Fender Stratocaster 58年製 blonde w/Ash body 3.3kg

言わずとしれたFender社のフラッグシップモデル、”ストラトキャスター” 1954年の発表から現在に至る60余年の間、非常に多くのミュージシャン、ギタリストに愛用され続け、もはやエレキギターの代名詞とも言えるモデルと言っても過言ではありません。今回ご紹介させて頂く一本は、ヴィンテージギターという広いくくりの中でも特に価格の高騰を続ける50年代、加えてこちらストラトキャスターの原点ともなるべくアッシュボディ&メイプル1Pの58年製となります。通常58年製ですとアルダーボディとなりますが、こちらはオリジナルでアッシュボディという非常にレアなスペックとなっております。（こちらからリフィニッシュ前もブロンドフィニッシュだと予想されます）その他のスペックとして、まず薄っすらとタイガーストライプの入った1Pネック材が素晴らしく、音抜けも抜群ですが、特筆すべくは60年近くの歳月を経たのにも関わらず殆ど動いていない抜群のネックコンディションをキープ、その為トラスロッドは殆ど手付かずの状態です。ネックシェイプは59年よりの若干薄目・細目の手にシッカリとフィットするプレイアビリティの高いシェイプとなっております。また、ピックアップはオリジナルのブラックボビン×3、羽型ストリングガイド、スパゲティロゴ、8点留めの1Pホワイトガードなどが挙げられます。そして肝心要のサウンドは、もはや驚愕の域に達しているこれぞヴィンテージストラトと感じさせてくれる大当たりの個体です。まず生鳴りで感じる個体の鳴りや音抜けは抜群！またピックアップからの出力もこの時期の中ではズバ抜けてパワーがあり、ストラト特有のジャキっとした歯切れの良いラウドなサウンドに、非常に味わい深い倍音が混ざり合い、特にハーフトーンが絶妙過ぎて悶絶必死。一目惚れならぬ一聴惚れすること間違いありません。