Fender Stratocaster 1975年製 Black Maple Neck Full-Original except Arm

渋いカスタムカラー”Black”にメイプルネック。アーム欠品ですが、その他ハンダバージンのフルオリジナルコンディションです。
 
言わずとしれたFender社のフラッグシップモデル、”ストラトキャスター” 1954年の発表から現在に至る60余年の間、非常に多くのミュージシャン、ギタリストに愛用され続け、もはやエレキギターの代名詞とも言えるモデルと言っても過言ではありません。
 
今回ご紹介させて頂くのは、特に仕様変化の多い時期に生産された1975年製オリジナルブラックフィニッシュ。カスタムカラーのチャートの最終期となるカスタムカラーの一本となります。
 
まずスペックとしては、アルダーボディに、カスタムカラーの中でも特に人気の高いブラックフィニッシュ。これぞヴィンテージと感じさせる良質なフラットソーンの1Pメイプルネック、最初期となるフラットポールピースPU、ラージヘッド＆ビュレッドトラスロッド、2ストリングガイド、3点留めプレート＆マイクロティルト、Fキーペグ、ホワイトガードなど70年代の仕様変化を象徴する一本となっております。
 
そして流石50年以上の歳月を経たと感じさせるヴィンテージストラトのサウンドは堪えられません。前年までのスタッガードPUと比較しても、よりロックなパワフルなストラトサウンドは出力のバランスも非常に良く、クリーンアンプでもゲインアンプでもその音色を崩しません。ジャキっとしたストラトらしさは残しつつ、コシの強いローミッドもガツンと身体に響き渡ります。また力強くありながらもアタック感を含め、耳に痛くない心地良いトーンは弾き込まれた個体ならではの言わば”枯れたサウンド”をご堪能頂けるかと思います。
 
状態としては小傷や打痕こそ見受けられるものの、ありがちな大きな塗装剥がれ等も無く年式を考慮すれば美品の部類に入ります。パーツはアームとバックパネルの欠品がありますが、その他は全てオリジナルで電装関係のハンダもバージンです。ありがちなペグ交換歴やセレクター交換歴もございません。また以前にアームを締める方向に強く回したと思われ現状アームホール内に折れた部分が残っている為、アームは使用出来なくなっております。（リペアご希望の場合は別途お見積り致します）。プレイ面としてはオリジナルフレットも約6部山残っており、ネックコンディションは良好、トラスは緩める方向に余裕が少なくなってきておりますが、現状プレイに差支える程ではありません。
 
1975年の中期にはカスタムカラーチャートが無くなってしまう為、正式なカスタムカラーは1975年初期までとなります。こちらはそのカスタムカラーの中でも特に人気の高いブラックフィニッシュ。同年代・同仕様の個体の相場としては35～40万円程。30万円前後の安い個体が出てきたとしてもピックアップが交換されていたり4kgオーバーでガッカリだったという経験はよくあるかと思いますが、今回なんとオリジナル度も非常に高く約3.7kgの個体です。こちらアーム部の不具合がある為、相場を大きく下回る大特価にてご案内させて頂きます。お値打ち商品の為、早期の売約が予想されます。お気になりました方は是非このチャンスをお見逃しなく。