Epiphone E-352T Windsor 1962年製 Sunburst EX+ Condition 2.3kg Full-Original
激・激・激鳴りの驚愕ヴィンテージ。世界的な市場で見てもまず見つからない激レアモデル。ペグ以外はフルオリジナルにて入荷致しました。
その前身は1800年代から続き、Fender社・Gibson社を遥かに凌ぐ長い歴史を誇るEpiphone社。ワウペダルや電子チューナー等の開発など、楽器業界に革新的な功績を残してきました。
今回ご紹介させて頂くのは、Gibson社買収後の1959年に発表され、カラマズー工場にて1962年までの僅か4年の間に極少数のみ生産された激レアモデルE-352T Windsorの1962年製になります。
まずそのスペックとしては16 3/8インチ、アーチドのシンボディ&フルアコ構造、ボディ材は薄らとフィギュアドの浮かび上がるメイプルに、ティーバーストに退色したサンバーストフィニッシュ。ホンジュラスマホガニーネック&ハカランダ指板と、ヴィンテージならではの贅沢なウッドマテリアルとなっております。その他スペックとしてピックアップにはオリジナルのミニハムPAF、ハカランダブリッジ&サドル、トラピーズテイルピース、”E”ロゴの鼈甲ガード、オーバルポジションマーク、ゴールドハードウェア、アバロンであしらわれた旧ロゴなどが挙げられます。
そして何より特筆させて頂きたいのはこの驚愕のサウンドでしょう。まず生鳴りから本当に驚かされます。軽量かつ薄いシンボディからは到底想像も出来ないほどの強烈なヴィンテージサウンドが放たれます。歯切れ良く”枯れた”という表現が良く合う味わい深く大きな鳴りはヴィンテージが生み出す奇跡をサウンドとして十二分に感じさせてくれます。また独特のフィードバックを生み出す空気感やロングサスティーンは仮にこのモデルを復刻したところで絶対に同じ感動は味わえないと断言出来ます。あまりにも稀少なモデルの為、比較材料がありませんが、本当に素晴らしい鳴りをもったヴィンテージです。またピックアップとの相性も抜群で、アンプからの出音も堪りません。リヴィエラ等にも採用されるトレブリーな特性をもつミニハムバッカーですが、箱物の美味しいところをシッカリと拾い上げ、かつぼやけがちな輪郭を整え、ジャズやブルース、ブルースロック、カントリー、ロックンロールと幅広いジャンルで活躍する秀逸なサウンドとなってアウトプット致します。
状態としては55年という途方もない歳月が経過している割には状態良く、美品と呼ぶに相応しいコンディションをキープ。全体的に入った細かなウェザーチェッキングや若干の使用感、塗装の退色等はヴィンテージとしての雰囲気を向上させています。パーツ類はフレット・ナットを含めてオリジナルをキープしておりますが、ペグのみリイシューパーツへと変更されております。プレイ面ではネックコンディションも良く、トラスの余裕もあり、フレットも約6部山とまだまだ現役です。
国内ではここ数年市場にすら出てこなかった激レアモデル。海外市場でも確認出来るのは僅かのみで、それでも25~30万円前後となります。今回こちらの商品ですが、相場通りの金額でお値打ちとは感じられないかもしれませんが、一回弾いてみて頂ければ”超お値打ち”だと感じて頂ける程の、メチャクチャに鳴る一本です。本当に良い音のヴィンテージをお探しの方、絶対に後悔しない素晴らしい逸品です。店舗で販売する前に個人的に買ってしまおうかと本気で悩んでいるスタッフがいるぐらいです。過剰に褒めているように思われるかもしれませんが、それでも足りないと思ってしまうほどです。早い物勝ちならぬ弾いたもの勝ちです。お気になりました方は絶対にこの機会をお見逃しなく。