Fender Telecaster Thinline 1974-75年製 Natural 3.32kg w/ White Guard “One-Owner

Fender Telecaster Thinline 1974-75年製 Natural 3.32kg w/ White Guard “One-Owner & Owned by Pro-Musician”
極僅かしか存在しないホワイトガード仕様のシンラインテレキャスター。現役にて活躍するプロミュージシャンが当時新品にて購入し、長年愛用してきたワンオーナー品が入荷致しました。
 
Fender社において最も歴史が長く、ソリッド・エレキギターの原点であり、今も昔も多くのミュージシャンに愛用される王道”Telecaster” レギュラースペックだけなく、サンバースト＆バインディングのTelecaster CustomやFホール＆シンボディセミアコ構造のThinlineなど多くのバリュエーションにてラインナップされました。
 
今回ご紹介させて頂くのは1968年の後期から1980年までの期間のみ生産されたTelecaster Thinlineの1974-75年製。現役にて活躍するプロミュージシャンが当時新品にて購入し、長年愛用してきたワンオーナー品。プレイヤーズコンディションながらにサウンド抜群の一本となります。
 
まずそのスペックとしては、ヴィンテージならではの良質なアッシュ材にて、シンボディ＆セミアコ構造にFホールを採用。アッシュならではの特徴的な杢目に加え部分的にフィギュアドも確認出来る素晴らしい材となっており、重量も約3.32kgと非常に軽量な個体となっております。続いてネックにも見るからに音抜けの良さそうな良質なメイプル材を1Pにて採用され、ブラック・ナロウドットのポジションマークが施されます。ピックガードは本モデルならではの特徴的なスタイルに加え、僅かな数しか製作されなかったオリジナルの3Pホワイトガード仕様となっております。ブリッジはノントレ・ストラトスタイルの6サドル＆裏通しハードテイルブリッジとなります。その他としては、Fender刻印入りカバーハムバッカー×2、Fキーチューナー、F刻印3点止めジョイントプレートにはマイクロティルトを搭載、ビュレット・トラスロッド、2ストリングガイド、1Vo、1Tone、3wayセレクター、ヘッドにはThinlineモデルの発表と同時期より採用されたモダンロゴと”TELECASTER THINLINE”のモデル名が入れられます。
 
そして気になるサウンドとしては、流石プロミュージシャンが長年弾き込んできただけあって個体そのものとしても非常に良く鳴る素晴らしい一本で、空気感のあるアコースティカルな奥行きに、板目材のヴィンテージ特有の枯れた味わい深いトーンが堪りません。出音に関してもテレキャスターモデルらしい歯切れ良い質感を感じさせながらも、瑞々しいクリアな倍音が魅力で、335などの箱物とはまた一味違うFenderの歴史を感じさせてくれる素晴らしい一本です。本モデルならではのワイドレンジハムバッカーの傾向としては、Gibson系のハムバッカーと比べると非常にクリアな印象で、より太く甘いトーンが感じられます。しっかりとFender系サウンドを踏襲した中高域にピークを感じるキャラクターで、ナチュラルでブライトな唯一無二のサウンドをアウトプットします。近年でもリイシューモデルが数多く発表されましたが、全く別物と感じさせるヴィンテージならではの”美味しい”音域をシッカリと味わえる素晴らしい一本です。
 
状態としては、長年弾き込まれてきた事が一目瞭然な激渋のプレイヤーズコンディション。経年によりビッシリと入ったウェザーチェッキング＆色焼けした塗装面に加え、プレイにおいて指や手のあたる部分、また布スレによる塗装面のエイジングは、近年のレリック加工では絶対に再現出来ない本物だけが持つ貫禄のエイジドルックスとなっております。プレイ面としてはネックコンディションは良好でトラスの余裕も左右共にシッカリと残っております。パーツ変更歴としては、リアピックアップがリイシューに交換、フレット＆ナット交換、コンデンサ＆一部配線材交換、セレクターノブ交換が見受けられます。その他はオリジナルをキープし、フロントPUデイト、ポットデイトは1974年、稀少なホワイトガードも一部クラックがありますがシュリンクは殆ど無く良好なコンディション、ケースは1960年代後期～1970年代前半のテールロゴ仕様のブラックトーレックスケースが付属致します。
 
ヴィンテージのThinlineモデル自体が生産数の少なさからも市場流通数が少なく、ハッキリとした相場は無いものの、同時期のモデルとしては状態によって60～80万円前後とまちまちです。今回の一本については上述の通り使用感がかなり強いという点、パーツの変更点がいくつか見受けられる事から、相場を大きく下回る非常にお値打ちとなる特別なプレイヤーズ大特価にてご案内させて頂く事となりました。プロミュージシャンが半世紀近く愛用し弾き込まれてきたサウンド抜群の一本ですので、是非これからも弾き込んで頂くプレイヤーの方に手にして頂ければと思います。お気になりました方は是非このチャンスをお見逃しなく。
 
年式の表記につきましては、ピックアップデイトは74、ポットデイトは7409、シリアルは5285●●と1972～1974年製を示しますが、ネックデイトが07030755（07→Thinlineモデル、03→スカンクストライプのメイプルネック、07→製作週数、5→1975年、5→Friday、1975年1月31日金曜日に製作）という事より、1974年から1975年にかけて製作された個体と推測されます事より1974-75年製とさせて頂いております。
 
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