Gibson Heritage 1968年製 Square Shoulder Dreadnought Brazilian S&B
ハカランダ材をサイド&バック&指板に採用した超稀少モデル。超極上のヴィンテージサウンドを奏でる極上品です。
1965年に発表から1982年までの間、極少数のみ生産されたレアモデルHeritage。オールマンブラザーズバンドの故デュアン・オールマンも愛用していた知る人ぞ知る名機。その一番の特徴としてはGibson社では珍しいハカランダをサイド&バックに採用したモデルになります。
今回ご紹介させて頂く一本は、初めての仕様変更が行われた初年度となる1968年製の一本になります。
まずスペックとしては、ボディトップに上質なシトカスプルース、ボディサイド&バックにはラミネイトの稀少材ハカランダを採用。そして指板にも真っ黒な極上ハカランダ(通常この時期はエボニーですが、こちらの一本はハカランダとなっております)。そしてブリッジには高級材エボニー、弦高調整可能なアジャスタブルサドル、ティアドロップのブラックガード、特徴のあるDiamond & Curlicueインレイ、グローバーチューナーなどが挙げられます。
その気になるサウンドとしては、ワンストロークで感動させられる本当に素晴らしい一本です。ただ大きいだけでは無く、非常に奥行のある味わい深い独特のフィードバック感、ヴィブラート感は”枯れた”という言葉がまさしくこれだと感じさせてくれます。同時期のラウンドショルダーのJ-45などと比較しても、音の質そのものがシッカリとしており、芳醇かつ重厚感のあるサウンドながら、ラウンドショルダーには無い音の輪郭の明瞭さが特に秀でたモデルになります。特にこの個体に関しては中低域の非常にパワフルな野性味ある太さや、煌びやかなエッジ感が素晴らしい一本となっており、Gibson Vintage Acousticの物足りなさを補った極上の枯れたトーンを愉しめます。
そして、コンディションとしては。約半世紀が経過しようとしているのにも関わらず、非常に良いコンディションをキープ。サウンドホール周辺にプレイにあたっての塗装剥がれこそあるものの、その他は非常に良いコンディションをキープ。もちろん49年前の一本ですので全体的に細かな小傷やウェザーチェックすらあるものの、ありがちなワレ補修歴なども無く、ネックコンディションも良好です。変更点としてはブリッジサドルの変更と、L.R.BAGGS社のピックアップが搭載(エンドピンジャック)されておりますが、プレイヤーの方には決してマイナスにはならない変更となっております。もちろんケースもオリジナルのGibsonロゴ入りハードケースとなります。
ギブソン社におけるヴィンテージ・アコースティックの中でも特に稀少度が高いコレクタブルアイテムでありながらも、このモデルでしか味わう事の出来ない極上トーンを持った一本です。また69年以降からもまたスペックが変更されていきますので、本スペックはまさに68年製にのみ製造されたスペックとなります。まさに唯一無二の一本です。国内だけでなく、海外市場を含めてもまず市場に出回らない稀少な一本。本当に素晴らしいサウンドのヴィンテージだからこそ、プレイヤーの方にも手に取って頂きたく大特価にて御案内させて頂きますので是非この機会をお見逃しなく。