Fender Custom Shop 1950’s Telecaster 1996年製 White Blonde & White Guard EX++
ジョン・ペイジ監修期となる初期カスタムショップ品。強烈なフレイムネックが採用された極上の一本が美品コンディションにて入荷致しました。
Fender社において最も歴史が長く、ソリッド・エレキギターの原点であり、今も昔も多くのミュージシャンに愛用される王道”Telecaster”
今回ご紹介させて頂く一本は、特に稀少価値が高く、近年のカスタムショップとは一線を画すジョン・ペイジ氏監修の初期カスタムショップ製であり、極上過ぎるフレイムネックが採用された50’s Telecasterになります。現在では54や58、60等多くの年式ごとにリイシューが製作されておりますが、こちらのモデルは現在でいう1958 Telecasterのスペックとなっております。
まずこちらのスペックとしては、アッシュボディにホワイトブロンドフィニッシュ。強烈なフィギュアドフレイムが採用された1PメイプルネックはソフトDシェイプというサウンド・プレイアビリティ共に評価の高い素晴らしいシェイプを採用。5点留めの1Pホワイトガードにネジ山無しのスチールサドル、円盤型のストリングガイド、スパゲティロゴなど50年代のスペックが多く盛り込まれております。
そして気になるサウンド面としては、元々の個体の良さか、20年以上の歳月を以て熟成されたせいか、本当に素晴らしいテレキャスターサウンドを放ちます。フロント時には明るく乾いた太さを残す極上の音抜け、リアに変換すればジャキッと歯切れ良いアタック感と、ヴィンテージ顔負けの素晴らしい一本です。またレスポンスも早く、ピッキングニュアンスの再現度も良く、カントリーはもちろん、ロック、R&Rにはドはまりの逸品です。ピックアップはカスタムショップのオリジナルPUですが、おそらくサウンド的にもFat 50’s Teleに近いピックアップが採用されているかと思われます。甘い芯のある太さと斬り付けるような鋭いエッジ感を併せもつ個体は本当に少なく、初期カスタムショップの力の入り方がよく伝わってくる極上の一本となっております。
またまた20年以上の歳月が経過しているとはとても感じさせない素晴らしい状態も嬉しいポイントです。ボディバック下部に僅かながらスクラッチと打痕、ネック指板再度にありがちな黒ずみと打痕が極若干のみで、その他ありがちなバックルスクラッチや特筆するような傷は見受けられず、年式を考慮すれば美品と呼ぶに相応しいコンディションです。パーツ類は入荷時全てハンダバージンのオリジナルでしたが、トーンポットの効きが悪くなっていた為、CTS社の同タイプの新品に交換しております。(オリジナル付属)プレイ面でもネックコンディションは良好、トラスの余裕もあり、フレットは7部山といったところです。また認定書や無くしがちなブリッジカバーなどの付属品も揃っております。(画像参照)ケースはオリジナルのツイードトーレックスとなります。
近年のマスビルクラスとまでの高い評価を受ける初期カスタムショップ製に関しては、その素晴らしいサウンドから、年々高騰を始めております。今回こちらの一本ですが、サウンド良し、プレイアビリティ良し、コンディション良しの3拍子揃っておりながらも、相場を大きく下回る大特価にてご案内させて頂きますので、良いテレキャスターをお探しの方、是非この機会をお見逃しなく。