Gibson L-5 CES 1970-72年製 Sunburst Near-Mint except Parts Full-Original No-Crack
金属パーツのサビやパーツのシュリンクを除けばニアミントの極上品!当時のタグ付きフルオリジナル品です。
Gibson社のフルアコ最上位モデルL-5(ESシリーズはL-5の廉価版でした)として現在でも高い人気からカスタムショップなどでは3桁を超えるリイシューモデルも販売されております。
今回ご紹介させて頂く一本は、1970-1972年に製造された一本。ポットカバーのハンダがバージンの為、ポットデイトが確認出来ませんが、シリアル90万番台、”MADE IN USA”刻印のスペックより年式のほうを判断させて頂いております。
基本スペックとしては、L5-Cのエレクトリック・アーチトップバージョンの17インチモデルにラウンドカッタウェイ、ソリッドカーブド・スプルーストップ、カーブド・メイプルバック、メイプルサイド、メイプルネック、エボニー指板、ブロックインレイ、ヘッドのフラワーポットインレイ、ゴールド・ハードウェアなどが挙げられます。またボディバック&ネックバックのメイプルは美しいフィギュアドメイプルが採用、指板のエボニーも近年とは別格の艶やかな極上材、そしてゴールド・ハードウェアと併せて非常に豪華なルックスで流石最上位モデルと頷ける一本となっております。
サウンドとしては、生鳴りだけでも驚くほどの驚愕のボディ鳴り、そして左手にビシビシと伝わるネックの音抜けの良さは現行品との大きな差を感じさせてくれます。また搭載されたオリジナルの刻印ナンバードはまさにこれが王道のヴィンテージギブソンサウンドといった素晴らしい枯れたトーンをアウトプットしてくれます。力強いローミッドに甘く広がる倍音やフィードバック、フルアコながらもレスポンスの高くエッジ感のある音色。そして艶めいたきらびやかな枯れたトーンは時間を忘れさせてくれる最高のヴィンテージトーンを奏でます。
そしてコンディションも抜群の一本。長期間に渡り保存されてきたことを裏付けるべく、ゴールドパーツの緑化やサビ、ピックガードやエスカッションのシュリンクこそ見受けられるものの、オリジナルのゴールドもシッカリと残っております。またボディ・ネック本体は、僅かに小傷や若干の使用感こそ見受けられるものの素晴らしいコンディションをキープしており、劣化したパーツを除けばニアミントと言って良いほど素晴らしい状態です。パーツは全て当時の出荷時のままとなるフルオリジナルパーツですが、パーツを一部リイシューと交換し、オリジナルを保管する形でも違和感無くマッチするかと思います。(ポットカバー1つが欠損しています。こちらからポットデイトを確認しようと思いましたが、137 7以降がハンダが邪魔して確認出来ません)
プレイ面にあたってのネックコンディションは非常に良好で、トラスの余裕も充分に見受けられます。またオリジナルフレットは元々高いタイプではありませんが、現状で5~6部山程、まだまだ現役でお使い頂ける状態です。付属品としては状態の良いオリジナルケースに購入当時のワランティタグ類が付属致します。(画像参照)
Gibson社におけるエレクトリックアーチトップモデルの最上位に君臨するL-5CESですが、1951年の発表より大きなモデルチェンジが無く、途中ピックアップが変更(P-90→AlnicoV→PAF)、されたぐらいとなる為、木工リペアやピックアップ変更、リフィニッシュなどの大きなマイナスが無ければ1970年代に入ってからも3桁オーバーが珍しくありません。
こちらパーツ類の劣化こそ見受けられるものの、パーツは全てオリジナル、ありがちなワレや木工リペア歴も無く、その他の状態も極上コンディションとなる素晴らしい一本です。通常であれば3桁オーバーでもおかしくない超逸品ですが、今回当店のアニバーサリーセール品として、まさかの超目玉特価にて御案内させて頂きますので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。