Gibson Hummingbird Custom 1972年製 Cherry Sunburst w/Piezo PU
驚愕ヴィンテージサウンドを放つハミングバード!ルックスも激渋の一本が入荷致しました。
ラウンドショルダーのJ-45/50と双頭を成すGibson初のスクエアショルダーモデルとなるHummingbird。そのモデル名の由来通りピックガードにはハチドリの姿が刻まれております。1960年の発表以来、その汎用性の高いサウンドはロックだけでなく、ブルース、カントリー、フォーク、ポップスなど幅広いジャンルのミュージシャン達に愛用され続けております。
今回ご紹介させて頂く一本はヴィンテージ・ハミングバードの最終形となる、ダブルXブレイシング&ブロックポジションマークに移行した直後の1972年製の一本になります。
まず基本スペックとしては、スプルーストップ、マホガニーサイド&バック、メイプルネックにローズウッド指板、ローズウッドのベリービロウブリッジ、42mm幅のレギュラーネック、25 1/2のロングスケ-ル、スクエアショルダー、クラウン・ヘッドインレイ、そしてハミングバードオリジナルのピックガード、ダブルXブレイシング、ブロックポジションマークなどが挙げられます。また1970年代の初期~中期のみモデル名が記載されるラベルに”Hummingbird Custom”と記載されます。
そして何といってもこのサウンドには驚きです。何気ないワンストロークで鳥肌が立つほどの極上のヴィンテージトーン!とても大きな音量に加え、甘く包み込むようなフィードバック感、非常に長くかつ空気中に溶けていくようなニュアンスのサスティーンが堪りません。高音域は非常に煌びやかながら耳に痛い音域は全くの皆無。また高域、中域がハッキリしている分、低域とのバランスが良く、個性がありながらも整った統一感はオーケストラのような感動すら感じます。また音の立ち上がり、レスポンスも良くプレイヤーのストレスを感じさせないどころか、時間が経つのを忘れてしまう魅力のあるトーンを奏でてくれます。またピエゾ内臓&エンドピンジャック加工が施されており、より実践的に使える即戦力となる一本に仕上がっております。
状態として、サウンドホール周りのピッキングスクラッチからはかなり弾き込まれてきたことが予想されるものの、比較的良いコンディションをキープしており、ありがちなワレやクラック補修歴などは見受けられません。サウンドホール上部に補強材が接着、ボディトップの軽い波打ちは見受けられますが演奏上には支障ありません。パーツの変更としてはフレット・ナットが交換されておりますが、交換後の演奏時間は短く、フレットも8部山以上残っております。その他交換パーツはブリッジピンのみ。ハードケースもオリジナルです。
1970年代初期の相場としては軽いクラック補修歴があっても30オーバー当たり前ですが、今回当店のアニーバーサリーセールの目玉品として大特価にて御案内させて頂きますので、是非この機会をお見逃しなく。