Gibson Custom Shop Les Paul Custom 2021 Ebony Black Gloss w/Ebony Fingerboard

Gibson Custom Shop Les Paul Custom 2021 Ebony Black Gloss w/Ebony Fingerboard & Gold HW 4.67kg EX++ “Black Beauty”
生産数・市場流通数が極端に少ないNashville Custom Shopメイドのレスポールカスタム。王道のエボニー指板＆ゴールドハードウェア仕様の”Black Beauty”が美品コンディションにて入荷致しました。
 
Gibson社のフラッグシップモデルであり、もはやエレキギターの代名詞とも言える”Les Paul”モデル。その上位機種として長年に渡り多くのギタリストに愛用されLes Paul Custom。1953年の発表より各年代ごとに仕様が異なりますが、やはり一番人気となるのはPAF搭載かつエボニーブラック＆ゴールドハードウェアの”Black Beauty”仕様。レスポールスタンダードモデルと同じくして1982年よりレギュラーよりも厳選された材にて生産されるヴィンテージ・リイシュー（復刻）シリーズが発表され、1993年からは熟練のクラフツマンと厳選された材にてレギュラーモデルとの格差を図るGibson Custom Shopからも生産を始めます。
 
不変の凄まじい人気を誇りながら、近年では特に生産数が少なく市場流通もかなり激減しているレアモデル扱いとなるLes Paul Customモデル。今回ご紹介させて頂くのは、Gibson社における上位ラインとして確立するCustom Shopにて、特に人気の高い1968年以降のスペックとなるメイプルトップ＆マホガニーバック、そしてエボニーブラックカラーにゴールドハードウェアといった王道の”Black Beauty”スペックに、より実践的なコンテンポラリースペックを取り入れたHistoric Collectionとは別角度のアプローチにて製作された一本になります。
 
まずそのスペックですが、ウッドマテリアルとしては王道の内容にて、メイプルトップ、マホガニーバック、マホガニーネックのディープジョイント仕様となりますが、近年ではCustom Shopラインでも指板をリッチライトへと移行する中、こちらは今ではどのブランドも確保が難しくなった希少かつ高級材となる漆黒のエボニー材を採用。またエボニーブラックのフィニッシュについても、高級感溢れるグロス仕上げとなっております。その他のスペック＆特徴としては、まず何と言ってもブラックカラーとの抜群のマッチングを魅せるゴールドハードウェア仕様。こちらはヘッドのダイヤモンドインレイ等と併せて、1950年代から続く上位モデルならではの内容となります。またヒストリックモデルとの違いとしては、チューンＯマティックながら、ブリッジにはサドル部分の可動域が広く、幅広い調整が可能とするナッシュビルタイプを、ノブにはよりスムーズなプレイとなるポインターワッシャー無しのスピードタイプを、トルク調整可能かつサウンドへも大きな影響を与えるGrover Kidneyチューナー、細部で言えばサイドジャックは強固な金属製、シャープでモダンな印象を受けるピックガード、ヘッド裏にはCustom Shopロゴ、メダリオンプレート、ネック厚もヒストリックに比べて薄目の仕上げとなっております。（ヒストリック55モデル：1F部約23.2mm、12F部約26.2ｍｍ、本モデル：1F部約20.9mm、12F部約24.6ｍｍ）スケールは24.75”（≒628.65mm）、ナット幅は1.687”（≒42.85mm）指板ラディアスは12”（≒304.8mm）、フレットサイズはミディアムジャンボ、ハーネスはハンドワイアード、またヒストリックがアンティーク・コートと呼ばれる黄色変化を意識した仕上げをしているのに対して、こちらは当時の通りの仕上げの為、現状としてはバインディングはホワイトのまま、ヘッドロゴやインレイ類はキレイなままとなっておりますが、長い目で見れば今後紫外線等による経年変化より、ヴィンテージの様なルックスに育っていくかと思います。
 
そして何より特筆させて頂きたいのはこの素晴らしいサウンドですが、これぞレスポールカスタムというサウンドを作り出す為に、スタンダードモデルと比べれば敢えて重めに仕上げられたボディに、ヒストリックに搭載されるピックアップ（57ClassicやCustom Bucker等）よりも高出力で使い勝手のよい490R&498Tハムバッカーを搭載し、カスタムの魅力を最大限に引き出しており、これぞ”ロックの王道”だと身震いしてしまう程の驚愕のサウンドを放ちます。重厚で図太く芯のあるローミッドはさすがレスポールの上位機種だと感じさせるモンスタートーン。かつ1950年代のマホガニーボディ仕様と違い、メイプル材をトップにラミネイトする事で太さがありながら音の輪郭をシッカリとキープし、高域も非常に煌びやかでエッジ感があるも耳に痛い音域を排除した非常にヴィンテージに近いトーンが体感出来ます。ヒストリック仕様では味わえないクリーン～クランチの独特の味わい深く広がるトーン、歪ませた際にも音の芯を崩さない鋭いドライブ感は、一度手にしたら完全に病みつきになる最高の一本です。
 
最後に状態としては、前ファーストオーナー様がこの素晴らしいサウンドに惚れて購入され、その後も弾かれていたこともあり、僅かな使用感こそ見受けられますが、大切にされてきた事が伺える良好なコンディションとなっております。厳密に見ていけばピックガード上に薄いながらもピッキングスクラッチが見られ、小さなポツ打痕や僅かな当て傷や薄いスレ程度こそございますが、特筆して外観を大きく損ねるようなダメージは無く、金属パーツの状態も良好で、2年間弾かれてきた個体としては美品と呼べる状態をキープしております。演奏面においてもネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もシッカリと残っており、フレットも目立った減りや凹み無く9部山以上残っております。付属品についてもCustom Shopならではの高級感のあるブックタイプのサティフィケート、メダリオンから交換用のプレート、その他書類関係一式（画像参照）も揃っており、ケースも勿論オリジナルハードケースが付属致します。
 
ロックの王道となるレスポールカスタム”Black Beauty”。現在ではその凄まじい高い人気に生産が追いついておらず、市場流通は極めて少なくなっております。現在の同モデルの新品販売価格は4,999ドル（≒750,000円）ですが、中古市場はその人気からも新品価格と殆ど変わらず60～70万円前後、ダメージの多い個体ですら60万円オーバーとなっております。こちらの一本につきましては上述の通り僅かな使用感こそございますが、まだまだ美品と呼べるコンディションにて適正価格としては65万円前後になるかと予想されますが、今回前ファーストオーナー様からの多大なるご厚意もあり、相場を大きく下回る非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。かなりの数の方が探されている王道中の王道となる人気モデルですので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。
 
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JR西川口駅より徒歩1分の好立地＆フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース＆試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。
 
“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。