Gibson Custom Shop Historic Collection 1968 Les Paul Custom ‘02年製 CVW
稀少なカスタムショップ製68Customを贅沢にもプレイヤー目線でモディファイが施された一本。破格のプレイヤーズプライスにてご案内致します。
Gibson社のフラッグシップモデルであり、もはやエレキギターの代名詞とも言える”Les Paul”モデル。どんなモデルよりも最も有名かつ多くのアーティスト・ミュージシャンに愛用されてきました。1952年の中頃に発表され、翌年1953年の後期には上位機種となるCustomが発表されました。その後1957年の”PAF”搭載や1961年のSGシェイプへの移行などありましたが、1968年にはスタンダード、カスタム共に再生産を始めます。
今回ご紹介させて頂く一本は、当時の代理店であった山野楽器によって限定モデルとして発表されたホワイトフィニッシュの1968 Les Paul Customリイシュー。更にプレイヤー目線にてモディファイが施された、まさにプレイヤーの為の一本になります。
まずそのスペックとしては、メイプルトップ&マホガニーバックボディに、マホガニーネクの王道スタイルに、上位機種カスタムならではのエボニー指板やダイヤモンドインレイ、ゴールドハードウェアとなります。フィニッシュは焼けたホワイトを意識したClassic Vintage White。漆黒のエボニー指板、ブラックパーツ、ゴールドハードウェアとのマッチングも素晴らしく格好良い一本です。
モディファイ内容としては、まずネックバックの塗装を剥ぎ、通常68モデルよりも若干薄手に59タイプにリシェイプされており、サテン仕上げと相まって抜群の演奏性を誇ります。そしてピックアップをSuhrのDoug Aldrich(ダグ・アルドリッチ)氏のシグネイチャーピックアップに変更。その他細かい点としてはテイルピース&チューナーにはエイジングが施され、コントロールノブ類はスピードタイプに、セレクターチップは木製に変更されております。
そして気になるサウンドですが、スタンダードモデルに比べ、強い芯と太さを持つ個体鳴りとピックアップの相性が最高の取り合わせとなる一本へと仕上がっております。体の奥に突き抜けるような太く粘りのあるローミッドと、美しく奥行きのある煌びやかなハイレンジが特徴的で、魅了のクリーンから攻撃的なドライブまで幅広いサウンドレンジを持ち、そのどれもがハイクオリティなトーンをアウトプットしてくれます。
状態としては、ボディバックにバックルスクラッチが見受けられますが、トップ面は比較的コンディション良好です。とはいえネックバックの塗装剥ぎリペア等も考えれば、完全にプレイヤーズコンディションですので、ガンガン弾かれる方に是非オススメしたい一本です。もちろんネックコンディションは良好で、トラスの余裕もシッカリとあり、即戦力となる一本。付属品は購入時の認定書や山野保証書等を含む一式が揃っており(画像参照)、ケースも勿論オリジナルハードとなります。
カスタムショップ製の中でも生産本数が少なく、稀少な1968カスタムリイシュー。近年のモデルでは中古でも40~50で販売されるなど、59モデル等に劣らぬ人気を誇ります。今回の2000年代初期モデルであっても、状態の劣るもので30万円前後が相場ですが、今回プレイヤーの方から見れば完全にアップグレードされているにも関わらず、販売額までも破格のプレイヤーズプライスにてご案内させて頂きます。まず今後を見てもこんなチャンスはありませんので、是非この機会をお見逃しなく。