Fender Custom Shop MBS Custom 1955 Esquire 2004年製 Vintage White Blonde Relic
Fender Custom Shop MBS Custom 1955 Esquire 2004年製 Vintage White Blonde Relic 3.24kg “Built by John English”
ウルトラレアコレクタブル。伝説のビルダーJohn English氏製作のCustom Esquire。ヴィンテージに肉薄するサウンド&ルックスの極上の一本が入荷致しました。
Fender社において最も歴史が長く、ソリッド・エレキギターの原点であり、今も昔も多くのミュージシャンに愛用される王道”Telecaster” 1949年にFender創始者であるレオ・フェンダーによってリアピックアップ1発モデルのエスクワイヤーが試作・発表され、1950年にピックアップ2発の今のテレキャススタイルとなるBroadcasterが販売されます。ですがGretsch社が既に類似の名称にて(Broadkaster)スネアドラムを商標登録していた為、一時的にモデルロゴが剥がされた所謂Nocasterが生まれ、そして1952年にTelecasterのモデル名として再度発表されました。
レギュラーラインとは別セクションにて、厳選された材、厳選されたビルダーの手により生産されるカスタムショップの中でも選ばれたビルダーのみが冠することを許されるマスター・ビルダー。
今回ご紹介させて頂く一本は歴代で10人にも満たないマスター・ビルダーの最高峰”シニア・マスタービルダー”の称号を許された一人であり、史上最高のビルダーとして名高い故John English氏によって製作された特別な一本。バタースコッチブロンド&ブラックガードから、ホワイトブロンド&ホワイトガードに変わった初年度となる1955モデルのCustom Esquireになります。
ジョン・イングリッシュと言えば1970年にFender社に入社と最も現場経験が長く、途中ブランクがあるもその後も多くの世界的大物ギタリスト達からも高い支持を受け、世界中のギタリスト、そしてビルダー達の憧れとなる伝説の凄腕ビルダーです。2007年に57歳という若さで亡くなってしまってから更に彼の製作したギター達には高いプレミア価値がついております。加えて彼の製作する殆どのモデルは有名アーティストモデルをはじめ、50年代のストラトの復刻モデルが多く、今エスクワイアーモデルは極めて生産数の少ない非常に稀少なモデルとなります。
まずそのスペックとしては、厳選された軽量かつ鳴りの良いアッシュボディに、下の杢目がシースルーに透けて見える激薄ラッカー塗装のヴィンテージ・ホワイトブロンドフィニッシュ。ネックにはジョン・イングリッシュのお家芸となる1Pのメイプルネックが採用されておりますが、見る角度によって薄らですがブリスター系のフィギュアドも確認出来る素晴らしい材が採用されております。ネックシェイプは非常に握りやすいソフトV to Cシェイプに仕上げられております。その他としては、4点留ボルトオンネック、5点留1Pホワイトガード、ブラックドットポジションマーク、”Fender” & ”Esquire”ロゴデカール、円盤型ストリングガイド、溝切無しの3点サドル裏通しブリッジ、KLUSON DELXE刻印のクルーソンチューナー等が挙げられます。またピックガード下には2発タイプのテレキャスターへ仕様変更出来るようフロントピックアップキャビティ&ワイヤーガイド加工がされております。
そして気になるサウンドとして、John English製作品の殆どに言えることですが、どうしてここまで変わるのかと驚きを隠せない、ヴィンテージに肉薄する極上のサウンドを放ちます。ジョン・イングリッシュ氏については特に1950年代のリイシューモデルを得意としますが、レギュラーのカスタムショップ製とは比較にすらない本当に素晴らしい一本です。まず生鳴りからいってハンパな鳴り方ではありません。軽くストロークするだけで本体は震い立ち、凄まじい勢いでネックを伝わりヘッドへと抜けていきます。耳から聞こえるボリュームだけでなく、抱える体の芯、右肘、左掌とビリビリと響き渡ります。そしてアンプから出力すれば、もう腰砕けの超絶サウンドに心踊らされます。潔いリア一発のPUマウントモデルですが、強く太く抜ける味わい深いトーン、レスポンスの高いバキっと強いアタック感は、テレキャスターよりもエスクワイヤーの方が最終形なのではないかと思ってしまう程、完成された素晴らしいサウンドを感じさせます。
またこちらのモデルについては、前所有者様が購入された際に、レリックモデルとして購入されておりますが、認定書に”Relic”の表記がありません。状態としては、Fender Custom Shopのライトレリックモデルに良く見られる、ビッシリと入ったウェザーチェッキングにボディのエッジ部に塗装チップ等が散見されます。レリックモデルと言われても違和感はなく、こちらが仮にレリックモデルと前提しますと、後付けとなるダメージは、ピックガードの若干の湾曲、ボディエンドのエッジ部にある打痕による塗装チップと、そこまで深くはありませんがバックルスクラッチが見受けられます。ウェザーチェックひとつ取っても17年前の一本という事を考慮すれば、最低でもCloset Classic表記がされるかと思います。そういう面で見ても新品時にレリックモデルとして販売していた信憑性は高いと感じます。プレイ面としてはネックコンディションは良好でトラスの余裕も左右ともにシッカリと残っており、フレットは部分的に減りや凹みが見受けられますが、チョーキング等で引っかかるような演奏に支障が出るレベルではなく、現状6~7部山残っております。付属品としては認定書を始めとする一式が揃っており(画像参照)、ケースもリイシュー年代に合わせたセンターポケットのツイードトーレックスケースが付属致します。ケースの金具部には保護シールも残っております。
今となればジョン・イングリッシュ氏の製作品というだけで、凄まじいプレミアが付き年々高騰を続けておりますが、その中でも極端に生産本数の少ないEsquierモデルについては、国内で販売された履歴は確認出来ませんでした。海外の今までの販売履歴を見ますと、全くの同スペックモデルにて120万円、127万円とそれぞれ完売しているのが確認出来ます。(これらのモデルも全てRelic仕様となり、通常のNOSやCloset Classic仕様のJohn English製作品のEsquireモデルが販売されていた履歴も無い為、今回の一本もRelic仕様という信憑性が高くなります。)こちらの過去の販売履歴を参考にしても、当然のように3桁オーバーとなる激レア&プレミアムな一本となりますが、今回前所有者様からのご厚意もあり、3桁の大台を切るどころか、過去販売履歴を40万円以上も下回るまさかの破格特価にてご案内させて頂く事となりました。仮にこちらがRelicモデルでなかったとしても、かなりのお値打ち品です。今後市場に出ることすらも無いと思われる激レア品となりますので、お気になりました方は絶対にこの大チャンスをお見逃しなく。
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JR西川口駅より徒歩1分の好立地&フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース&試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。
“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。