Gibson Custom Shop Historic Collection 1957 Les Paul Gold Top w/Dark Back 03’年製

バーストと人気を二分する57ゴールドトップの最上クラス”BZF”。ニアミント手前の極上コンディションにて入荷致しました。
 
Gibson社のフラッグシップモデルであり、もはやエレキギターの代名詞とも言える”Les Paul”モデル。どんなモデルよりも最も有名かつ多くのアーティスト・ミュージシャンに愛用されてきました。
 
大きく分けて58モデルや59モデルなどのサンバーストフィニッシュモデルと、1952年の発表より高い人気を誇るゴールドトップモデルのタイプに分かれますが、今回ご紹介させて頂くのはその後者となるゴールドトップモデルの中でも一番人気スペック1957モデルに加え、2003年に限定生産された”BZF”シリーズ、ヴィンテージ同様に稀少材であるハカランダを贅沢に採用したキングオブゴールドトップモデルとなる極上の中の極上の一本となります。
 
まずその人気のスペックとしては、ベタ塗りながらもシッカリと最高の材のメイプル材をトップに色の濃い雰囲気抜群のゴールドフィニッシュ、バック＆ネックには柾目の美しい杢目が印象的な極上のマホガニーに、実際のヴィンテージでもレア仕様となるダークバックカラーを激薄のラッカーフィニッシュ。そして指板には本モデルの一番の特徴でもある最上級のハカランダが採用されておりますが、目で見て分かる程に導管がギュッと引き締まっており、ルックスからもサウンドを感じられる素晴らしいウッドマテリアルとなっております。その他スペックとしてはチューンOマティックブリッジにハムバッカー×2搭載と非常に良く手にフィットする若干太目のシェイピングは本モデルならではといえるでしょう。
 
ここまで素晴らしい材が採用されるとなると、期待すべくはそのサウンドですが、特に評価の高い2003年製というよりも、この個体そのものが本当に素晴らしい。レスポールの良さを120%に引き出すと言われる1957仕様のファットネックは、まず生鳴りからいってハンパじゃありません。本当に現行のレスポールから出ている音なのかと驚愕するほど、オリジナルヴィンテージを彷彿する激鳴りの個体！生鳴りだけでも倍音感を多く感じ取れる極上の枯れたヴィンテージトーンは素晴らしい以外の言葉が出てきません。更にプラグインを試みてみると、PAF初年度サウンドと呼ばれる最上級のレスポールサウンドには、今までのヒスコレは何だったのかと思ってしまうほどの極上のトーンを放ちます。特にクリーン～クランチが異常なまでに味わい深く、中低域は強烈に太く芯がありながら、甘美な色艶を併せ持ち、高音域は細かなピッキングニュアンスも全て煌びやかな魅惑のトーンを奏でてくれます。またオーバードライブ時にはズバっときまるエッジ感ありながらも音の芯をシッカリ残した最高の武器となります。59モデル等と比較しても、ローミッドの力強さと濃密なふくよかさは圧倒的に勝っております。
 
そして極め付けはこの素晴らしいコンディションでしょう。2003年製と既に14年の歳月が経過しておりますが、それを全く感じさせないニアミント手前の極上コンディション。ボディに数か所極々僅かなスレこそ見受けられるものの、ニアミントと表記してもおかしくない最高の状態をキープしております。もちろんプレイにあたってのネックコンディションは良好、トラスもシッカリと余裕があり、フレットも95%以上残っております。また認定書やオリジナルケースを含む当時の付属品も揃っております。（画像参照）
 
国内・国外問わずして、BZFモデルについては常に品薄状態が続いており、当店でも何本も取扱いさせて頂きましたが、全て1ヶ月以内に売約となる非常に高い人気を誇ります。今回の一本はバースト系よりも生産数の少ないゴールドトップかつ、極上コンディションをキープした素晴らしい一本です。コレクターの方、プレイヤーの方ともにオススメ出来る最高のレスポールです。お探しだった方はもちろん、お気になりました方はこのチャンスを是非お見逃しなく。