Fender Custom Shop TBC 1969 Stratocaster Lake Placid Blue Relic 3.5kg Near-Mint

稀少スペックに加え、アビゲイル・イバラ女史によるハンドワウンドPU搭載となる特別な一本。極上ニアミントコンディションにて入荷致しました。
 
言わずとしれたFender社のフラッグシップモデル、”ストラトキャスター” 1954年の発表から現在に至る60余年の間、非常に多くのミュージシャン、ギタリストに愛用され続け、もはやエレキギターの代名詞とも言えるモデルと言っても過言ではありません。
 
今回ご紹介させて頂くのは、Fender社の上位ラインであるカスタムショップから特に優秀なクラフトマンのみで製作されるTBCチームビルドカスタムの中でも特別なスペックを誇る1969モデル、レイクプラシッドブルーのレリック仕様の一本となっております。
 
まずスペックとしては通常カスタムカラー系のフィニッシュでは採用される事の無い厳選された軽量なアッシュ材をボディに採用。フィニッシュのレイクプラシッドブルーは非常に塗装が薄く仕上げられているため、下のアッシュ独特の強い杢目が確認出来ます。そこに雰囲気抜群のレリックが施され、特にウェザーチェッキングの入り方は絶妙でオリジナルヴィンテージ顔負けの素晴らしい仕上がりとなっております。ネックには霜降り系のフィギュアドフレイムが薄らと浮かび上がる素晴らしいメイプル材に、ハカランダ同様の濃淡が強く杢目の詰まった極上のローズウッドを採用。その他スペックとしては、”WITH SYNCHRONIZED”のラージヘッド＆モダンロゴにFキーチューナー、4ボルトのFジョイントプレート、3Pホワイトガードなどが挙げられます。レリック加工に関してはボディ&ネックだけでなく、細かなパーツ類にもリアルなエイジングが施されております。
 
そしてサウンド面ですが、まず生鳴りからいってハンパじゃありません。まるでホロウボディのモデルかのようなボリュームと倍音感溢れるサスティーンは、この一本が特別だということを十二分に感じさせてくれます。加えてプラグインを試みてみると、身体が痺れるほどの感動に包まれます。搭載されたピックアップは1950年代にFender社に入社以来、60年近くにも渡ってピックアップ製作を担当していた伝説のピックアップ製作家Abigail Ybarra（アビゲイル・イバラ）女史によるハンドワウンドのオリジナル69ピックアップとなります。引退した今もなお世界的に高い評価を受けておりますが、それもそのはずと体感出来る素晴らしいサウンドを放ちます。Fender系クリーンアンプでは煌びやかな美しいトーンで、繊細ながら深い奥行きを感じさせ、他のギターでは味わえない感動のトーンながらもどこか懐かしさを感じる最高のクリーンを、Marshall系ドライブアンプでは一転変わって非常にパワフルかつ切れ味の鋭いエッジ感で、咽び泣くようなディストーションサウンドは攻撃的なだけでなく人間の本能に直接訴えかけてくるような鳥肌の立つトーンをアウトプットします。
 
またこちら状態としてはレリック仕上げとなっている為、コンディションの判断は難しくも、あからさまに後付けと感じるようなダメージは見受けられませんが、僅かながらにフレットの減りが見受けられ、それでも9部山以上ですが、ニアミントと表記させて頂いております。もちろんプレイにあたってのネックコンディションは至って良好で、トラスも殆ど動かされておりません。付属品類についても認定書を含む購入時の一式が揃っております。（画像参照）※認定書の発行は2016年ですが、本体の製作デイト（ポットデイト含む）が2011年製の為、表記上は2011年とさせて頂いております。おそらく2011年製造の2016年出荷、または何かしらの理由でファクトリーに一度戻り認定書を再発行したと推測されます。
 
推定ですが、新品時の価格はおそらく60万円前後、前オーナー様はセカンドオーナーということで他店様にて新品同様品を中古購入となりますが、その際の価格は463,000円で今回購入から約3ヶ月程しか経っていないことからも大きくコンディションは変わっておりません。ですがこちら利益ギリギリ赤字覚悟の大特価にてご案内させて頂きたいという気持ちから、まさかのプライスにて放出させて頂きます。唯一無二のスペック、特にアッシュボディのカスタムカラー＆レリック仕様は国内・海外併せてもまず見つかりません。前回買いそびれたというお客様は勿論、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。