Fender C/S Nocaster Vince Cunetto Relic Neck & John English White Blonde Body
Fender Custom Shop 1950 Nocaster Vince Cunetto Relic Neck & John English White Blonde CC Body 3.15kg “Dream Component”
エンボスロゴの初期レリックとして有名なカネット・レリックのNocaster NeckにJE&JCQA刻印、ジョン・イングリッシュ製作のホワイトブロンドボディとなる夢のコンポーネントギターが入荷致しました。
Fender社において最も歴史が長く、ソリッド・エレキギターの原点であり、今も昔も多くのミュージシャンに愛用される王道”Telecaster” 前モデルとなるBroadcasterからNocaster、そして1952年にTelecasterのモデル名として発表されました。
Fender社において選ばれたビルダーと厳選材にて製作される上位ラインであり、ヴィンテージの古き良きスタイルを復刻させたカスタムショップ・タイムマシンシリーズ。中でも特に評価の高いレリックモデルですが、Fender Custom Shopのレリックシリーズは1996年に始まり、当時はCustom Shopのファクトリー内でレリック加工をしておらず(2000年からは自社ファクトリーにてレリック加工も始まります)、Vince Cunetto(ヴィンス・カネット)というレリック職人に外注する形にて施工されました。他モデルと差別化を図る為、ヘッド裏に入れられるCustom Shopロゴはエンボス加工にて施され、『エンボス期』、『カネット期』、『カネット・レリック期』 とも呼ばれ、アメリカ市場では$4,000〜$6,000という高値で取引されている非常に稀少な仕様となります。
今回ご紹介させて頂く一本は、ネックには初年度となる1996デイトのカネット・レリックの施された1950 Nocasterネックを、そしてボディにはJE(John English製作品)とJCQA(John Cruz Quality Assurance=John Cruzによる品質保証)の刻印が施された特別なボディを採用した、言わばFender Custom Shopの最上級のネックと最上級のボディを採用した夢のコンポーネントギターとなります。
まずその内容としては、ネックにはこれでもかと言わんばかりの強烈なフィギュアドメイプルが採用されており、ワイルドに入ったフレイムに加えてバーズアイも混在する最高のクオリティを誇る素晴らしい材を採用。そこに加えてレリックモデルとしての権威であるVince Cunettoによるレリックワークが施され、指板上の使用感、また塗装自体も経年による色焼けを再現してティント(着色)加工が施されております。続いてボディにはJohn Cruzによる品質保証がされた素晴らしい材をベースに伝説のビルダーである故ジョン・イングリッシュ氏が手掛けたボディを採用し、フィニッシュカラーがホワイトブロンドである点より、恐らく1955~1956あたりのリイシュー仕様になるかと予想されます。また重量も約3.15kgと厳選材だからこその軽量な個体となっております。フィニッシュ自体はビッシリと入ったウェザーチェックや細かな使用感、薄らと焼けた風合いが見受けられますが、弾き込んだ個体ではあって当然のバックルスクラッチは見受けられず、ライトレリック仕様となるクローゼットクラシック仕上げによるものかと推測されます。細かな内容としては、ピックガードはホワイトブロンドの個体という事もあり、ホワイトからブラックへ交換、電装関係のハンダはバージンの為、ピックアップ等はオリジナルにて、ポットデイトの9936より1999~2000年あたりに製作されたボディと推測されます。またコントロールプレートのビスを留める木工部の穴が崩れてしまったと思われる修復痕が見受けられますが、こちらはシッカリとしたリペアにて補修されております。ジョイントプレートは刻印無しの物に交換、ブリッジは”FENDER PAT. PEND”刻印の他にAより始まるシリアルが刻印された当時のCustom Shopの仕様。サドルは溝切り無しの3点仕様、ヘッドは円盤型ストリングガイド&モデル名の入らないNocaster仕様のブランドロゴ、チューナーはクルーソンタイプとなります。
そして何より気になるサウンドですが、通常のカスタムショップとは別ブランドとも思える驚愕の鳴りを誇ります。Fender Custom Shopの歴史の中でも特に高い評価を受けるカネット・レリックのネックとJohn Cruzお墨付き材を使用したJohn English製作ボディによるクオリティがサウンドとなって弾け飛び、まるで何十年も弾き込まれてきたヴィンテージの様に軽いストロークだけでも個体全体を激しく震わせます。そして搭載されたピックアップからのサウンドも抜群で、フロントからは煌びやかで太く突き抜けるようなトーンを、リアからはジャキット歯切れが良く、サウンドそのものを支えるような伸びやかなトーンを放ち、またミックス時のお互いの特性を引き出すかのようなバランスは絶妙としか言いようがありません。レスポンスも非常に高く、繊細なピッキングニュアンスも再現する出音はテレキャスターの最高峰と言って間違いないでしょう。
状態としては、レリック&クローゼットクラシック仕様という事もあり、正確な判断は非常に難しくなりますが、ライトレリック仕上げのヴィンテージを彷彿させる極上のルックスといった感じにて、外観をマイナスに損ねるようなダメージは見受けられません。プレイ面としてはネックコンディションは良好で、トラスの余裕も左右ともに残っております。ネックシェイプはEarly50’s仕様ならではの太目のシェイピングですが、握りやすくプレイアビリティの高いシェイプで、この太さこそが素晴らしいサウンドに大きな恩恵を与えていると感じさせます。フレットは部分減りが見受けられますが、チョーキング時に引っかかるレベルではなく現状7部山といったところです。ケースは1950’sリイシューモデルにマッチしたFenderプレートの付いたツイードトーレックスケースが付属致します。
通常コンポーネントと言えば、ボディ&ネックのいずれかが、Fender製では無い社外のものに交換されている事が多くありますが、こちらは共にFender Custom Shop製かつ、ボディもネックも史上最上位クラスとなる夢のコンポーネントギターとなっております。その内容に相応しい最高峰のサウンドを放つモンスターテリー。更に贅沢を言うのであれば、ここにアビゲイルやホセフィーナのハンドワウンドPU、オリジナルヴィンテージのPU、K&T等のヴィンテージリイシューPUを搭載させれば、もう完璧です。
コンポーネントという事もあり、適正価格というのは難しくも、仮にネック単体、ボディ単体で販売することをベースに考えれば、安く見てもネックだけ20万円、ボディだけでも25万円あたりになるとして(それ以上になる可能性も高く、そもそも入手自体が難しいですが)、45万円前後が無難な金額帯ながら、今回こちら前所有者様からのご厚意もあり、通常のカスタムショップの1950’sテレキャスターモデルの相場と変わらない、まさかの破格特価にてご案内させて頂く事となりました。今後まずこういった一本は市場に出ることすら無いかと思いますので、この一本の価値の分かる方には二度と無いチャンスと言えるでしょう。自身を持ってオススメ出来る一本ですので、お気になりました方は是非この大チャンスをお見逃しなく。
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JR西川口駅より徒歩1分の好立地&フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース&試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。
“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。