Fender Deluxe Reverb AB763 1968年製 First Drip Edge Silver Face
1967年から1968年にかけて生産された最初期のドリップエッジ・シルバーフェイス。真空管を除いてはフルオリジナルコンディションにて入荷致しました。
エレキギター業界において古い歴史と高い人気を誇るトップブランドFender社。その前身は創始者Leo FenderとDoc Kauffmanによってラップスティールギターやアンプブランドとして1945年にK&F社を立ち上げました。翌1946年にはFender Electric Instrument Companyと社名を変え、1950年に現在のテレキャスターの原型であるBroad Casterを発表しその名を世界に知らしめました。
今回ご紹介させて頂くのは、1946年に発表されたModel 26をルーツとし、数多く存在するFender Ampの中でも極めて人気の高いモデルDeluxe Reverb。こちらはドリップ・エッジ・シルバーフェイスの初年度となる1968年製の一台になります。
1946年のModel 26の発表後、1948年にはDeluxeとネーミングを変え、1963年にはこちらのReverbとVibrateを搭載したDeluxe Reverbが発表されます。
まずその仕様としては、ブラックのトーレックスキャビネットにテール・ロゴの入ったドリップ・エッジグリル、コントロールパネルはシルバーとターコイズブルーのシルバーフェイス。ノーマルチャンネル×2+Volume、Treble、Bass、リバーブチャンネル+ Volume、Treble、Bass、Reverb、Speed、Intensityの9ノブ仕様。チューブチャートはAB763と初期仕様となっており、搭載された真空管は全て稀少なヴィンテージ管にて、Mullard 5AR4(GZ34)、Groove Tubes 6V6GT×2、ECC81 12AT7×2、ECC81 12AT7、RCA 7025とほぼオリジナル状態。スピーカーはFenderロゴの入ったOxford製の12インチ、リバーブユニットもオリジナルのハモンド製、変更されがちな電源ケーブルやフットスイッチも全てオリジナルをキープしております。(ハンダ付けされていないアース線が付属しております)
そしてその気になるサウンドとしては、初期のブラックフェイス期同様にこの時期でしか出せない素晴らしいヴィンテージトーンを放ちます。整流管仕様の為クリーンでもナチュラルオーバードライブでも適した音量での演奏を可能とし、またリバーブ搭載によって幅広いサウンドメイキングを可能とします。特にヴィンテージストラトやレスポールとの相性は抜群で、こういった素晴らしいアンプがあるからこそ、多くのミュージックシーンを生み出し、今のヴィンテージギターフリークがあると言っても過言ではありません。
状態としては半世紀という歳月が経過していることからも、それなりの使用感こそいなめませんが、年代にしては比較的良いコンディションをキープしております。またありがちなキャスターの取り付け跡や、改造歴等は一切ございません。
現在では多くのリイシューモデルが生産されるなど人気の高いモデルであるデラリバですが、発売当初の1960年代初頭~中期のものは50万円前後と高騰、シルバーフェイス期でも初期の1960年代後期で30万円前後となっております。今回ほぼフルオリジナルといっていい状態に加え、シルバーフェイス初年度となる1968年の一台です。ポットデイトやトランスデイト等は1965~1967年のパーツが採用されておりますが、シャーシデイトが1968年を示している為1968年製として販売しております。(最初期出荷品)今回こちらセール前ではございますが、大特価にてご案内させて頂きますので、お探しだった方は是非この機会をお見逃しなく。
■セール予告■
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