Fender Custom Shop TBC 1960 Stratocaster ‘01年製 Fiesta Red w/Relic

16年の経年とレリック加工により抜群のルックスへと仕上げられた一本。評価の高い初期カスタムショップ製の逸品を大特価にてご案内致します。
 
言わずとしれたFender社のフラッグシップモデル、”ストラトキャスター” 1954年の発表から現在に至る60余年の間、非常に多くのミュージシャン、ギタリストに愛用され続け、もはやエレキギターの代名詞とも言えるモデルと言っても過言ではありません。
 
今回ご紹介させて頂く一本は、Fender社の上位ラインであるカスタムショップから特に優秀なクラフトマンのみで製作されるTBC（チームビルドカスタム）シリーズ。特に人気の高い1960年製スペックに、16年の経年＆レリック加工が施された雰囲気抜群な一本です。
 
まずこちらのスペックとしては、良質なアルダーボディに薄らとフィギュアドの浮かぶ極上のメイプルネックにスラブ貼りローズ指板。採用されたローズも一般的なものよりも杢目がシッカリと詰まり黒の強い厳選された素晴らしい材となっております。フィニッシュは雰囲気抜群のフィエスタレッドに16年弾き込んだことによってリアルに刻まれたレリックルックス、既に自然と入るウェザーチェッキングが見受けられます。ネックバックはハードレリックモデルで見られる塗装を剥いで使用感を出したルックスにレリックされ、ヘッドは飴色に焼けた感じに仕上げられております。加えて指板はただでさえヴィンテージさながらの黒さをもちつつ、1～6フレット上に軽いスキャロップが施され、本当にリアルな仕上がりとなっております。焼けたカラーリングにグリーンガード、スモールヘッド＆スパゲティロゴ、クレイドット、リアルなエイジドと、ヴィンテージファンには堪らないルックスです。
 
そしてサウンド面こそ弾き込んだ個体ならではの本質が現れます。生鳴りの時点でボディからネックまで抜けていく抜群の振動を体で感じて頂けますが、アンプに繋げば近年のカスタムショップ製との差をハッキリと感じて頂けます。まずクリーンで個体本質を確かめると、煌びやかな高音域は耳に触る音域が無く、色っぽい魅惑のトーンを奏でます。また中低域にしても非常にコシがあり通常のストラトよりも協調されながらも、コード感が素晴らしく、特にクランチ気味にした際のハーフトーンはマスビルシリーズをも凌駕する絶妙なサウンドです。そして一転してドライブアンプと併せてみれば、大音量のオーバードライブ時でも切れ味の鋭いエッジ感を感じさせ、個体の芯の強さを前に押し出してくれます。メイプルネックのゴリゴリした硬さにスラブローズならではの味わいをミックスした抜群のストラトサウンド。チームビルドラインの中でも群を抜いて素晴らしい流石初期カスタムショップと感じる一本です。
 
コンディションとしては、ボディバックのスクラッチや打痕や小傷こそありますが、レリック加工とも相まって逆にヴィンテージファンには堪らないルックスです。とはいえプレイコンディションは抜群で、ネックの状態は非常に良好、トラスの余裕もあり、フレットも7～8部山残っております。パーツ類も全てオリジナルで変更履歴含めございません。付属品は認定書、山野楽器保証書（期限切れ）、アーム、専用工具、ケースキー、予備スプリング（画像参照。バックパネルはありません）、ケースはオリジナルのブラウンハードになります。
 
市場でも別格視される初期カスタムショップ製の一本。サウンドだけでなく、抜群のヴィンテージルックスはこれからもガンガン現場で使って頂ける唯一無二の一本になってくれることでしょう。近年カスタムショップ製でも個体の当たり外れが多い為、良い個体をお探しの方は是非。今回レリック部を塗装ダメージとして扱わせて頂いております為、相場を大きく下回る大特価にてご案内させて頂きます。