Fender C/S 60’s Stratocaster Vintage White over 3TSB /H-Relic w/AAA Dark RWFB

Fender Custom Shop 1960’s Stratocaster 2017年製 Vintage White over 3TSB /Heavy Relic w/AAA Dark RWFB “80's HR Modified”
激渋のマルチレイヤー＆ヘヴィーレリックモデルをベースに80年代ロックフリークを彷彿させる実戦的モディファイが施された逸品が、ほぼ未使用の極上美品コンディションにて入荷致しました。
 
言わずとしれたFender社のフラッグシップモデル、”ストラトキャスター” 1954年の発表から現在に至る60余年の間、非常に多くのミュージシャン、ギタリストに愛用され続け、もはやエレキギターの代名詞とも言えるモデルと言っても過言ではありません。
 
今回ご紹介させて頂く一本はFender社の上位ラインであるカスタムショップから特に優秀なクラフトマンのみで製作されるTBC（チームビルドカスタム）シリーズより、特に人気の高いスラブ期のストラトを復刻させた1960’s Stratocasterをベースに、80年代ロックフリークを彷彿させる実戦的モディファイが施された逸品。全ファーストオーナー様がコレクション目的とされていた為、実使用における使用感は殆ど無い極上美品コンディションの一本になります。
 
まずそのスペックとしては、ボディ材にはカスタムショップグレードの良質なアルダーを採用し、王道の3トーンサンバーストの上に経年変化したオリンピックホワイトカラーを意識したヴィンテージホワイトカラーにて仕上げたマルチレイヤー仕様。更にそこにレリクモデルの最上位グレードとなるヘヴィーレリック加工が施されます。全体的にビッシリと入ったウェザーチェッキングの再現、また何十年も弾き込まれてきた個体を意識したエイジドワークは、経年により下のサンバーストが顔を出す塗装や、使用に伴う打痕やスクラッチ等をリアルに再現しており、ヴィンテージ顔負けの激渋のルックスとなっております。続いてネックには多くのマスタービルダーも採用するヴィンテージにならったフラットソーン（板目取り）のメイプルが採用されますが、各所にフィギュアドライクなワイルドなギラつきを魅せる素晴らしい材となっており、こちらもボディ同様にエイジド加工が施されております。指板にはAAAグレードの非常にコントラストの強いローズウッドが採用されており、ヴィンテージルックスを引き締めると共にサウンドへも大きな恩恵を与えてくれます。その他の基本スペックとしては、11点留め＆3Pのミントグリーンガード、スモールヘッド＆スパゲティロゴ、FENDER刻印のシングルラインクルーソンチューナー、羽根型ストリングガイド、ドットポジションマーク。細部スペックとしては、SANKO 6105サイズのミディアムフレット、60Style OVAL “C”シェイプ（.790”-.930”）、9.50”ラディアス、ボーンナットの1.65”幅、ネックエンド側トラスアジャスト等が挙げられます。
 
元々素晴らしいモデルながら、こちら前ファーストオーナー様によって、80年代のロックフリークを彷彿させる、より実践的かつロックなルックスへのモディファイが施されております。まずピックアップはSSSレイアウトからSSHレイアウトへ、ブリッジはシンクロナイズドトレモロよりフロイドローズへ換装され、もちろんリセス加工＆ロックナット仕様となります。また正直言われても気付かない高い技術レベルにて、指板が21F仕様からツバ出しの22F仕様へと延長。更にコントロールは通常の1Vo&2Toneより、1Vo&1Toneにモーメンタリのキルスイッチが搭載され、HR/HMユーザーの方には分かるモディアファイ内容となっております。
 
そしてその気になるサウンドですが、まさにHR/HMの為の一本と感じさせる80年代ロックフリークを意識した、攻撃的なサウンドに圧倒されます。ピックアップはフロント＆センターはオリジナルにて69StratoとFAT 50’s、リアはSeymour DuncanのAntiquityハムバッカーを搭載したSSHレイアウト。総重量が約3.64kgとフロイドを載せたことを差し引いても若干重めの個体が故に、チープで線の細いストラトのイメージは一切無く、ローミッドを主張する力強さを感じさせます。高域はドライブの際にも輪郭の潰れない煌びやかかつエッジ感のある芯のあるトーンを、中域は抜群の倍音感と独自のフィードバックを、低域は”当たり”のストラトにしか出せない甘さと太さを兼ね備えた鳴りを誇り、特にロックなギターリフには堪らないサウンドを愉しめます。またフロイドならではの安定したチューニング精度とフレキシブルなプレイアビリティは、この仕様ならではと感じさせてくれます。良質な材と高い組み込み精度が伺える素晴らしい音抜けと、ロングサスティーンもプレイヤーの方には嬉しいポイントです。
 
最後に状態としては、こちら上述の通り多くのモディファイが確認出来ますが、前ファーストオーナー様の趣旨としてはコレクション目的となり、元々がヘヴィーレリックモデルにつき正確な判断こそ難しくありますが、使用に伴うダメージはほぼ無く、フレットも目立った減りや凹み無く95%以上となっております。通常であればミント～ニアミントクラスのコンディション表記ながら、あくまで新品出荷時と比べてモディファイ（PUキャビティザグリ＆FRT換装の木部加工）という手が加えられております為、美品表記とさせて頂いております。付属品としては、認定書、スペックシート、それらを収納するレザーケースをはじめ、タグ類、交換前の一部のオリジナルパーツ（画像参照）、ケースはオリジナルはブラウントーレックスになりますが、こちらは持ち運びに便利なCustom Shop製のギグバッグへと変更されております。
 
昨今のコロナ禍による生産本数の減少、加えて凄まじい円安の影響もあり年々高騰を続けるFender Custom Shop。こちらのモデルについては元々が上位ラインとなるヘヴィーレリックに加え特別なマルチレイヤーフィニッシュのモデルながら、それを贅沢にも80’sロックフリークライクへとモディファイが施された分かる人には堪らない特別な一本。現在のヘヴィーレリックモデルの相場感としては60万円オーバー当然となっておりますが、今回こちら前ファーストオーナー様からのご厚意もあり、モディファイについてはあくまで手が加えられたマイナスとして考え、販売価格を個人売買すらも下回るかと思われる特別価格にてご案内させて頂く事となりました。この仕様をお探しの方はかなり多いかと思われますので、お気になりました方は是非このチャンスをお見逃しなく。
 
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“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。