Gibson Custom Shop Historic Collection 1959 Les Paul 2004年製 Washed Cherry

Gibson Custom Shop Historic Collection 1959 Les Paul 2004年製 Washed Cherry 3.78kg EX+++ “Lefty & BZF!?”
約3.78kgの超軽量個体、強烈なフレイムトップに、おそらくハカランダと思われる極上指板が採用されたレフティ1959モデル。年式の割にコンディション良好な美品コンディションにて入荷致しました。
 
Gibson社のフラッグシップモデルであり、もはやエレキギターの代名詞とも言える”Les Paul”モデル。どんなモデルよりも最も有名かつ多くのアーティスト・ミュージシャンに愛用されてきました。
 
その中でも特に人気が高く、別名”Burst”と呼ばれる59年製レスポール。1982年よりレギュラーよりも厳選された材にて生産されるヴィンテージ・リイシュー（復刻）シリーズが発表され、1993年には米国Custom ShopにてHistoric Collectionとして確立致しました。（国内入荷は1995年より）
 
今回ご紹介させて頂く一本は、特別ラインとなるBZFモデルを発表した翌年に製作された2004年製の1959 Les Paul。約3.78kgの超軽量個体に加え、強烈なフレイムトップ、おそらくハカランダと思われる極上指板、そして生産数が極めて少ない希少なレフティ仕様の美品コンディション品になります。
 
そのスペックとしては、まず通常のライトハンド仕様に比べて極めて生産数の少ない希少なレフティ仕様に始まり、採用されたウッドマテリアルのグレードには驚かされます。初期物に良いものが多いと言われる中、その中でも別格と感じさせる素晴らしい一本です。レスポールの”顔”とも言うべくボディトップには、他とは一線を画すインパクト抜群のタイガーストライプのフィギュアドフレイムメイプルが採用され、フィニッシュのウォッシュドチェリーカラーとのマッチングはヴィンテージライクな激渋の仕上がりとなっております。ボディバック＆ネックには薄っすらとフィギュアドも確認出来る良質なマホガニーが採用され、総重量は約3.78kgとこの年代としてはズバ抜けて軽量な個体となっております。そして指板に採用されたローズウッドですが、非常に強いコントラスト、しっかりとした黒の”うねる”杢目のライン、オイリーな導管部分、薄っすらながら横ラインに入ったフィギュアドライクな部分等より、まず通常使用されるインディアンローズウッドではなく、おそらくハカランダ（ブラジリアンローズウッド）かと見受けられます。（オーダーのレフティ仕様という事もあり、前年のBZFにて採用された材のストックが使用されたのかと思われます。ホンジュラスローズの場合にはもう少し導管が細かく、マダガスカルローズの場合には杢目が太く紫がかります。実際にも2002年と2004年には少なからずハカ指板スペックが見受けられ、当時のワシントン条約の絡みもあり公式に出来なかったのではないかと推測されます。）
 
ここまで素晴らしい材が採用されるとなると、期待すべくはそのサウンドですが、初期製作品が特に評価の高いというのをサウンドにて裏付けてくれます。まず生鳴りだけでも倍音感を多く感じ取れる極上の枯れたヴィンテージライクなトーンは素晴らしい以外の言葉が出てきません。更にプラグインを試みてみると、これが”Burst”と呼ばれる最上級のレスポールサウンドであって、今までのヒスコレは何だったのかと思ってしまうほどの極上のトーンを放ちます。ピックアップにはオリジナルのBurstbucker #2& #3を搭載し、特にクリーン～クランチが異常なまでに味わい深く、中低域は太く芯がありながらパワーと繊細な甘さを併せ持ち、高音域は細かなピッキングニュアンスも全て煌びやかな魅惑のトーンを奏でてくれます。またオーバードライブ時にはズバっときまるエッジ感ありながらも音の芯をシッカリ残した最高の武器となります。もちろんオリジナルバーストのサウンドも個体差がございますが、ヴィンテージと共通する良さを感じて頂けるかと思います。
 
最後に状態としては、経年によるボディバックの赤のフェイドやバインディングの焼け、金属パーツの経年によるくすみ、目立ったダメージとしてはセレクター上に浅い打痕スレ、ボディバックに打痕やスレ、浅いバックルスクラッチが見受けられますが、塗装のツヤもキレイに残っており、2004年製と既に18年の歳月が経過している事を考慮すれば充分に美品と呼べるコンディションとなっております。プレイ面においてもネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もしっかりと残っており、フレットに至っては大きな凹み無く7～8部山程残っております。ブリッジが若干前傾しておりますが現状プレイに支障は無く弦高やオクターブ調整等にも問題ございません。また付属品についても当時の認定書やワランティ、マニュアル等の書類関係、ストラップやシールド等の一式が付属致します。もちろんケースもオリジナルのブラウンケースにて新品時に付属するヘッド部分の緩衝材も残っております。
※山野楽器の保証書のみ欠品しておりますが、山野楽器による正規輸入品となります。
 
現在のコロナ禍の影響もありGibson社の殆どのモデルの生産本数が減り、新品定価も上がり、中古相場も軒並み高騰しております。特にヒスコレ1959モデルは高騰しても次々に売約となっていく非常に高い人気が伺えます。こちらの一本につきましては、通常のライトハンドとは比べ物にならない程に希少なレフティ仕様に加え、初期製作の厳選されたウッドマテリアル、そしておそらくハカランダ指板を採用した激レアスペックにつき、適正価格としては60～70万円前後になるかと思われますが、今回前所有者様からのご厚意もあり、非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。レフティ仕様の1959モデルは現在こちらの一本しかございませんので、お探しだった方は絶対にこのチャンスをお見逃しなく。
 
※指板のハカランダの判断には、ヴィンテージの査定担当ならび、アコースティック＆ウクレレの製作ビルダー、木材の仕入れ等に長く携わるスタッフにて確認しておりますが、公式スペックでは無い為、断定してのご案内は致しかねてしまいます。
 
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“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。