Gibson ES-330TD 1967年製 Sunburst EX++ Condition Full-Original 2.8kg
ボディ&パーツのツヤも残った極上ヴィンテージ。ハンダバージンのフルオリジナル品が入荷致しました。
Gibson社におけるレスポールモデルと人気を二分するES(Electric Spanish)シリーズ。その歴史は1936年のES-150モデルに始まり、現在に至るまで多くのギタリスト達に愛用され続けております。
今回ご紹介させて頂く一本はESシリーズのフラッグシップモデルであるES-335と同じボディシェイプながら、センターブロックをもたないフルアコースティック構造となるES-330の1967年製になります。当時のGibson傘下であったEpiphone社の同モデルCasinoの本家版です。
まず基本スペックとしては、アーチド&シンのメイプルボディにマホガニーネック、指板材には黒い杢目が特徴的なハカランダ(通常ローズウッドですが1967年前後に僅かに存在します)にブロックポジションマーク、ナローネック、16Fジョイント、ドッグイヤーニッケルカバーのP-90×2、リアのボビンカバーのみ稀少なクリアボビンカバーとなっております。その他トラピーズテイルピース、Gibsonパテント入りブリッジ、ダブルライン・クルーソンデラックスチューナーなどが挙げられます。
そして特筆すべくはこの極上のヴィンテージサウンドでしょう。オリジナルのヴィンテージP-90とフルアコ構造のマッチングにより、非常に深味のある奥行に吸い込まれてしまうような”いなたい”トーンを奏でてくれます。335と比較してもサスティーンは短くなるものの、シンボディとは思えない大きなボリュームや音のコシ、そして独特のフィードバック感は330ならではと言えます。また近年の復刻モデルと比較すれば、耳に触るような高音域が抑えられ、かつ箱鳴りの良い部分をピックアップし、改めてヴィンテージの良さを再認識させてくれます。またジョン・レノン、ジョージ・ハリスンの愛用機(Casino)と同年代の1967年製ですから、ビートルズサウンドを追及する方にもオススメの一本となっております。
また状態も非常に素晴らしく、とても50年以上前のギターとは感じさせません。全体的に小傷や打痕こそ見受けられるものの、塗装・パーツ共にツヤがシッカリと残っており、ウェザーチェックすら見られません。特にボディトップ&ネックバックのコンディションは素晴らしく、あまり弾かれずに長期間保管されていた事が伺えます。ヘッドトップ角の当て傷により塗装剥がれが見られる為、極上美品とまでは言わないものの、かなりの良いコンディションをキープしております。パーツ類に関してはハンダを外した履歴すら見られないオールストレートのフルオリジナルコンディションをキープ。ハードケースもオリジナルです。プレイにあたっての状態としてはネックコンディションは良好で、オリジナルフレットも6~7部山(部分的に凹み有り)、トラスの余裕も充分に残っております。
ヴィンテージの当たりの個体ならではの極上サウンドに加え、年式、状態、オリジナル度を踏まえれば、40~50万円が相場かとは思いますが、こちら只今セール中につき、大特価にて御案内させて頂きますので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。