Gibson Firebird Ⅲ 1965年製 Non-Reverse Head Sunburst w/BZR FB 3.4kg EX++
ノンリバ&P-90×3発搭載仕様の初年度品。オリジナル度も高い極上ヴィンテージを大特価にてご案内させて頂きます。
Gibson社の初のスルーネックモデルとして1963年の中期の発表から現在に至るまで非常に高い人気を誇り、多くの大物ギタリストの愛用でも知られる”Firebird”。発表当初はリバースヘッド仕様となることから各弦のテンション感が異なり、当時人気が低迷した為、1965年にノーマルヘッドであるノンリバースモデルへと移行致します。
今回ご紹介させて頂くのはその人気の仕様となるノンリバモデルの初年度となる1965年製のFirebird Ⅲになります。それまでミニハムバッカーの2ピックアップ仕様であったⅢが、この1965年の仕様変更を期にソープバータイプのブラックP-90の3ピックアップ仕様へとモデルチェンジします。またノンリバ期でハカランダ指板が採用されるのもイレギュラーを除いて1965年製のみとなります。
まずその気になるスペックとしては軽量かつ良質なコンタードの1Pマホガニーボディ&
ネックのセットネック構造、黒々とした極上のハカランダ指板、ノンバインディングネック、ドットポジションマーク、ノンリバースヘッド、3プライ&オリジナルロゴ入りピックガード、ソープバータイプのブラックP-90×3、ダブルラインのクルーソンデラックスチューナー、ラップアラウンドブリッジ、シンプルスプリングヴィブラートなどが挙げられます。
そしてこの驚愕のサウンドはこれぞヴィンテージの醍醐味と再認識させてくれます。個体としてはファイヤーバードの中でも非常に軽量ではありますが、信じられないほどの芯の太い中低域を放ち、ハムバッカー寄りと言われるP-90サウンドならではのゴツゴツした骨太なロックサウンドを放ちます。また3ピックアップ仕様となっておりますが、セレクターのセンターポジションではミドル&リアのフェイズサウンドとなり、シンプルながらも多彩なサウンドメイクを可能としてくれます。近年のリイシューと比較しても、比べものにならない倍音感の強い枯れたサウンドは、ヴィンテージならではの唯一無二の存在感を感じさせてくれます。
状態としてはとても半世紀以上前とは思えない素晴らしい状態をキープしております。小傷や打痕などの使用感こそ否めませんが、逆にそこがヴィンテージファンには堪らないルックスへと成長していると言っても良いでしょう。とはいえ大きな塗装剥がれやありがちなネックリペア等もありません。ピックガードのシュリンクも少なくオリジナルのファイヤーバードロゴも殆ど薄れることなくシッカリと残っております。全体的に見て美品~美品手前と言ったコンディションになります。パーツ類のオリジナル度も非常に高く、変更はスライドスイッチをトグルスイッチへ変更、ブリッジがリイシュータイプに変更されている以外は全てオリジナルをキープ。ピックアップはもちろん、フレット・ナット・ポットなどの消耗品の変更も無く、リペア歴も一切ありません。プレイ面としてもネックコンディションは良好でトラスの余裕もあり、フレットは5~6部山程ですがすぐにリフレットが必要な状態ではありません。ケースは汎用のギグバッグになります。(画像のケースは撮影用です)
市場相場を見て頂ければ一目瞭然ですが、初年度1965年製の販売相場としては65万円前後となります。今回ご案内させて頂く一本も年式の割にコンディション・オリジナル度共に申し分無い一本ですが、僅かな変更歴がある為、まさかの大特価にてご案内させて頂きます。この仕様をドンズバで探されている方も多くいらっしゃるかと思いますので、まさに早い者勝ちです。是非このチャンスをお見逃しなく。