Gibson LG-2 3/4 Sunburst 1954年製 EX+++ w/ Jacaranda FB & Bridge

スモールガード＆パールドットブリッジの最初期仕様。ニアミント一歩手前の極上コンディションにて入荷致しました。60年以上という半世紀以上の歳月が経過したリアルヴィンテージ。ジャズ・ブルースの全盛期にGibson社より発表されたLGシリーズ。14 1/8インチと小ぶりなボディサイズ、手の小さい女性にも扱えるネックシェイプから『For Ladies & Girls』の頭文字を取ってLGと名付けられました。今回ご紹介させて頂くのはLGシリーズの中でも押尾コータロー氏の愛用、そして押尾氏のリスペクトする故マイケル・ヘッジズ氏が生前に愛用したことで知られ高い人気を誇るLG-2 3/4の初期スペックXバッチナンバーの1954年製になります。ステューデントモデルとして発表された本機ですが、実際は多くのプロギタリスト、特にフィンガーピッカーに愛用され通称”Small Beauty”の名を持つ本モデルですが、3/4サイズを感じさせない迫力のあるサウンドが魅力です。まずスペックとしてはヴィンテージらしいフレイムがかった上質のスプルース、サイド＆バックには柾目のホンジュラスマホガニー、美しい材だからこそシンプルなフィニッシュ＆ワンポイントのバインディングが映えます。その他としてはスモールのティアドロップピックガード、パールドット入りのレクタンギュラーブリッジ、3連クルーソンチューナー、アリゲーター・チップボードケースなどが挙げられます。気になるサウンドはラダーブレイシングの良さが分かる枯れたヴィンテージトーン。ギブソン・アコースティックギターの中で最も小さいモデルながら、力不足とは一切感じさせない音量、倍音だらけの甘く太いアコースティックトーンは、ジャズ・ブルースにはもちろん、幅広いジャンルで活躍してくれるサウンドでしょう。