Gibson J-200 1959年製 Natural (Blonde) / Black Accent / Black Jacaranda w/OHC
Gibson J-200 1959年製 Natural (Blonde) / Black Accent / Black Jacaranda w/OHC “Killer Vintage Sound”
Gibson Golden Year 1959年製のJ-200のブロンド&稀少なブラックアクセントフィニッシュ。美しいフィギュアドメイプルと真っ黒なハカランダが採用された極上サウンドを持つ一本が入荷致しました。
キングオブフラットトップの別名をもつGibson社が誇る最高のアコースティックモデルJ-200。1938年8月にアメリカのカウボーイスターであったRay Whitley(レイ・ウィットリー)のカスタムモデルとしてSuper Jumboのモデル名にて発表され(プロトモデルは1937年)、その後1939年にはモデル名をSuper Jumbo 200に、1947年のカタログからは現在のJ-200のモデル名にて多くのアーティストに愛用されてきました。愛用ギタリストとしては、ジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、エルビス・プレスリーなどの伝説的なギタリストを始め、挙げればキリが無いほど有名なモデルになります。また現在でもその人気は衰えることなく、多くのギタリストの憧れとしてトップに君臨します。
今回ご紹介させて頂くのはVintage Gibsonとして最も高い評価を受けるゴールデンイヤー1959年製のJ-200。その美しいルックスから”Blonde”の別名を持ち、通常のサンバーストの個体よりも良質な材にて製作されると言われるNaturalカラーの一本。美しいフィギュアドフレイムメイプルのボディ材に加えて、黒過ぎる極上のハカランダ指板が採用された一本になります。当時のオリジナルブラウンケース付属です。
まずこちらのスペックとしては、当時のスーパージャンボの名の通り、17インチという大型のボディサイズを誇ります。トップ材には現在の材では考えられない程杢目がシッカリと詰まった極上のスプルースを採用。サイドバック&ネックにはフィギュドフレイムが浮かぶ極上のメイプル材となりますが、バックには霜降り系のフィギュアドをサイドには幅広のワイルドなフィギュアドを採用。更にネックのメイプルには見るだけでも硬質さの伝わってくるフレックラインの入ったフィギュアドフレイムメイプルが採用されております。そして極め付けは指板材のハカランダですが、近くで見てもエボニーかと思ってしまう程に真っ黒で、近年のものとは全く比較にならないほどの極上過ぎる材となっております。また白く美しいパールのクラウンモチーフ・ポジションマークとのコントラストも芸術的です。その他としては、フラワーモチーフ・エングレイヴのピックガードに、マルチレイヤーのサウンドホールロゼッタ、ボディ&ヘッドバインディング、ヘッドにはブランドロゴ&クラウンインレイ、1959年からとなるPat Pend刻印の入ったグローバーチューナー、インレイワークの入ったムスタッシュ(ヒゲ)ブリッジは当然ハカランダで、4枚のパールインレイ&2つのドットインレイが施されております。1960年製からはアジャスタブルサドルが混在し、1961年からはTune-O-Matic仕様へと変更される為、グローバー&ノーマルサドルのスペックは僅かな期間しか存在しない稀少な仕様となっております。
また経年によるヴィンテージルックスも貫禄そのもので、全身にビッシリと入ったウェザーチェッキング、ヘッドインレイやバインディング等の黄化した経年変化、実際に62年間弾き込まれてきた個体だからこその”リアル”なエイジドルックスはヴィンテージファン泣かせの激渋な一本となっております。また同時期に僅かに存在するヘッド裏とネックエンドがブラックにてフィニッシュされている点もレアコレクターには堪らないポイントです。
極上のヴィンテージルックスに目がいってしまいますが、サウンド面こそ、本モデルを”キングオブフラットトップ”と呼ばれるようになった理由が詰まっております。正直同年代のJ-200の中には、”このサイズなのに全然鳴らない”という個体もある中、こちらの一本については音量、サウンドレスポンス、サウンド自体の質も含めて完全に当たりの一本です。迫力のボディから放たれるサウンドは、想像以上の大音量で驚きますが、その放たれるトーンの中には煌びやかな倍音成分がタップリと含まれており、ワンストロークで驚きと感動を与えてくれます。力強く色艶のある高音域と野太く芳醇な中低域のバランスが絶妙で、フィンガープレイでも各弦個々の良さを感じますが、ストロークプレイ時にはそのバランスの良さがフルに発揮されます。またサスティーンも伸びやかで非常に長く、聴いていてウットリしてしまう最高の一本です。またナット幅は約43mmにてネックシェイプも若干細めのシェイプとなっており、エレキギターから移行された方でも違和感無く、非常にプレイアビリティの高い仕様となっております。
そして気になるヴィンテージギターとしての変更・リペア歴としては、まずパーツ交換歴はフレット&ナット&サドルと消耗品の交換がありますが、その他ピックガードやペグ、ブリッジピン等は全てオリジナルをキープ。リペア歴としてはネックの一部とサウンドホール周囲に部分的な塗装のタッチアップ、ボディ上部とピックガード右側に分かりづらいですがクラック歴があり、こちらはシッカリと補修リペアが施されております。その他気になる点としては、ネックバックのセンター補強材の一部(9~12F裏)が経年により僅かに盛り上がっておりますが、演奏自体には支障が無く、ハイポジションを抑える際に若干掌に当たるレベルです。総合的に見れば上述の通りサウンドホール周りに使用感こそ感じますが、その他年式の割に良好と感じるコンディションとなります。ケースはGibsonロゴプレートの付いたピンクインナーとなる当時のオリジナルブラウンハードケースが付属致します。こちらはラッチの破損やケースを繋ぐ布部も残っており、取っ手のみオリジナルですが表面のカバーが剥がれて上から汎用のカバーが取り付けられております。
ゴールデンイヤーである1959年製のJ-200の相場としてはサンバーストで使用感が強く変更点が多い物でも100~150万円。今回の一本については上述の通り、消耗品パーツの交換とサウンドホール周りに使用感こそ見受けられますが、塗装はオリジナルにて価値の高いブロンドカラーで、ヘッドバック&ネックエンドがブラックにフィニッシュされた特別な一本です。適正価格としては3桁オーバーは当然、130~150万円前後が無難なラインとなりますが、こちら前所有者様からの多大なるご厚意もあり、相場を大きく下回った破格となるスペシャルプライスにてご案内させて頂く事となりました。同様のコンディションだとしても、まずこの金額では通常のサンバーストの個体でも手にする事は難しくなります。今後また高騰が予想されるJ-200ですので、お探しだった方はもちろん、ご縁を感じられました方は是非この大チャンスをお見逃しなく。
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