Gibson L-48 1952年製 Wide Rim Sunburst /Mahogany Top /Jacaranda FB & Bridge
Gibson L-48 1952年製 Wide Rim Sunburst /Mahogany Top /Jacaranda FB & Bridge w/HC "Early 50's Vintage Sound"
71年という悠久の時を経たヴィンテージ。最初期仕様となるマホガニートップのL-48モデル。歳月が生んだ驚愕サウンドを持った一本が入荷致しました。汎用ハードケースが付属致します。
1902年の発表とGibson社における最古のアコースティックシリーズであるStyle Lシリーズ。当時のGibson社の主力ラインナップという事もあり、L-1~L-3の発表に始まり、4、Jr、5、10、12、7、50、75、30、37、47,48と数々のモデルが誕生し、その中にはLからのモデル名ではありませんが、Super 400やSuper300といったモデルも同じLシリーズとして誕生します。
今回ご紹介させて頂くのはL-●●(数字)モデルの中では一番最後にラインナップされたモデルとなるL-48の1952年製。当時のジャズ・ブルースを背景に製作された存在そのものがヴィンテージを感じさせる激渋のルックスを誇り、71年という途方も無い歳月により熟成された極上のサウンドを誇る一本。更には最初期となるオールマホガニー仕様に加え、3連クルーソンチューナーへと移行した初年度仕様と、過度期ならではの特別なスペックを持った一本になります。
まずそのスペックとしては、16インチサイズのアーチトップスタイル、Fホールにて、ボディには全てラミネイトのホンジュラスマホガニーが採用されており、こちらは1952年からスプルーストップへと移行する直前の最初期仕様となっております。ネックも同様にホンジュラスマホガニーが採用されたオールマホガニースペック。指板にはヴィンテージギターの代名詞ともなる良質なハカランダ(ブラジリアンローズウッド)が採用されております。その全ての材が近年物とは比べ物にならないほどのヴィンテージならではの極上材となっております。その他としては、ブリッジ&台座も指板同様にハカランダ、テイルピースは最初期のレスポールを彷彿させるトラピーズ、ピックガードはセルロイド鼈甲の1P、パールドットマーカー、ヘッドのブランドロゴはシルクスクリーン、トラスロッドカバーはブラックの1P、チューナーは1952年からとなる3連のシングルラインのクルーソンチューナーが搭載されております。
当時のミュージックシーンを支え、現代に至るまでのGibson社の礎となったサウンドは、音楽の歴史を語りかけてくる素晴らしいヴィンテージトーンを奏でてくれます。非常にシンプルながらもどこか懐かしい味わいのあるサウンドは、”枯れた”という表現がまさにこの事だと感じさせてくれる”いなたい”トーンです。取り回しの良い小さいサイズながらにボリューム面もシッカリとしていて、歳月による楽器の一体感に驚きます。穏やかなトーンは弾き手を誘惑し、思わずスロータッチなブルースやラグタイム系に手が動いてしまいます。先日使用感の少ない非常に状態の良い同年代のLシリーズの個体が入荷致しましたが、そちらと比較してもより力強く素晴らしい鳴りが感じられ、弾き込まれる事によってのサウンドの熟成を感じさせるプレイヤー向けの一本です。
最後に状態としては、71年の歳月が経過していることもあり、スレや打痕、スクラッチ、塗装ダメージ等の年式相応のダメージこそ見受けられますが、全身に余すことなくビッシリと入ったウェザーチェッキングとも相まって、見ているだけでお酒が進んでしまう貫録のヴィンテージルックスを誇ります。とはいえボロボロといった印象は受けず、年式を考慮すれば非常に良好なコンディションになるかと思います。パーツ変更・リペア歴としては、テイルピースがかなり古いものではありますが、オリジナルから交換され、フレットはオリジナルですがナットが交換されております。またチューナーはオリジナルながら、過去にウェーバリーチューナーのような装飾ペグが取り付けられていた跡が確認出来ます。リペア歴としてはありがちな割れ補修歴やネック補修歴は無く、ボディサイドにクラックが見受けられますが、光の透過はなくボディ内部側にはクラックが見えないことより、表面板のクラックのみで補修が必要とまでは至っておりません。演奏面としてはネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もシッカリと残っており、フレットはオリジナルにて元々背の高いタイプではありませんが、まだまだ現役で活躍してくれるコンディションです。付属のケースはオリジナルではありませんが、おそらく1970~1980年代と思われるサイズにマッチしたヴィンテージハードケースが付属致します。
L-48モデルのマホガニートップ仕様の最初期となる1952年初頭までの相場としては、コンディション等にもよりますが30~40万円前後となっております。今回の一本につきましては、1952年から始まる3連クルーソンデラックス仕様と1952年最初期までとなるマホガニートップ仕様と、過度期ならではのレアスペックの一本。またナット&テイルピース以外はオリジナル、軽微なクラックのみの良好なコンディション品につき、32~35万円前後が適正価格になるかと思いますが、こちら前所有者様からのご厚意もあり相場を大きく下回る非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。70年オーバーの歳月が経過したサウンド&ルックス共にヴィンテージと呼ぶに相応しい一本となりますので、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。
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