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Fender Custom Shop 1954 Stratocaster ‘91年製 Sunburst w/Old Logo 1P Light Ash

Fender Custom Shop 1954 Stratocaster ‘91年製 Sunburst w/Old Logo 1P Light Ash

¥0価格

最初期カスタムショップ製作品に加え当時の付属品が完備した一本。フィギュアドの浮かぶ軽量アッシュ&渋いサンバーストの1954年モデルが入荷致しました。

 

言わずとしれたFender社のフラッグシップモデル、”ストラトキャスター” 1954年の発表から現在に至る60余年の間、非常に多くのミュージシャン、ギタリストに愛用され続け、もはやエレキギターの代名詞とも言えるモデルと言っても過言ではありません。

 

今回ご紹介させて頂く一本は、最初期1991年製に製作されたストラトキャスターの原点となる1954年モデル。当時のカスタムショップはマスタービルドシリーズなども確立されておらず、後のシニアマスタービルダーとなるJohn Page監修下の元、現在のマスタービルダー達など精鋭のスタッフによって、高いクオリティと、厳選された特別な材にて特別ラインとして生産されておりました。その為、初期生産品に関しては現在のマスタービルドシリーズを凌駕するとも言われております。

 

まずそのスペックとしては、オリジナルのヴィンテージをシッカリと踏襲し、ボディには非常に軽量かつ、杢目の美しいアッシュ材を1Pにて採用。角度によってベアクロウのようなフィギュアドの浮かぶ素晴らしい材です。総重量は約3.58kgと軽量な個体に仕上げられております。フィニッシュは杢目を生かしたシースルーの渋い2トーンサンバーストフィニッシュ。ネックにはトーン重視のフラットソーン(板目)メイプルを1Pにて採用し、こちらにも薄らとフィギュアドが確認出来ます。また当時をしっかりと再現した若干太目の軽いVの入ったシェイピングは、手に吸い付くようなフィーリングでハイポジションになるにしたがってCシェイプへと移行する抜群のネックシェイプです。その他のスペックとしては8点留めの1Pホワイトガード、クルーソンチューナー、円盤型ストリングガイド、Fender刻印サドルのシンクロナイズドブリッジ、ヘッドはスモールヘッド&スパゲティロゴですが、ロゴの貼り付け位置もオリジナルを再現してヘッドの際から貼り付けられております。

 

その気になるサウンドとしては、元々の個体の良さか、四半世紀以上の歳月を以て熟成されたせいか、本当に素晴らしいストラトサウンドを放ちます。生鳴りだけでもアッシュ&メイプル特有の抜けの良いバキっとした鳴りが実感できますが、アンプからの出力も素晴らしいものがあります。搭載されたPUは出荷時のままカスタムショップ製の50sシングルコイルが搭載されておりますが、オリジナルの1954年製を彷彿させるラウドかつ耳に痛くない味のあるトーンで、少しダークなイメージを持ったパワフルなサウンドを放ちます。クリーンアンプで試すと、広域は煌びやかでクリアな中にも味があり、中低域は非常にコシがあり通常のストラトサウンドよりも強調される傾向にあります。そして一転してドライブアンプと併せてみれば、大音量のオーバードライブ時でも切れ味の鋭いエッジ感を感じさせ、個体の芯の強さを前に押し出してくれます。1Pメイプルネック特有のゴリゴリした硬さに極上の倍音感をミックスした最高のストラトサウンドを放ちます。

 

コンディションとしては、年式相応のスレ傷、塗装チップ、打痕等、ボディエンド周辺にはスタンドのゴムと干渉したであろう塗装の劣化が見受けられますが、全体的に塗装のツヤも残り、金属パーツの劣化も少なく、特にネックには殆どダメージが見受けられないことから、年式の割にはキレイな印象を受けます。そして驚きは当時の付属品関係が全て揃ったケースキャンディコンディション。初期の形式となる認定書を始め、認定書ケース、アーム、交換用5点セレクター、マニュアル、タグ類、山野楽器のご案内書類、シールド、オーナーズマニュアル等々(画像参照)が付属致します。ケースも現在とは若干形状の異なる当時のツイードトーレックスケースとなります。

 

近年特に再評価される初期カスタムショップ品。Fender社の歴史と技術を感じさせる現行品とは別格の一本です。こちらと同様にそれなりに使用感のあるコンディション品の相場としては3035万円前後ですが、今回相場を大きく下回るお値打ちなプレイヤーズプライスにてご案内させて頂きます。加えてここまで当時の付属品が完備しているものはまず見つかりません。4半世紀以上が経過した初期カスタムショップ品の中でも、飛び抜けた熟成された極上のサウンドを持った一本ですので、お気になりました方は是非この機会お見逃しなく。

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