Gibson ES-120T 1965年製 Sunburst w/Jacaranda FB & Bridge Full-Original
激渋のフェイドしたサンバーストに枯れたサウンドが抜群の一本。フルオリ&ニアミントの極上コンディションにて入荷致しました。
Gibson社においてレスポールモデルと共にフラッグシップモデルとなるESシリーズ。その歴史はレスポールよりも遥かに深く、エレクトリック・スパニッシュを意味するESモデルは1936年のES-150より始まりました。
今回ご紹介させて頂く一台はESシリーズの中でも稀少モデルとなるシンライン&ノンカッタウェイモデルとして1962年に発表されたES-120Tの1965年製となります。
まずスペックとしては薄らフィギュアドの浮かぶ極上メイプルトップにメイプルサイド&バック、ボディスタイルとしてはアーチトップのシンボディで、フィニッシュには黒の入らないサンライズバーストの様な非常に渋いサンバーストにて仕上げられております。指板とブリッジ&サドルには今では輸入すら難しい稀少材となるハカランダを贅沢に採用。その他スペックとしてはパーロイドのドットインレイ、ダブルラインのクルーソンデラックスチューナー、バーテイルピース、そして本モデルの特徴であるメロディーメーカー用のPU、PUやコントロールがマウントされた独特なピックガードが挙げられます。
そして特筆すべくはこのサウンド。約2.4kgと軽量なシンボディとは思えない迫力のアコースティックサウンド、フルボディと比較してもボリュームがあり、かつ輪郭の煌びやかさが魅力で、通常のアコースティックとして生鳴りだけでも満足出来る素晴らしい鳴りをもった個体です。またPUからの出力でも、アコースティックの空気感、甘く広がるトーンをレスポンス良く再現し、特にFender系アンプのクリーン~クランチ時の気持ち良さは半端じゃありません。
そして状態ですが、まずパーツ類に関してはフレット・ナット等の消耗品などを含め全てオリジナルの状態をキープ。加えて僅かながらスレ傷や打痕こそあるものの、とても半世紀前とは思えない極上のニアミントコンディションをキープ。また状態良くも薄く入ったウェザーチェッキングはヴィンテージならではの存在感を感じさせてくれます。美しい塗装状態と黒のコントラストの強いハカランダ指板のマッチングがルックス面でもご満足頂ける一本です。ケースは汎用のギグバッグが付属致します。
他モデルと比べると絶対的な生産本数が少なく、更に1962~1970年という短い生産期間の中でもハカランダ期は特に評価が高く、通常であればハカランダ期のここまで素晴らしいコンディションをキープした一本ですと、まず20万円の大台を切ることはございませんが、今回まさかの相場を大きく下回る大特価にてご案内させて頂きますので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非このチャンスをお見逃しなく。