Fender Bullet S3 1983年製 Olympic White 2.9kg “Full-Original & Near-Mint”
1981年にストラトキャスターとテレキャスターを合わせたモデルとして発表されたBullet。その生産は僅かに1983年までの3年間のみとなり、最終期となる1983年には通常のブラックカバーの2シングルモデルに加えて、H1(ハムバッカー×1)、H2(ハムバッカー×2)、S2(ホワイトシングルコイル×2)、S3(ホワイトシングルコイル×3)がラインナップされました。
今回ご紹介させて頂く一本はBulletシリーズの中でも断トツ高い人気を誇るS3モデルのオリンピックホワイト。ポットデイトは1982年26週ですが、ラインナップ時期から1983年製となる一本になります。
まずスペックとしてはストラトキャスターライクなボディシェイプにテレキャスター同様のヘッドシェイプ。ネックは1Pメイプルとなりますが、とてもステューデントモデルとは思えないフィギュアドの浮かび上がる素晴らしい材が採用されております。ピックアップには本モデルオリジナルのホワイトカバーのシングルコイル×3を搭載、そこにコントロール&5wayセレクターだけでなくジャックまでもピックガードと一体化させたシンプルスタイル。ブリッジは6サドルの裏通しを採用。その他F刻印のジョイントプレートやFキーチューナーなどが挙げられます。
気になるサウンドとしてはステューデントモデルとは思えない、王道のヴィンテージフェンダーサウンドをシッカリと継承しており、軽量ながらも甘く広がるクリーン、ストラトライクな攻撃性とテレキャスのようなアタック感も感じられ、見た目からは想像しにくい実戦的なサウンドが魅力です。クリーン~クランチでも良いですが、軽く歪ませた際のハーフトーンは非常に秀逸で、本モデルならではのトーンを十二分にご堪能頂けます。
またこちらに関しては非常にコンディションも素晴らしい一本となっております。全体的にホワイトの色焼けやパーツ類の若干の経年変化こそあるものの、34年の歳月を考慮すればニアミントと呼ぶに相応しい極上のコンディションをキープ。またフレット・ナットを含む全てのパーツはオリジナルのままとなっており、当時のタグ類も付属し、ケースも純正のFenderロゴ入りのハードケースとなっております。またプレイにあたってのネックコンディションは良好で、トラスの余裕も有り、フレットも7部山以上残っております。最終フレット(21F)の下に1~4弦までのフレットが追加されております。(こちら外してリペアする事も可能です。)
3PUバージョンのBulletに関しては常に市場薄となる人気モデルです。現在国内市場にはございませんが、変更点があり状態の劣るものでも12~13万円ほどになります。今回極上のニアミントコンディションに加えフルオリジナルの素晴らしい一本の為、通常であれば15~16万円当然かと思いますが、只今当店アニバーサリーセールの最終期として、大特価でのご案内とさせて頂きます。セール期間は残り僅かとなりますので、お探しだった方は是非このチャンスをお見逃しなく。