Fender Custom Shop 1972 Strato 2011年製 Sunburst Maple Neck w/ Abby PU N・Mint

Fender Custom Shop TBC 1972 Stratocaster 2011年製 Sunburst NOS Maple Neck w/ Abigail Ybarra H-Wound PU "Near Mint"
 
Like a Ritchie Blackmore。アビゲイル女史によるハンドワウンドPU搭載の一本が、ピックガード＆バックパネルの保護シールも残った極上ニアミントコンディションにて入荷致しました。
 
言わずとしれたFender社のフラッグシップモデル、”ストラトキャスター” 1954年の発表から現在に至る60余年の間、非常に多くのミュージシャン、ギタリストに愛用され続け、もはやエレキギターの代名詞とも言えるモデルと言っても過言ではありません。
 
今回ご紹介させて頂くのは、Fender社の上位ラインであるカスタムショップから特に優秀なクラフトマンのみで製作されるTBC（チームビルドカスタム）シリーズの1972 Stratocaster。各年代ごとのリイシューモデルとなるタイムマシンシリーズとしては、その殆どがCBS買収前のモデル（1954～1964年モデル）となる中、こちらはRitchie Blackmore所有機を彷彿させるサンバースト＆1Pメイプルネックの非常に稀少な1972年リイシューモデル。加えて10年前の一本に関わらずピックガード＆バックパネルの保護シールも残った極上ニアミントコンディション品です。
 
まずそのスペックとしては、ボディには繊細かつ妖艶な色気のある良質なアルダーボディに、赤の入った美しいサンバーストフィニッシュ。ネックは薄っすらとフィギュドも確認出来る良質なメイプルを1Pにて採用。その他としては、指板＆サイドポジションマークはブラックドット、Fender刻印サドルのシンクロブリッジ、ラージヘッド＆モダンロゴ、ビュレットトラスロッド、2ストリングガイド、マイクロティルト付き3点留めの”F”ジョイントプレート、”F”キーチューナー、11点止め3Pホワイトガード等々、Ritchie Blackmore所有機同様となるロックアイコン仕様となっております。
 
そして気になるサウンドとしては、とても弾かれずに保管されてきたとは思えない極上の鳴りを誇ります。まず生鳴りで感じる強烈な鳴りはボディとネックの一体感をシッカリと感じられ、ビンビン伝わってくる弦振動は初期カスタムショップの高いクオリティを感じさせてくれます。またピックアップには1950年代にFender社に入社以来、60年近くにも渡ってピックアップ製作を担当していた伝説のピックアップ製作家Abigail Ybarra（アビゲイル・イバラ）女史によるハンドワウンドのスタッガード＆グレイボビンPUですが、そこから生まれるサウンドは思わず身震いしてしまうほど素晴らしいトーンを放ちます。体の芯を震わせるバキっとラウドなストラトトーンには”当たり”の個体特有のコシと粘りがあり、非常に煌びやかで味わいのあるクリーントーンから、図太いエッジ感が前に来るディストーションサウンドまで、オールマイティにお使い頂ける一本です。特にクランチ時のハーフトーンは絶妙で、倍音成分だらけな出音には弾き手すらも酔いしれてしまう魅惑なトーンを奏でてくれます。1972モデルと言えば市場では基本的にマスタービルド製作品が殆どとなりますが、価格の差ほどの大きなサウンドの違いはなく、こちらもマスビルに負けじと劣らない素晴らしい一本となっております。
 
最後に状態ですが、こちら2011年製と10年前の一本に関わらず、目立ったダメージは無く、ピックガード＆バックパネルの保護シールも残った極上のニアミントコンディション品。神経質に厳密に見れば、保護シール上にピッキングスクラッチ、ボディエンドにスタンドによる塗装変化、指板面の塗装コンディションもナット～1Fにかけて言われなければ気付かないレベルとなる針先で突いた程度のポツ傷がありますが、ありがちなスキャロップ状の使用感は一切ありません。演奏面としてはネックコンディションは良好でトラスの余裕も左右ともにシッカリと残っており、フレットも大きな凹みや部分減りも無く95％以上、付属品についても認定書を含む一式が揃っており（画像参照）、ケースも1970年代（ヴィンテージでは1969年からの仕様）を意識したアンダーラインの入ったFenderロゴ、所謂テールロゴエンブレム仕様となるブラックトーレックスケースが付属致します。
 
Fender Custom Shop Time Machine Seriesのラインナップの中でも極端に製作数の少ない1966以降のモデル。中でも1972モデルは激レア品となります。その為、1972モデルとしての相場や過去の販売履歴も殆ど出てきませんが、近いスペックとなる1971モデルの相場としては35万円前後となっております。こちら稀少な1972モデルに加え、保護シール付きの極上ニアミント品、そしてアビゲイル女史のハンドワウンドPU搭載となる特別な一本につき、適正価格としては当然のように40万円前後となるところですが、今回前所有者様からのご厚意もあり、相場を大きく下回る特別価格にてご案内させて頂く事となりました。リッチーファンの方はもちろん、お気になりました方は絶対にこのチャンスをお見逃しなく。
 
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“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。