Gibson Byrdland 1968年製 Sunburst /Rounded Cutaway Full-Original ex/PG "Near-Mint"
Gibson Byrdland 1968年製 Sunburst /Rounded Cutaway Full-Original except PG w/OHC 3.15kg “Virgin Solder & Near-Mint”
1968年対応92万番台シリアル&ラウンデッドカッタウェイのレア仕様。ピックガード以外はハンダバージンのフルオリジナルに加え、ゴールドがしっかり残った極上ニアミントコンディション品が入荷致しました。
Gibson社のアーチトップの最高峰として発表されたL-5。1955年にそのL-5をベースとして当時テネシー州ナッシュビルにて活躍していたBilly ByrdとHank Garlandの両名の名前を冠して発表されたアーティストモデルByrdland。エリック・クラプトンやデビッド・T・ウォーカー、テッド・ニュージェントなどの世界的な大物アーティストの愛用でも知られる人気モデルですが、L-5がベースでありながらもシンラインボディの採用やショートスケールネック23-1/2"(596.9mm)を採用し、より実戦的なモデルにすることで現在にまで続くロングセラーモデルとして高い人気を誇ります。1955年の発表当初はラウンデッド(ベネチアン)カッタウェイながら1960年の後期から、フローレンタイン(ポインテッド)カッタウェイへ変更しますが、1969年の中期から後期にかけてまた再度ラウンデッドカッタウェイ仕様にマイナーチェンジします。
今回ご紹介させて頂くのは、ヴィンテージの中でも特に人気の高いラウンデッドカッタウェイ&1Pバック仕様のByrdland。通常であれば1955~1960年後期、1969年中期以降のスペックながら、こちらは92万番台シリアルとなる1968年製と、過度期ならではのレア仕様。加えてピックガードの交換以外はハンダバージンのフルオリジナルコンディション。更には55年と半世紀前を超える歳月が経過していながら、ハードウェアのゴールドメッキもキレイに残った極上ニアミントコンディション品となります。
まずその最上位モデルならではの豪華スペックとしては、ボディトップ材には繊細で美しい杢目を持つシトカスプルースを単板にて採用。その美しい縦のラインと併せて横方向にはクォーターフラワーライクな細かなギラつきを感じさせる素晴らしい材となっております。ボディサイド&バックにはフレイムとバーズアイの混在する極上のフィギュアドメイプルが採用されております。ネックにはメイプルの間にウォルナットをラミネイトすることで強度が確保されておりますが、こちらのメイプルにも美しいフィギュアドフレイムが浮かび上がります。指板には今ではどのブランドも確保が難しくなった希少かつ高級材となる漆黒のエボニー材を採用。その他としてはボディトップ&バック&ヘッドトップに施された7Pマルチバインディング、指板にはバインディングに加えダブルラインのパーフリング、美しいホワイトが目を惹くブロックインレイが施されます。ヘッドには最上位モデルならではのトーチインレイ、エボニー台座のワイヤードABR-1ブリッジ、BYRDLANDの文字がエングラブドされたトリプルループ・チューブラー・テイルピース、チューナーはクルーソン・シールファスト、バウンドFホール、BYRDLANDの文字が入ったトラスロッドカバー、トップハットのソンブレロノブ、スイッチングノイズを軽減させるラバーカバーのセレクター、もちろんハードウェアは上位モデルならではの豪華なゴールドカラーにて統一されております。Byrdlandモデルの特徴ともなる細部スペックとして、スケールはショートスケールにて、ピックアップの弦間も0.36インチと狭くなっております。(Les Paul等の他のモデルは0.4インチ)
本モデルについては、エリック・クラプトンやデビッド・T・ウォーカー、テッド・ニュージェントなどの世界的な大物アーティストの愛用でも知られますが、やはりその真髄はサウンドにこそあると言っていいでしょう。まず生鳴りから驚かされますが、フルアコならではの倍音成分を多く含む空気感のある箱鳴りに、335などのセンターブロックモデルの様な、音の”芯”がハッキリ際立つサウンドです。また搭載されたオリジナルのステッカードナンバードPAFからの出力はパワフルかつ”いなたい”枯れたニュアンスを併せ持つ本当に素晴らしいサウンドで同年代の同じモデルの中でもそのサウンドはズバ抜けております。ピックアップを介することでその極上ウッドマテリアルのポテンシャルを発揮し、甘くメロウなトーンかつ豪華なツヤのある美しいトーンに加え、早いレスポンスと独自のフィードバック感、サスティーンはこのモデルにしか出せない秀逸な極上トーンを奏でてくれます。大物ギタリスト達がこぞって愛用するのを裏付ける本当に素晴らしい一本。ファンクだけでなくジャズやブルース、ブルースロックにもバッチリとハマり、ロック等のジャンルにも対応する万能な一本といっていいでしょう。加えて抜群のネックシェイプやカッタウェイ仕様など、プレイアビリティ面でも非常に優れております。
そして極め付けはこの素晴らしい状態でしょう。とても55年の歳月が経過したヴィンテージとは思えない極上のコンディション!経年による色焼けや僅かながらスレや打痕こそ見受けられるものの、ハードウェアのゴールドもしっかりと残っており、ヴィンテージギターという年式を考慮すればニアミントと呼ぶに相応しい素晴らしい状態をキープ。塗装のツヤ感は残っていながらビッシリと入ったウェザーチェックは渋すぎます。パーツ類についてもほぼ当時のままとなるオリジナルをキープし、唯一交換されているピックガードも経年色焼けを再現したエイジドタイプが装着されており、違和感もございません。また電装関係についても一切の変更歴無しにてポットは全てカバードにてハンダもバージンコンディションとなっております。ピックガードの交換とピックアップカバーの交換(オリジナル付属)がありますが、双方エイジドタイプとなっている為、違和感は全くありません。演奏面としてはネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もしっかりと残っており、オリジナルフレットは元々背の高いタイプではありませんが、現状6~7部山程で、今すぐリフレットなどのリペアは必要はなく即戦力となるプレイコンディションも魅力のひとつです。またケースも取っ手部の交換がありながら年式の割に状態の良いオリジナルケースが付属致します。
近年の楽器業界全体の高騰もあり、凄まじい勢いで高騰を続けるVintage Fender。特に1950~1960年代は凄まじい勢いでの高騰が見られております。同じ1968年製のラウンデッド仕様は製作数自体が極めて少なくなっており、相場が上がりきる前の3年前でも海外で200万円オーバーで売約となった履歴が確認できます。こちらの一本については、上述の通りほぼフルオリジナルに加え、年式の割に非常に状態良好のニアミント品につき、それこそ適正価格としては200万円オーバー当然になるかと思われますが、今回前所有者様からの多大なるご厚意もあり、この素晴らしいサウンドを是非プレイヤーの方に手にして頂きたいというお気持ちより、相場を大きく下回る非常にお値打ちな特別価格にて販売させて頂くこととなりました。今後この価格帯で手にすることはまず不可能かと思われますので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この大チャンスをお見逃しなく。
※説明文内の状態表記につきまして、ニアミント=ほぼ新品同様というニュアンスではございません。あくまで55年前の年式を考慮したうえでの状態表記となっております。
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