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Gibson Everly Brothers (J-180) 1963年製 Black Full-Original w/OHC EX+++

Gibson Everly Brothers (J-180) 1963年製 Black Full-Original w/OHC EX+++

¥0価格

極めて少数のみ生産された激レアヴィンテージ。フルオリジナル&美品の素晴らしいコンディションをキープした一本が入荷致しました。

 

兄のドン・エヴァリー(Donald Everly)とフィル・エヴァリー(Phillip Everly)の兄弟デュオによって1950年代後半から1960年代前半と活動期は短くも、全米トップにチャートインするナンバーを多く世に生み出し、ファンのみならず、その後のビートルズやサイモン&ガーファンクルなどの世界的アーティストにも多大な影響を与えた伝説のカントリーユニット

 

今回ご紹介させて頂く一本は、当時の60年代のGibson社におけるジャンボ(J)シリーズでは唯一となるアーティストモデルEverly Brothers1986年のリイシュー以降はJ-180へモデル名変更)の1963年製になります。発表は1962年の後期となり1972年の生産完了まで僅か500本にも満たない生産でした。また1966年以降はハカランダ材の廃止、1968年以降はウォルナットボディと人気の落ちるスペックとなる為、最初期ヴィンテージに関しては、極めて稀少なモデルとなります。

 

まずスペックとしては、J-185をベースとするスタイルで16 1/4ワイド&4 3/8ディープのジャンボサイズ、ウッドマテリアルはスプルーストップ、メイプルサイド&バック、マホガニーネック、ハカランダ指板&ブリッジ、特にボディバックに関してはベタ塗のブラックフィニッシュで見えない部分に関わらず、強烈なフィギュアドフレイムが採用され、サウンドホールからハッキリと確認出来ます。その他としては、まずブリッジ下まで伸びる特徴的なデザインの鼈甲セルロイドのダブルラージピックガード、指板&ヘッドストックのスターインレイ、ピンを使用しないストリングアンカースルー&オーバーサイズのブリッジ、ブリッジには3つのパーロイドドットインレイ、セラミックブラックのアジャスタブルサドルを搭載。ボディのダブルバインディング&ネックバインディング、チューナーにはリイシューでは採用されなかったオリジナルのクルーソン社ニッケル・ワッフルチューナーを採用など、本モデルならではの特別なスペックが多く見受けられます。

 

そして何と言ってもサウンドには驚愕以外の言葉が当てはまりません。ジャンボサイズ&メイプルボディの理想とも言える硬質感のあるメイハリの効いたトーンは、ジャンボサイズのふくよかな音の広がりの中でも音の輪郭を崩しません。ボリュームもさることながら、高音域はヴィンテージらしい枯れた煌びやかなトーンを、中域はシッカリとした芯を感じさせ強く前に抜けていき、そしてその甘く優しい低域は全体をまとめながらも、空気中にジンワリと溶けていくような心地よいサスティーンを持っています。コード感のバランスも絶妙で、近年物とはまるでエフェクトが入っているかのような音の深みの違いを感じさせ、それこそ言葉の通りいつまでも弾いてられる本当に素晴らしいヴィンテージです。

 

またこの最高のサウンドを持ちつつも、状態面においても本当に素晴らしいコンディションをキープしております。まず半世紀以上が経過したことにより、全体的にビッシリと渋いウェザーチェッキングが入ってはいるものの、ダメージは僅かな打痕やスレ傷程度で、ヴィンテージとしてはニアミント手前の極上美品コンディション。パーツ類に限ってはフレット・ナットなどの消耗品を含め全てオリジナルパーツをキープしてフルオリジナルコンディション。ケースも当時のオリジナルハードケースとなっております。リペア歴としてはサウンドホール上部から指板に向かっての部分に僅かなクラック補修歴、ネックヒールの浅いクラック補修歴、ピックガードのシュリンク防止リペア歴こそ見受けられますが、ネック折れや、ありがちなボディのワレ補修歴、ブリッジの再接着歴すらありません。バインディングも左のトップ側に一カ所クラックがありますが、その他色焼けはありものの、クラックは見受けられません。そしてオリジナルのフレットは元々背の低いヴィンテージフレットですが7部山程と大きく残っており、オリジナルナットの溝もシッカリ残っております。現状のネックコンディションも良好で、トラスの余裕もシッカリと確認出来ます。

 

ほぼ初年度と言って過言では無い1963年製のオリジナルEverly Brothers。市場にもかなり数は少なくなっておりますが、交換パーツがあり、こちらよりも多くのリペア歴があるものでも180200万円前後が相場となっております。今回の一本に関してはパーツ変更歴の無いフルオリジナルに加え、リペアも軽微な部分のみ、状態は極上美品コンディションと、歴史的にも価値のあるコンディションをキープした極上品となっておりますが、こちらまさかの相場をかなり大きく下回る超特価にてご案内させて頂きます。お値打ちな金額もさることながら、ここまで状態の良い一本はそう見つかるものではありません。高額帯ではございますが、早くの売約が予想されます。お探しだった方は絶対にこの機会をお見逃しされないよう、まずはお問い合わせ下さい。

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