Gibson J-160E 1969-1970年製 Sunburst No-Crack EX++ Condition Full-Original

69年から70年に渡って製造された過度期のレアスペック！フルオリジナル＆美品コンディションにて入荷致しました。
 
1954年に発表され、現在のエレアコの先駆けとなったGibsonを代表するモデルJ-160E。ビートルズの愛用に始まり、多くの大物ギタリストを虜にしたサウンドは現在に至るまで全く衰える事の無い人気を誇ります。
 
今回ご紹介させて頂く一本は1960年代後期から1970年最初期のスペックの大幅な見直しがされた過度期に製作された非常にレアスペックとなるJ-160Eになります。
 
まずそのスペックとしては、ボディシェイプには1969年から採用されたスクエアショルダーシェイプ、ボディ材はスプルーストップにマホガニーサイド＆バック、ラダーブレイシング、16インチサイズ、ネックはマホガニーにローズウッド指板、20F、約41mmナット幅、2コブ・ダブルラインのクルーソンデラックスチューナー、またネック裏は1969年までとなる”MADE IN USA”刻印無し＆ノーボリュート仕様、加えてピックガードは1970年からとなるティアドロップ、そしてエレキギター用のP-90ピックアップはエッジが下部にある1969年までの仕様、サドルもアジャスタブルタイプの1969年までの仕様となっております。上記から当時のアコースティックモデルの多くが移行するスクエアショルダーモデルの先駆けとなる非常に稀少なスペックが採用されたと思われます。
 
気になるサウンドとしては、とにかく良く鳴ります。ラウンドショルダー期と比較してもボリュームは大きく、非常に味わい深い奥行のあるフィードバック感が堪りません。高音域は煌びやかで耳に痛い音域は皆無、中低域は甘く広がり、独特の伸びやかなサスティーンは近年物では決して味わえない極上のトーンを奏でます。1弦1弦クセがありそうながら、コードストローク時にはキレイにまとまるというのもVintage Gibsonならではでしょう。またピックアップからの出力もヴィンテージギターを堪能するには充分な”いなたい”ニュアンスを感じて頂けます。レスポンスも良く、フィンガーピッキングでもコードストロークでもプレイスタイルを選ばずお愉しみ頂ける一本となっております。
 
コンディションとしては全体的なウェザーチェックや小傷や打痕といった使用感こそあるものの、47年という歳月を考慮すれば充分に美品と位置する良い状態をキープしております。またフレット・ナット、ポットなどの消耗品を含めパーツの変更点は無いフルオリジナルコンディション。ありがちなクラック補修歴等もありません。オリジナルフレットも元々背の高いタイプではありませんが6～7部山程残っており、まだまだ現役です。ネックコンディションも良好でトラスの余裕も充分にございます。※ケースのみ画像の汎用ケースとなります。
 
スクエアショルダー初期の相場としては35～40万円前後となりますが、今回こちら過度期の非常に稀少なレアスペック＆フルオリジナル＆美品の逸品にも関わらず、当店アニーバーサリーセール品として大特価にて御案内させて頂きます。お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。