd Claxton Guitarsへコンタクトを入れておりますが、おそらくコロナの影響もあり現在営業をしていないのか、返答が無い状態です。現時点ではトップ材を確定してのご案内出来なくなってしまいます為、こちらの点を絶対的に重視されます方は、ご来店の上で直接商品をお手に取って頂き、ご確認頂きましてからお買い求め頂けますようお願い致します。

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