Gibson Custom Shop 1961 ES-335 Reissue Sixties Cherry VOS 3.53kg “2020 NAMM

Gibson Custom Shop 1961 ES-335 Reissue Sixties Cherry VOS 3.53kg “2020 NAMM Show Display #155”
2020年のNAMMショー展示品。オリジナルヴィンテージを徹底的に解析し特別に製作された1961 ES-335モデル。ファーストオーナー様からの放出品が入荷致しました。
 
Gibson社においてレスポールモデルと共にフラッグシップモデルとなるESシリーズ。その歴史はレスポールよりも遥かに深く、エレクトリック・スパニッシュを意味するESモデルは1936年のES-150より始まりました。中でもES-335モデルはGibson社から1958年に世界初となるセミアコースティックギターとして発表され、現在までESシリーズのフラッグシップモデルとして今に至るまで高い人気を誇ります。発表と共に完成形と言われるそのサウンドはジャズ、ブルースからロックまで幅広いジャンルに対応し、ラリー・カールトン、エリック・クラプトン、キース・リチャーズ、チャック・ベリー、B.B.キングなど世界的に名高いミュージシャンをも虜にしてきました。
 
今回ご紹介させて頂くのは、2020年に開催された世界最大の楽器ショー、「NAMM SHOW」にディスプレイされた実機そのもの。1961年製のオリジナルヴィンテージを徹底的に解析し製作された特別な1961 ES-335モデルになります。
 
まずそのスペックとしては、センターブロックの入ったセミアコ構造で、採用材にはNAMMショー出展モデルということもあり、Custom Shopグレードの中でも特に厳選された材が採用されております。ウッドマテリアルとしては、ボディ材にはメイプル-ポプラ-メイプルの3P、センターブロックにはソリッドメイプル材を採用。ネックには1Pマホガニーにて、薄目のシェイプとなるAuthentic "61 Skinny C-Shapeを採用。ボディ＆ネックともに1960年代を意識した渋いルックスを誇るSixties Cherryカラーにて仕上げられております。指板にはハカランダに続いてワシントン条約での規制も入ったインディアンローズウッドにパーロイドドットポジションマークが施されます。ジョイントは勿論ロングテノン（ディープジョイント）にて、ジョイント部や指板等の貼り付けの際にはヴィンテージ同様にハイドグルー（ニカワ）にて接着されております。その他スペックとしては、オーセンティック・ミディアムジャンボフレット、ナイロンナット、ナット幅は1.69”（約42.85mm）、5P Wide Bevelピックガード、ニッケルプレーテッド・ブラスサドル＆ノンワイヤーのABRブリッジ、ライトウェイト・アルミニウムのストップテイルピース、ダブルリング＆シングルラインのクルーソンチューナー、ヘッドのクラウンインレイ＆Gibsonロゴ、トラスロッドは1950年代スタイルのノンチューブ、オーセンティック・ステップド2Pトラスカバー、メタルトッププレートのコントロールノブ、Royaliteバインディング、M69 ミディアム＆トールのエスカッション、セレクターやジャックはSwitchcraft製等々、形状、輪郭、インレイ、カラーはオリジナルのヴィンテージから完璧にスキャニングされ、パーツはヴィンテージレプリカパーツを採用するなどNAMMショー出展モデルならではの並々ならぬ拘りが詰まった一本となっております。
 
そして拘りはルックスだけに留まらず、サウンド面でもヴィンテージサウンドに限りなく近づけられた素晴らしいトーンが味わえます。まずピックアップにはその個体ごとにセットアップされた特注ピックアップであるCustom Bucker×2が搭載され、こちらはAlnicoⅢのアンポッテッド仕様となっております。かなりリアルなヴィンテージサウンドまでも再現され、弾き込まれた個体のような枯れた味わい深い音色は、センターブロックのセミアコ構造だからこその太くツヤのある低音域から、音の粒立ちがとてもキレイな高音域まで非常によくバランスがとれており、ソリッドタイプのギターの”鳴り”とまた違うギターの素晴らしさを実感頂けます。またこの素晴らしいサウンドが弾き込まれる事で更に熟成されていく成長過程も非常に楽しみな一本となっております。
 
状態としては、VOS仕上げに加えてショー展示個体につき、展示に伴う小傷等がある旨が認定書内のラベルにも記載されており、新品購入時の状態がどこまでか判断しにくくありますが、現状確認出来るダメージとしては、全体的には細かな薄いスレや極小の打痕、ボディ向かって左側カッタウェイの端に米粒大の打痕、ボディ下部エッジに1cm＆3cm幅の塗装チップ、ヘッド上部に大き目の打痕×2が見受けられます。演奏面ではネックコンディションは良好でトラスの余裕も左右共にシッカリと残っており、フレットは目立つ凹みも無く95%以上と殆ど減りは見受けられません。付属品については認定書やタグ類等新品時の一式が揃っております。（画像参照）ケースもオリジナルのハードケースが付属致します。
 
【状態表記について】
2020Winter NAMMの開催が2020/1/16～1/19、2020/4/11に新品販売店による動画アップの履歴を見ますと前所有者様の所有期間は3～6ヶ月程度と推測され、またフレットも殆ど減りが見受けられない事から、上記ダメージ関係は新品時からのものが多いと思われます。状態表記については、あくまで現状でのコンディションと年式を踏まえて、控えめにB+表記とさせて頂いております。
 
こちら新品時の販売履歴もウェブ上にて確認出来ますが、新品購入価格は569,800円。2020年のNAMMショー出展モデルの為、製作年自体は2019年製となりますが、ファーストオーナー様の所有期間は極めて短く、適正価格としては40～45万円（新品購入価格の70～80%として）になるかと思いますが、今回こちらファーストオーナー様からのご厚意もあり、まさかのお値打ち大特価価格にてご案内させて頂きます。もちろん一本限りの特別なモデルとなりますので、お気になりました方は是非このチャンスをお見逃しなく。
 
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JR西川口駅より徒歩1分の好立地＆フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース＆試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。
 
“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。