Fender Stratocaster 1977年製 White Blonde Ash / Black Rosewood FB 3.71kg w/OHC
Fender Stratocaster 1977年製 White Blonde Ash / Black Rosewood FB 3.71kg w/OHC “High Originality Vintage”
レアカラー”ホワイトブロンド”の軽量アッシュボディ&真っ黒なローズウッド指板。フレット、ナット、ポット×1、スプリング以外はフルオリジナルとなるヴィンテージストラトが入荷致しました。
言わずとしれたFender社のフラッグシップモデル、”ストラトキャスター” 1954年の発表から現在に至る60余年の間、非常に多くのミュージシャン、ギタリストに愛用され続け、もはやエレキギターの代名詞とも言えるモデルと言っても過言ではありません。
今回ご紹介させて頂くのは、ニアヴィンテージとして近年注目を浴びるフラットポールピースPU期1977年製のStratocaster。稀少なカスタムカラーであるホワイトブロンド&軽量なアッシュボディ、真っ黒なローズウッド指板と他とは一線を画す一本。パーツのオリジナル度も極めて高いヴィンテージストラトキャスターになります。
1970年代のストラトキャスターのボディ材の仕様変更としては、1974年後半から従来のアルダーからアッシュへと変更されますが、全ての年式を通して基本的にはベタ塗りのカスタムカラーはアルダー、杢目の見えるシースルのカスタムカラーはアッシュに統一されます。1970年代ですとシースルのカスタムカラーはブロンド、ナチュラル(1972年から)となりますが、この時期のアッシュ材モデルは非常に重い個体が多く、1976年までで平均3.8~4.0kg、1977年からはボディコンターやエルボーコンターが浅くなる分さらに重量は増し、平均で4.2~4.5kg、重い個体で5kg前後の個体も存在します。こちらの一本につきましてはカスタムカラーのホワイトブロンドフィニッシュとなります為、アッシュボディが採用されておりますが、総重量は約3.71kgと、この時期としては驚異的な軽量個体となっております。またフィニッシュの下に見える杢目も柾目寄りの美しい木取りの杢目が確認出来ます。ネックはヴィンテージ材ならではの良質なメイプルが採用され、指板には一見してエボニーかと思ってしまう程の真っ黒なインディアンローズウッドが採用されております。その他としては、この時期としてはブラックパーツ仕様が多い中、こちらはオリジナルにてホワイトピックガード&ホワイトパーツを搭載。ラージヘッド&モダンロゴ、ヘッドシリアル、2ストリングガイド、ビュレットトラスロッド、Fキーチューナー、マイクロティルト搭載の3点留Fジョイントプレート等が挙げられます。
そして44年の間弾き込まれ熟成されたサウンドは近年のモデルでは決して再現出来ないヴィンテージならではの堪えられないサウンドを放ちます。アッシュボディ特有の優しく軽やかなレスポンスと良質なローズ指板による味わい深い枯れたトーンは同時期のストラトと比べても完全に別格と感じさせます。1974年後期までのスタッガードPUよりロックなパワフルなフラットポールピースのストラトサウンドは出力のバランスも非常に良く、クリーンアンプでもゲインアンプでもその音色を崩しません。ジャキっとしたストラトらしさは残しつつ、コシの強いローミッドもガツンと身体に響き渡ります。また力強くありながらもアタック感を含め、耳に痛くない心地良いトーンは弾き込まれた個体ならではの言わば”枯れたサウンド”をご堪能頂けるかと思います。
状態としては、見た目を大きく損ねるダメージこそありませんが、前線でキッチリ弾き込まれてきた事を感じさせる年式相応のリアルエイジドコンディションで、経年による色焼け感や実際に弾き込む事で刻まれたダメージは、レリック加工では出せない本物だけが持つ風格あるルックスとなっております。またパーツのオリジナル度も高く、フレット&ナット、ボリュームポット、トレモロスプリングが交換されておりますが、その他は全て当時からのオリジナルをキープ。ネックデイトは一部薄れて読み取れませんが、PUデイト&ポットデイトはしっかりと確認出来ます。交換されがちなセレクターもオリジナルの3wayのままとなっております。プレイ面としてもネックコンディションは良好でトラスの余裕もシッカリと残っており、フレットも交換されて間も無く、現状8.5~9部山残りとなります。ネックバックの塗装は経年により剥がれが生じており、演奏性だけを考えるのであれば部分的に剥いてしまうのも良いかと思います。(塗装剥ぎのリペアご希望の場合には別途お申し付け下さい)ケースはオリジナルのブラックトーレックスが付属致しますが、両サイドの金具は破損しております為、保管用程度とお考え下さい。
同時期の相場としては、コンディションやオリジナル度に加え、重量も重視された上で相場感が異なりますが、一般的なサンバースト、年式相応コンディション、4.2kg程度の個体にて30万円前後となります。こちらの一本につきましては、レアカラーとなるホワイトブロンド、オリジナルのホワイトパーツ仕様、非常に軽量なアッシュボディ、高いオリジナル度と、それらの付加価値を考慮すれば40万円オーバーでもおかしくありませんが、今回前所有者様からのご厚意もあり、相場を大きく下回る特別価格にてご案内させて頂く事となりました。1950~1960年代のストラトの高騰に続き、1970年代初頭で3桁越えとなる個体も見受けられ、またフラットポールピース期の個体も年々価格が高騰する傾向が見受けられます。今現時点でもそうですが、今後今回と同じ条件にてこの価格帯で入手する事はまず難しいと思われます。お気になりました方、是非このチャンス・タイミングをお見逃しなく。
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