Gibson ES-335TD 1978年製 Sunburst EX Condition w/Original Case

ES-335はGibson社から1958年に世界初となるセミアコースティックギターとして発表され、ESシリーズのフラッグシップモデルとして今に至るまで高い人気を誇ります。発表と共に完成形と言われるそのサウンドはジャズ、ブルースからロックまで幅広いジャンルに対応し、ラリー・カールトン、エリック・クラプトン、キース・リチャーズ、チャック・ベリー、B.B.キングなど世界的に名高いミュージシャンをも虜にしてきました。
 
 今回ご紹介させて頂く一本は今から約40年前に製作された1978年製となるオリジナルヴィンテージの335になります。
 
まずスペックとしては、メイプルボディに3Pメイプルネック、ローズ指板にスモールブロックインレイ、ネックボリュート、グローバーチューナー、タールバックのスーパーハムバッカー×2等が挙げられます。
 
サウンドとしては40年の歳月は伊達じゃない弾き込まれた個体でのみ味わえる枯れた味わい深い鳴りが魅力です。生鳴りでは粒立ちが良くバランスの良いコード感が心地よく、オリジナルのピックアップはフィードバック感を抑え、より甘く煌びやかなジャジーなトーンをアウトプットしてくれます。またセンターブロック構造ならではのハウリングの少なさや、独特の美しい高音域は流石名機335と言えるでしょう。
 
状態としては全体的な使用感こそ否めないものの、ネック折れやボディ割れなどのリペア歴は無く、年式を考慮すれば美品の域にはあるかと思います。変更点としてはフレット・ナット、トグルスイッチの増設が見受けられますが、ピックアップやポットなどの主要部はオリジナルをキープ。ケースもオリジナルハードケースが付属致します。またネックコンディションは良好、フレットは約7部山、トラスの余裕もあり、即戦力となる一本です。
 
50～60年代は当然ながら、70年代に関しても年々価格の高騰を続けるヴィンテージ335。現在70年代後期に関しては、まだ手の届く範囲にございます。こちらの一本も若干の変更点がある為、お求めやすい価格帯にてご案内させて頂きますので、お探しだった方は是非この機会にどうでしょうか。