Fender Telecaster 1972年製 White Blonde Ash Body /Maple Neck w/BC&OHC

Fender Telecaster 1972年製 White Blonde Ash Body /Maple Neck w/BC&OHC “Full-Original & Excellent Condition”
フレット＆ナットを含め当時のままとなるフルオリジナル、ブリッジカバー＆オリジナルブラックトーレックスケース付属に加え、非常に状態の良いコンディションの極上ビンテージテリーが入荷致しました。
 
Fender社において最も歴史が長く、ソリッド・エレキギターの原点であり、今も昔も不変の人気を誇り、世界的な大物ギタリスト達の愛用に始まり、多くのアーティスト達に愛用され続ける王道のエレキギターモデル”Telecaster”。特にオリジナルヴィンテージとなる1950～1974年に製作された個体は、全くと言っていいほどに相場は衰える事を知らず、年々高騰を続けております。
 
今回ご紹介させて頂くのは、多くのロックアーティスト達にも愛用される1970年代初頭1972年製のテレキャスター。既に51年と半世紀以上の歳月が経過していながらも、それを感じさせない非常に状態の良いエクセレントクリーンコンディションに加え、フレット＆ナットを含む当時からの変更無しとなるフルオリジナル品。また欠損しがちなオリジナルのブリッジカバーと状態の良いオリジナルブラックトーレックスケース付属の価値のあるビンテージテリーになります。
 
1960年代後半より1970年代初頭にかけては数々のスペック変更が行われた過度期となりますが、こちらのスペックとしては、ボディは王道アッシュボディにシースルーのホワイトブロンドフィニッシュ、スカンクストライプの入ったメイプル1Pネックの4点留めボルトオン。採用されたボディのアッシュ材はこの時期の適度な重量だからこそのローミッドの強さを持つ良質材にて、またネックのメイプル材もリフトソーン（追い柾目）の木取りにて、ギラつくフィギュアドも感じさせるヴィンテージならではの素晴らしい材となり、近年の製作品とは全くの別物となる抜群の味わいを含む音抜けを実現します。続いてその他パーツ類として、白黒白3プライのホワイトガードは、割れは無く、シュリンクも極めて少ない非常に良い状態をキープ、パテント入りのオリジナルブリッジに3点サドル、ストリングガイドは2点に移行した初年度、ヘッドには2パテントのモダンロゴ、Fキーチューナー、F刻印＆シリアル刻印のジョイントプレート等が挙げられます。
 
気になるサウンドとしては、70年代初頭らしいガツンと前に出る極太の芯を持ったパワフルなテレキャスターサウンドが魅力です。搭載されたオリジナルピックアップの出力減衰も全く感じられず、ドライブサウンドでもその芯の強さを損ねることなく力強く掻き鳴らせます。そして王道テレキャストーンともされるジャキっと切れ味の良い歯切れのよいサウンドを併せ持ち、1960年代よりもロックに向いたアグレッシブなトーンを感じさせます。元々の個体の良さもあるかと思いますが、半世紀以上の歳月にて熟成された個体ならではのボディとネックの一体感や音抜けの素晴らしさは、近年の製作品では絶対に味わう事の出来ない本物のヴィンテージサウンドを感じて頂けます。
 
最後に状態としては、こちら既に半世紀以上の歳月が経過していながら、それを感じさせない素晴らしい状態をキープ。各所に塗装チップ、打痕やスクラッチ等のダメージこそ見受けられるものの、経年による色焼けも年式の割に少なく、ピックガードや金属パーツの状態も良好、ネックもローフレットに若干の使用感がありながら非常にキレイな状態、また全体的な塗装のツヤ感も残っており、とても51年前の個体とは思えないエクセレントクリーンコンディションとなっております。パーツ類に関しても交換されていて当然のフレット＆ナットを含むフルオリジナルコンディションとなっており、欠損しがちなオリジナルのブリッジカバーと状態の良いオリジナル・ブラックトーレックスケースが付属致します。
※ポットデイトはボリュームが6634（1966年34週）、トーンポットが6549（1965年49週）と本体年式との開きがありますが、ハンダ自体は交換されたような履歴は見受けられず、また前販売店様は国内にて一番有名な老舗ビンテージショップ様ですが、そちらでもフルオリジナルと判断しての販売でした。（実際にもCBS買収直後のパーツが後年の個体に搭載されている事は多々ございます。）
 
メイプルネック＆アッシュのホワイトブロンド＆ホワイトガードの仕様は1950年代中期頃を感じさせる特に人気の高いスペックとなります。併せて昨今のコロナ禍＆円安の影響による急激な高騰はとどまることを知らず、同時期の1970～1972年製の個体相場としても状態が良いものであれば3桁を超える事もしばしばございます。今回の一本につきましては上述の通り、フルオリジナルに加えて年式の割に非常に状態の良いエクセレントクリーンコンディション品につき、3桁手前の価格設定が適正かと予想されますが、こちら前所有者様からのご厚意もあり相場を下回る非常にお値打ちな特別価格にてご案内をさせて頂く事となりました。今後も間違いなく高騰を続ける人気スペック＆年式の一本ですので、お気になりました方は是非このチャンスをお見逃しなく。
 
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