Gibson J-200 /J-250Style 3P Back Custom 1995 Natural “Super Rare Model”

Gibson J-200 /J-250Style 3P Back Custom 1995 Natural /Killer Figured & Many Fleck w/OHC “Super Rare Model”
特注オーダースペックとなる3Pバックのカスタム品。強烈過ぎるフィギュアドと多数のフレックが入った極上メイプルボディ。トップクラック有りのプレイヤーズコンディションの為、破格特価にてご案内させて頂きます。
 
キングオブフラットトップの別名をもつGibson社が誇る最高のアコースティックモデルJ-200。1937年にアメリカのカウボーイスターであったRay Whitley（レイ・ウィットリー）のカスタムモデルとしてSuper Jumboのモデル名にて発表され、その後1947年のカタログからは現在のJ-200のモデル名にて多くのアーティストに愛用されてきました。愛用ギタリストとしては、ジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、エルビス・プレスリーなどの伝説的なギタリストを始め、挙げればキリが無いほど有名なモデルになります。また現在でもその人気は衰えることなく、多くのギタリストの憧れとしてトップに君臨します。
 
今回ご紹介させて頂くのは通常モデルではなく、1995年当時の特注オーダーと思われる3Pバック仕様＆ブロンドカラーの特別なJ-200モデル。当時のエルビスプレスリーモデルやPresentation Limitedとして販売されたJ-250にも採用された特別な仕様にて、またそれだけでなく他とは一線を画す極上のフィギュアドメイプルが採用された一本になります。
 
まずそのスペックとしては、当時のスーパージャンボの名の通り、17インチというボディサイズを誇ります。トップ材にはアディロンライクな導管が広く美しい杢目を持った極上のシトカスプルースを採用。ボディサイド＆バックには強烈なまでに浮かび上がるフィギュアドと多数のフレックが入った極上のメイプル材が採用されております。フィニッシュカラーはBlonde（ブロンド女性の髪を意味する）の別名を持つナチュラルカラーが採用されておりますが、実際にもサンバーストフィニッシュに比べて材の良し悪しがハッキリと出る為に、サンバーストの個体よりも良質な材が使われ、J-45とJ-50等のモデルによっては新品時の価格も高く設定されていました。そして本モデルの一番の特徴となる3P仕様ですが、当時のエルビスプレスリーモデルやPresentation Limitedとして販売されたJ-250にも採用された特別な仕様にて、寄木細工のようなインレイラインが施されており、ルックスにも素晴らしい唯一無二のルックスを誇ります。続いてネックにはメイプルの間にマホガニーをラミネイトした強固な3P仕様にて、こちらも角度によってフィギュアドフレイムが浮かぶ良質な材となっております。指板にはコントラストが強く黒のしっかりとした杢目も入る良質なインディアンローズウッドを採用し、特有のCrestインレイ（別名Pineappleインレイ）が美しいパールにて施されております。その他としてはボディ、ネックヘッドそれぞれにバインディング、ピックガードは特徴的なフラワーモチーフ・エングラブドの鼈甲ガード、パールリボンインレイの入ったムスタッシュ（ヒゲ）ブリッジ、ヘッドはブラックの突板にブランドロゴ＆クラウンインレイ、チューナーはGIBSON DELUXE刻印のクルーソン、ハードウェアカラーは上位モデル対応のゴールドとなっております。
 
そして気になるサウンドですが、本モデルを”キングオブフラットトップ”と呼ばれるようになった理由が詰まっております。迫力のボディから放たれるサウンドは、想像以上の大音量で驚きますが、その放たれるトーンの中には煌びやかな倍音成分がタップリと含まれており、ワンストロークで驚きと感動を与えてくれます。力強く色艶のある高音域と野太く芳醇な中低域のバランスが絶妙で、特にストロークプレイにはそのポテンシャルをフルに発揮します。またサスティーンも伸びやかで非常に長く、聴いていてウットリしてしまう最高の一本です。こちらは1995年製と近年物ではありながら、既に30年近くの歳月弾き込まれてきたということもあり、ボディとネックの一体感は素晴らしく、鳴りそのものにもヴィンテージライクな枯れたニュアンスを含み、44mmナット幅の若干薄めのプロフィールとプレイアビリティの高いネックシェイプとも併せて、時間を忘れて弾き込んでしまう極上の一本となっております。
 
最後に状態としては、サウンドが良い個体が故に弾き込まれてきたことが伺えるコンディションにて、各所に打痕やスレ、スクラッチ等の年式相応の使用感が見受けられます。とは言え塗装の艶はキレイに残っており、28年前の製作品という事を考慮すればボロボロという印象は無い良好な状態となっております。演奏面としてもネックコンディションは良好でトラスロッドは経年により僅かに固くなっていながらも余裕が残っており、フレットは部分減りがありながらも7部山前後とまだまだ現役で活躍してくれるコンディションです。もちろんパーツ変更歴の無いフルオリジナルコンディションにて、付属品も当時の山野楽器の取扱説明書を含む書類一式（画像参照）、ケースもインナーカバーの付いたオリジナルハードケースが付属致します。唯一のマイナス点として、ボディトップのブリッジ下からボディエンドにかけてクラックが2本入っておりますが、現状として演奏には支障はございません。（こちらの補修リペアをご希望の場合には別途ご相談下さい）
 
こちらの一本については、上述の通りあまりにもレアな特別仕様につき、販売相場こそございませんが、同じ3Pバックの個体が6年前に海外にてサンバーストの個体（同1995年製、サイドバックのフィギュアドは薄く、トラスカバーにはJ-200 CUSTOMの記載）が70万円弱にて売約となっております。そちらの個体と比較しても材のグレード、カラー含め、今回の個体の方が上だと感じられ、昨今の楽器業界全体の高騰も視野に入れれば、美品コンディションであれば3桁オーバーでもおかしくない相場感になるかと思います。ただこちら上述の通りボディトップにクラックがあるプレイヤーズコンディションの為、適正価格としては60～70万円前後が予想されますが、今回、全所有者様からの多大なるご厚意もあり、予想相場の半値に迫る破格の特別価格にてご案内させて頂く事となりました。他には無い唯一無二の一本となりますので、お気になりました方は是非この二度と無い大チャンスをお見逃しなく。
 
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