Gibson ES-335TDC 1964年製 Cherry Red w/ Factory Bigsby
Gibson ES-335TDC 1964年製 Cherry Red w/ Factory Bigsby Full-Original ex/Tuner 3.91kg "Killer Figured Maple"
ズバ抜けて高い人気を誇る1964年製ES-335TDC。ファクトリービグスビー、ハカランダ指板、そして極上のフィギュアドメイプルが採用されたウルトラレアな一本が、ほぼフルオリジナルにて入荷致しました。
ES-335はGibson社から1958年に世界初となるセミアコースティックギターとして発表され、ESシリーズのフラッグシップモデルとして今に至るまで高い人気を誇ります。発表と共に完成形と言われるそのサウンドはジャズ、ブルースからロックまで幅広いジャンルに対応し、エリック・クラプトン、ラリー・カールトン、キース・リチャーズ、チャック・ベリー、B.B.キングなど世界的に名高いミュージシャンをも虜にしてきました。
今回ご紹介させて頂くのはエリック・クラプトン愛用機と同じズバ抜けて人気の高い1964年製のES—335TDC。更にこちらはファクトリービグスビー、ハカランダ指板、そして極上のフィギュアドメイプルが採用されたウルトラレアな仕様かつ、ペグ交換以外はハンダバージンのフルオリジナルコンディションという極めて稀少な一本。ファーストオーナーがアメリカのプロギタリスト、セカンドオーナーである前所有者様が40数年デッドストック状態にて保管されてきた超逸品のヴィンテージになります。
基本スペックとしては、TDCのモデル名通りT→Thinline(薄胴)、D→Double(ピックアップ2発)、C→Cutaway仕様となり、センターブロックの入ったセミアコスタイル、ボディサイズは16インチ(約406mm)、プレイアビリティに優れた薄胴&カッタウェイスタイルで、当時より高い人気を誇ります。こちらの一本については、まず何を差し置いてもボディに採用されたメイプル材のグレードが他を圧倒しており、ボディトップに至っては、所々というレベルではなく、ビッシリと霜降り系の味わいのあるフィギュアドフレイムが浮かぶ最高の材を採用。ボディバックはトップほどではありませんが、それでもしっかりとフィギュアドが感じられます。フィニッシュはバースト・レスポール同様のアニリンレッドを使用したチェリーレッドカラーが採用され、これぞ335といった王道のルックスに加え、シースルーカラーが故にフィギュアドメイプルが際立ちます。ネック材には1Pの良質なホンジュラスマホガニーを、指板材にはヴィンテージならではの深いコントラストと”うねる”杢目が特徴的な極上のハカランダが採用されております。接着にはこの時期までとなるニカワ接着が採用されております。その他としてはボリュート無しのスモールヘッドにブランドロゴ&クラウンインレイ、スモールブロックポジションマーク、ショートピックガード、クルーソンチューナー、ABR-1ブリッジのチューンOマティック、メタルトップのハットノブ、実測値にて約41.5~42.0mmナット幅、ネック厚は1Fで約20.5~21.0mmのスリムテーパーネックなどクラプトン愛機同様のスペックが見受けられます。またブリッジ下にはCUSTOM MADEのプレートが装着されております。
そして気になるサウンドですが、採用された材のグレードによるものか、58年の歳月によって熟成されたものか、それとも1964年製が特別と言われる所以か、肌で感じさせてくれる極上のヴィンテージサウンドを放ちます。まず生鳴りでは美しい音の粒立ち、バランスの良いコード感が心地よい個体で、ストロークから音抜けまでのレスポンスの早さはシッカリと弾き込まれてきた事を感じさせる一体感を味わえます。出力面ではヴィンテージの中でも特に評価の高い”PAF”同様の内容となるAWG42エナメルワイヤー&アルニコ5、プラスネジ期のステッカードナンバードPAF×2を搭載し、パワフルなローミッドに甘く広がる倍音成分を多く含み、センターブロックセミアコ構造だからこそのキレイな高音域は色気すら感じます。前セカンドオーナー様が大切に保管され続けてきた事もあり、経年による出力減衰を全く感じさせません。またビグスビー仕様ならではのビブラート感はセミアコ構造と良くマッチし、芳醇なサスティーンとなり空気中に溶けていきます。ソリッドタイプのギターの”鳴り”とはガラッと異なり、ロングセラー335モデルの名機たる所以を感じさせてくれるでしょう。近年では多くのリイシューモデルが発表されておりますが、経年によって熟成されたサウンドまでは復刻出来ず、まるで違うブランドかと感じさせる程の”格”の違いを魅せつける極上のヴィンテージです。
最後に状態としては、ファーストオーナー様が本国アメリカにて活躍されるプロギタリストであり、こちらの一本をメインにて愛用されてきたと伺っておりますが、それを裏付けるべく、ボディバックにガッツリとバックルスクラッチが見受けられますが、その他は細かなスレや打痕程度で、年式を考慮すれば非常に良好なコンディションとなっております。また保管期間が長かった為、ウェザーチェッキングは控えめながら、程良くウォーターメロン系にフェイドしたカラーとも相まって、本物のヴィンテージならではの風格ある激渋のルックスとなっております。パーツ類については、ペグを一度グローバーに変更された履歴がございますが、その他はフレット・ナット・ポット類の消耗品を含め、全て当時のままとなるフルオリジナルコンディションをキープ。現状のペグはGotoh製のエイジドタイプのクルーソンスタイルにて、ヴィンテージの雰囲気を損ねず、高いチューニングの安定度を誇ります。もちろんハンダもバージンです。細かな部分ですが、セレクターチップとABR-1ブリッジのワイヤーのみ交換された可能性がございます。(他パーツに比べてキレイな状態の為)演奏面においてもネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もしっかりと残っており、オリジナルのフレットは元々背の低いタイプにて各所に部分減りがありながらも6~7部山程残っております。ボリュームポットのみ、僅かにガリが感じられますが今すぐ交換というレベルではなく、オリジナルパーツ優先にて現状としております。付属のケースも、非常に程度の良いオリジナルハードケースにて、ラッチ破損無し、ケースインナーも非常にキレイで破れや破損無く、Gibsonプレート付属、ハンドル部の交換もありません。
近年の楽器業界の凄まじい高騰もあり、現在の1964年製の相場感としては、ダメージが多く、多くのパーツ変更やリペア歴のある個体を含め250~350万円前後となっており、これからの更なる高騰も予想されます。今回こちらの一本につきましては、高いオリジナル度に加えて、他とは完全に一線を画すフィギィアドメイプルが採用された、まさに特別と呼ぶに相応しい一本につき、適正価格としては350万円前後になるかと予想されますが、前セカンドオーナー様からの多大なるご厚意もあり、相場を無視した”破格”プライスにてご案内させて頂く事となりました。高額帯ながらも即完売が予想されるスペシャルな一本ですので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この二度と無い大チャンスをお見逃しなく。
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JR西川口駅より徒歩1分の好立地&フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース&試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。
“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。