Gibson Custom Shop Japan Limited 1958 Mahogany Explorer Antique Natural
2014年に限定生産されたジャパンリミテッドモデル。ニアミント手前の極上美品コンディションにて入荷致しました。
1958年にFlying Vと共に発表されたExplorer。発表当初はTed McCarty氏のデザインとなるFuturistic(未来的)という斬新なボディシェイプからFuturaのモデル名にて世に生まれました。その後当時の背景にあるアメリカ初の人工衛星の名称からFlying Vのモデル名にて発表されました。現在では変形ギターの代表として数々のミュージシャンに愛用されるモデルですが、当時音楽業界には受け入れられず、その生産本数は1958~1959年で22本、1960年~1963年に16本と、ヴィンテージの出荷レコードは僅かに38本のみとなります。その後1975年に当時のハードロックの影響から少数ながら再生産されますが、オリジナルと呼ばれる初期のものに関しては1億円以上の値段がつく、プレミアムギターとなっております。
今回ご紹介させて頂く一本は、若き日のエリック・クラプトンが愛用するエルボー部をカットしたエクスプローラーを彷彿させるスタイル。2014年に日本限定にて生産された特別な一本になります。
まずそのスペックとしては、クラプトンの愛機同様に大胆にエルボー部がカットされた、取り回しのよい独特のスタイルに、ボディ&ネック共に厳選されたマホガニー材を採用。特にボディバックには薄らとフィギュアドの浮かぶ極上材となっております。フィニッシュはヴィンテージライクな渋いアンティークナチュラルカラーを採用。その他、指板材には多くの黒のラインが確認出来る良質なローズウッドにパーロイドのドットインレイ、グローバー102Gチューナー、ノンワイヤーABR-1ブリッジ、ハードウェアは豪華なゴールドで統一されております。ジャックプレートは現在オリジナルの白黒白黒の4Pが装着されていますが、クラプトン同様の黒の1Pも付属致します。
そしてなんといっても本モデルの一番の特筆点としては、この素晴らしいサウンドでしょう。ピックアップにはサウンドに特に定評のあるアルニコⅢのカスタムバッカー×2を搭載。それによってマホガニー本来の甘さと太さを残しつつも、サウンドの輪郭をシッカリと感じさせる極上のトーンを放ちます。レスポールモデルに負けない”ズ太い”骨太かつ粘りのあるトーンは肉厚のネックを通してガツンと心地よく抜けていきます。またピックアップ本来のレスポンスが非常に高く、繊細なピッキングニュアンスもシッカリと再現し、ブルースやロックなどのサウンドキャラクターを求める方には堪らない一本となっております。
状態としては極小&極薄の打痕や僅かなスレこそ見受けられますが、特筆するような大きなダメージは一切無く、ニアミントとまではいかないものの、極上美品コンディションをキープしております。プレイ面に至ってもフレットは9部山、ネックコンディションは良好、トラスの余裕もシッカリと残っております。付属品はカスタムショップの認定書、チェックシートをはじめとする購入時の一式が揃っており、ケースもオリジナルのフィットタイプ(インナー形状はエルボーカット前)のハードケースが付属致します。
ジャパンリミテッドとして限定生産された本モデルですが、流石のクラプトン人気というべきか、新品はおろか中古市場でもまず見かけなくなってしまう程の人気モデルとなります。新品定価は70万円オーバーとなる一本。今回その新品定価の半額を大きく下回るどころか1/3近くとなる大特価にてご案内させて頂きますので、お探しだった方は絶対にこのチャンスをお見逃しなく。