Gibson Custom Shop True Historic 1957 Les Paul Custom “Black Beauty” 3.9kg ‘15年製
新品定価100万円オーバー!True Historic初年度 2015年製に加え非常に軽量な極上の一本が入荷致しました。
Gibson社のフラッグシップモデルLes Paulの上位機種として長年に渡り多くのギタリストに愛用されてきた Les Paul Custom。1953年に発表されるも、やはり一番人気となるのはPAF搭載初年度かつエボニーブラック&ゴールドハードウェアの”57ブラック・ビューティ”でしょう。
今回ご紹介させて頂く一本はカスタムショップラインの厳選された材、特別なビルダーにより生産されるヒストリックコレクションシリーズを、製作工程、材のマテリアルを極限のレベルまで引き上げ、カスタムショップのビルダーの精鋭のみで生産された【True Historic】。こちらシリーズの初年度となる2015年製のハンドセレクト1959モデルになります。’57カスタムの生産本数は世界限定200本と、通常のヒストリックコレクションよりも約1/4となる製作本数に上限を定め、まさにその名の通り”真実のオリジナルヴィンテージ”を再現すべくGibson社の威信をかけたプロジェクトとなっております。
サウンド、ルックス、シェイプ、パーツ類、製作工程など全てが今までよりも遥かに高いレベルでオリジナルを再現されており、もはや通常のヒスコレとはもはや次元の違うTrue Historic。その多岐に渡る詳細はとてもこちらの文章内では記載しきれない為、デジマートマガジンのTrue Historicの特集ページを貼り付けさせて頂きますのでご覧頂ければと思います。
http://www.digimart.net/magazine/article/2015050101416.html
基本スペックとしては、マホガニートップ&マホガニーバックボディ、マホガニーネックにエボニー指板、ダイヤモンドインレイ、ワッフルバックチューナー、ノンワイヤーのABRブリッジ、ライトウェイト・アルミテイルピース、ヴィンテージエボニーフィニッシュにハードウェアはゴールドに統一、バインディングの色焼けもシッカリと再現。ピックアップにはカスタムバッカー・アルニコ3×2を搭載、コンデンサーはバンブルビーとなっております。
そして何よりも気になるのはサウンドではないでしょうか。まず生鳴りから強烈な感動を覚えます。本当に現行のレスポールから出てる音なのかと驚愕するほど、シッカリとセットネックが馴染んだ一体感、音の抜け、弦音が耳に触らない味わい深い鳴りを感じさせてくれます。更にプラグインを試みてみると、これぞ”ロックの王道”だと身震いしてしまう程の驚愕のサウンドを放ちます。図太く芯のある中低域はさすがレスポールの上位機種だと感じさせるモンスタートーン。広域も非常に煌びやかでエッジ感があるも耳に痛い音域を排除した非常にヴィンテージに近いトーンが体感出来ます。通常のヒスコレでは再現できなかったクリーン~クランチの独特の味わい深く広がるトーン、歪ませた際にも音の芯を崩さない鋭いドライブ感は、一度手にしたら完全に病みつきになる最高の一本です。
加えてTrue Historicラインの57Customの中でも約3.9kgと軽量な個体ですが、サウンド面でのその軽さは感じさせないものの、プレイするにあたってのカスタム=重いの印象を払しょくするストレスを感じさせない素晴らしい個体となっております。
前ファーストオーナー様が10本以上のTrue Historicから実際に弾いて選んだだけあり、素晴らしいサウンドの個体ですが、やはりそれに伴う若干の使用感がございます。とはいえ若干の打痕や薄いスクラッチ程度で大きなダメージは無く、弾き込まれた割には美品といった印象を受けます。またプレイ面でのネックコンディションは非常に良好で、トラスも微調整レベルしか触られておらず、オリジナルフレットも9部山以上残っております。
True Historic Hand Select世界限定200本の57カスタムですが、新品定価は100万円オーバーとなる極上品です。こちら小傷こそあるものの、サウンド・プレイアビリティ抜群の最高の一本。中古相場でも50~60万円となりますが、今回こちら当店のセール期間中につき大特価にて御案内させて頂きますので、お探しだった方は是非この機会をお見逃しなく。