g7 Special g7-TLC 2022年製 Black /Ash Body /Hard Rock Maple 1P "First Proto Model"
G’7 Guitars g7 Special g7-TLC 2022年製 Black /Ash Body /Hard Rock Maple 1P Neck EX+++ 3.48kg “First Proto Model”
2023年の発表前に製作されたプロトモデル一本目となるテレキャスターカスタムモデル。ブラックビューティーのクールなルックスと本家すら凌駕する強烈なサウンドの一本が使用感の少ない極上美品にて入荷致しました。
ディテールだけに拘ったリイシューでは無く、オリジナルのヴィンテージサウンドの追及に重きをおくG7 Special。その凄まじいサウンドはB’zのTAK MATSUMOTO氏やGLAYのTAKURO氏を始めとする数々の大物ギタリスト達の愛用で知られ、その名を一躍広めていきました。
1970年3月にFender社より発表されたCustom Telecaster。当時の商品名としてはCustom Telecasterが正しいモデル名ですが、後にTelecaster Customモデルとして定着します。(1959~1972に製作されたアルダー/サンバースト/トップバウンドのTelecaster Customモデルとネーミングが被ってしまう為)1970年代を象徴すべくスペックが多々採用されたモデルで、フロントのハムバッカー、ラージガード(Elongated Pickguard)、Gibson Les Paulモデルライクな4コントロール等、ロックなサウンド&ルックスで多くのギタリスト達を魅了してきました。
今回ご紹介させて頂くのは、もはや本家を超えるクオリティ&サウンドと高い評価を受けるG’7 Guitarsより2023年に満を持して発表された新作となるテレキャスターカスタムモデル。更にこちらの一本については、その発表前年となる2022年にプロトモデルとして製作された記念すべき1本目になります。
ベースとなるのはFender Custom Telecasterモデルとなりますが、そこにg7 Guitarsの高いセンスと技術力を注ぎ込み、サウンド、ルックス、プレイアビリティ全てが向上された新しいモデルとなっております。まずそのスペックですが、採用材はすべて厳選されたハンドセレクト材にてベストなマッチングとなるよう考え抜かれております。ボディ材には独自の杢目が美しい王道のアッシュ、ネックには薄っすらながらギラつくフィギュアドも確認出来るハードロックメイプルを1Pにて採用。総重量は約3.48kgと僅かながら平均より重めに仕上げ、ネックは50年代を彷彿させる太目のシェイプ(Custom Smooth C)とすることで、フロントに搭載されたワイドレンジハムバッカーのポテンシャルを最大限に引き出しております。これが3.2kg以下の軽量な個体でネックが細身であった場合には、ピックアップとの相性は完全にアンマッチになると予想されます。フィニッシュはg7独自の技術であるHalf Vintage Finishと呼ばれる手法でのブラックビューティカラーにて仕上げられ、下地からすべてを激薄のラッカーのみを採用し、アッシュの杢目もハッキリと分かる薄さや、Gibson社のVOSに近いエイジドとまではいかないもののヴィンテージライクな雰囲気を持ち、そして何よりサウンドへ多大な恩恵を与えてくれます。加えてジョイント方式は王道のデタッチャブル(ボルトオン)にて、70年代オリジナルは3点ながら、そのデメリット(ネックの固定強度の低下による演奏時の不具合や、一体感や抜けの低下)を考慮し、敢えて50~60年代スタイルの4点留めを採用。またトラスロッド調整部もクラシックスタイルのネックエンドアジャストとなっております。その他としては独自のスタイルとなるイーロンゲッテッド・ブラックガード、フロントのワイドレンジハムバッカーとコントロールはピックガードマウントとなっております。ブリッジはCustom Telecaster初期仕様となる3サドル仕様の裏通し、ヘッドはレイヤーの入ったオリジナルシェイプにブランドロゴ、ミディアムジャンボJescar #55090NSフレットの21F仕様、フラットな300R、約42mm幅のボーンナット、チューナーはGotoh SD91-05Mクルーソンスタイル等が挙げられます。
そしてその気になるサウンドですが、まず生鳴りの次点で良いヴィンテージ同様に一体感のある素晴らしい響きが感じられます。ピックアップにはフロントにMojotone 72 Cloneワイドレンジハムバッカー、リアにVanzandt Dallas Chopperシングルコイルを採用。まさに70年代のロックフリークを象徴するかのような強烈なヴィンテージサウンドが魅力です。そのフロントピックアップはローノイズかつ図太いファットなトーンですが、その中にもサウンドの芯にツヤがあり、ピッキングニュアンスを高く再現するクオリティはハムバッカーながらもシングルコイルのニュアンスも残しております。一転リアに変換すれば、非常に歯切れ良いエッジ感とパンチ力のあるアタック感溢れる王道のテレキャストーン。全帯域がガツンとダイレクトに飛び出してくる正にロックなサウンド。バキッとしていながらも角が立ち過ぎて耳に痛いという事はなく、切れ味がありながら太さが残した素晴らしいサウンドです。ミックス時のサウンドも非常に秀逸で、クリアでクリスピー、かつタイトでダイレクトなレスポンスが持ち、幅広いレンジ感と適度な太さを併せ持っており、特にクリーン~クランチ、軽めのドライブ時には弾き手すらも魅了する麻薬的要素を感じる程の心地よいサウンドを愉しめます。またコントロールを2Vo、2Tone仕様とすることで、幅広いサウンドメイキングはもちろん、スイッチング奏法などのプレイも楽しめるという点も王道のテレキャスタースタイルでは実現出来なかった本モデルならではの魅力と言えるでしょう。
最後に状態としては、非常に薄い塗装という事もあり、僅かながら全体的に細かな薄いスレがいくつか見受けられますが、その他はピックガード上の非常に薄いスレスクラッチ、ボディバック上部(低音弦側)に浅く小さな打痕が見受けられる程度で、目立ったダメージ、使用感の少ない極上美品コンディションをキープ。ニアミント表記でもおかしくないレべルですが、年式が若いという事もあり控えめに状態表記させて頂いております。演奏面としてはネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もシッカリと残っており、フレットも目立った部分減りも無く9部山以上残っております。ケースもブランドロゴの入ったオリジナルハードケースが付属致します。
新品価格は451,000円。g7 Guitarsは、その高い人気からも新品と中古での販売相場が大きく変わらず、モデルによっては新品よりも中古のほうが高く販売されることもございます。今回の一本については非常に希少な製作一本目となるプロトモデルに加えて、極上美品コンディションにつき、適正価格としては38~40万円前後になるかと予想されます。こちらつい先日(2023/5)他店様にて販売されていた履歴が確認出来ますが、その際の価格は380,800円。前回販売時より状態も殆ど変わっておらず、当然販売価格としては前回同様が適正ながら、今回前所有者様からの多大なるご厚意もあり、前販売店様の価格よりも大幅に価格を落とした非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。本当に素晴らしい一本ですので、前販売時よりご購入をご検討されていた方はもちろん、お気になりました方は是非このチャンスをお見逃しなく。
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