Fender Custom Shop 1971 Stratocaster 1991年製 Ash Natural “Super Mint
奇跡のコンディション!保護シール付き、付属品欠品無し、スーパーミントの最初期カスタムショップ。更にスーパーレアなヤマノ特注71モデルが入荷致しました。
言わずとしれたFender社のフラッグシップモデル、”ストラトキャスター” 1954年の発表から現在に至る60余年の間、非常に多くのミュージシャン、ギタリストに愛用され続け、もはやエレキギターの代名詞とも言えるモデルと言っても過言ではありません。
今回ご紹介させて頂くのは、最初期カスタムショップメイドとなる1991年製の一本。特に初期に関してはCBS買収前のモデル(1954~1964年モデル)が殆どを占める中、山野楽器によってオーダーされた超稀少な1971年製モデルのストラトキャスターになります。更に新品購入からほぼ弾かれずに26年の歳月を経過した、文字通り”デッドストック”となる奇跡のコンディションです。
まずはそのスペックですが、エキゾチックな杢目の美しいアッシュボディに当時のカスタムカラーであったナチュラルフィニッシュ。ナチュラル(ブロンド)フィニッシュのみ、どの年代を通しても杢目を生かす為アッシュ材が採用されます。次にネックには1Pメイプルを採用。(オリジナルでも1970~1971年の1Pメイプルは激レアスペックです)また通常71スペックですとFキーチューナーになるところをこちらはクルーソンチューナーを採用し、ジョイントプレートは1971年までの4点留めながらF刻印の無いタイプを採用。その他ラージヘッド&モダンロゴ、1ストリングガイド、シンクロナイズドブリッジ、11点止め3Pホワイトガードなどが挙げられます。ネックエンドにはカスタムショップの大御所GASTELUM氏(Herbert Gestelum)のスタンプと山野オーダーのYF番号、ネックポケットにはJ.MADORE氏(John Jay Madore)のスタンプが確認出来ます。
サウンド面としては、とても弾かれずに保管されてきたとは思えない極上の鳴りを誇ります。まず生鳴りで感じる強烈な鳴りはボディとネックの一体感をシッカリと感じられ、ビンビン伝わってくる弦振動は初期カスタムショップの高いクオリティを感じさせてくれます。また通常1971モデルであればグレイボビンタイプのPUが搭載されますが、おそらくこちらはカスタムショップ製の50sピックアップを搭載。サウンドの傾向としては、ラウドかつ耳に痛くない味のあるトーンで、少しダークなイメージを持ったパワフルなサウンドを放ちます。クリーンアンプで試すと、広域は煌びやかでクリアな中にも味があり、中低域は非常にコシがあり通常のストラトサウンドよりも強調される傾向にあります。そして一転してドライブアンプと併せてみれば、大音量のオーバードライブ時でも切れ味の鋭いエッジ感を感じさせ、個体の芯の強さを前に押し出してくれます。メイプル1Pネック特有のゴリゴリした押しの強い極上のストラトサウンドを放ちます。
またこちらの個体の一番の特筆する点としては、やはりこの驚愕のコンディションでしょう。26年の歳月を全く無視した奇跡のデッドストックコンディション!ホーン部のストラップピンの横に一カ所打痕がありますが、その他全体を見回してもダメージと呼べるものは一切無く、色焼けも殆どありません。加えてバックパネルの保護シール、ピックガードの保護シールも残っており、山野楽器の正規品シールもそのままです。極わずかに金属パーツにくすみこそありますが、これぐらい無ければおかしいレベルの奇跡的なコンディション。そして弾かれていなかった事を物語るべく、フレットも99%残っており、トラスもほぼ触られておりません。更に加えて当時の付属品類が完璧に揃っております。
初期カスタムショップというだけで市場価値が高騰する現在ですが、更にその中でも1971年モデルは非常に稀少モデルで、極め付けにこのデッドストックコンディションとくれば、究極と呼ぶに相応しいコレクタブルアイテムとなることでしょう。バースデーイヤーの一本をお探しの方を含め、一生物となるコレクションです。まずここまでの状態をキープしたものは市場で見ることもないかと思います。ご存知の通りミントコンディションの商品に関しては相場の1.5~2倍で取引されることが殆どですが、今回初期カスタムショップ&美品の相場と変わらない大特価にてご案内させて頂きますので、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。