Gibson Les Paul Junior DC 59年製 Cherry 3.0kg “Killer Sound”

ブリッジ交換歴以外はフルオリジナル。激鳴りのヴィンテージ・ジュニアが入荷致しました。
 
1954年に当時高価過ぎて手に入りにくいレスポールモデルのステューデントモデルとして発表されたLes Paul Jr。しかしながらヴィンテージに関しては良質のホンジュラスマホガニーの1Pボディ＆ネック、ハカランダ指板を採用するなど、現在では考えられない高いマテリアルで製作され、数多くの大物ギタリストすらをも唸らせるステューデントモデルとは名ばかりの素晴らしいギターとなっております。
 
今回ご紹介させて頂く一本は1960年の製造中止となる前、かつSGモデルの原型となるダブルカッタウェイスペックの特に人気の高い1959年製の一本となります。
 
本モデルの魅力としては、軽量さ、プレイアビリティ、独特のロックサウンドが挙げられます。重量は約3.0kgと取り回しが良く、ダブルカッタウェイにすることによってハイポジションでの演奏性も向上しております。またネックシェイプも若干太目ながら非常に手にシックリくる素晴らしいシェイプとなっております。
 
そして何といってもこのサウンドには驚きです。ピックアップ直付けによるダイレクトサウンドはこのモデルならではと言っていいでしょう。生鳴りでも非常に良く鳴る個体ですが、ヴィンテージドッグイヤーP-90の出力は本当に堪りません。シングルPUならではのジャキっとしたエッジ感をもちつつも、大きなコイルサイズによってレスポール顔負けの図太いロックサウンドを放ちます。特にコード弾きやリフ弾きなどでは真価を発揮し、ロックギタリストには堪らないトーンをご堪能頂けます。1PU、1Vo&1Toneとシンプルながら実戦向けといった一本です。