Gibson Melody Maker Double 1961年製 Cherry Red Old Refin. “Jacaranda & H-Mahogany"
Gibson Melody Maker Double 1961年製 Cherry Red Old Refin. w/Humbucker Mod. 3.27kg “Jacaranda & Honduras Mahogany”
ホンジュラスマホガニーボディ&ネック、ハカランダ指板、人気のダブルピックアップ仕様。オールドリフの抜群のルックスかつ、60年以上の歳月によって熟成された極上サウンドを誇る一本が入荷致しました。
Gibson社より1959年に発表されたステューデントモデルとなるMelody Maker。当時はあくまで入門用モデルとされていた本機ですが、その高いコストパフォーマンス、プレイアビリティ、そしてこの個体ならではの素晴らしいサウンドキャラクターによりプロ含む多くのギタリストが愛用してきました。
今回ご紹介させて頂くのは、そのMelody Makerモデルの中でも特に人気が高く稀少度も非常に高い最初期のシングルカット&ダブルピックアップ仕様の1961年製。当時1963年になるまではサンバーストフィニッシュしかラインナップがありませんでしたが、こちらは人気のチェリーレッドへとリフィニッシュが施されており、何十年も前に施されたことが伺えるヴィンテージならではの貫録を持った一本になります。
Melody Makerモデルの1960年代の年式ごとのスペック移行としては、発表翌年の1960年にはピックアップの幅が7/8から5/8とナロウ仕様となり、また同年1960年から1970年の間のみ、ダブルピックアップバージョンが発表されます。1961年にはシングルカットからダブルカットへ、1962年からはマエストロビブラートがオプショナルスペックに加わり、1963年にはボディエッジに丸みを帯び、カッタウェイはネックから若干離れたスタイルと変わります。1965年からは今までのラウンデッドホーンからポインテッドホーンのSGシェイプへと移行しプラスティックパーツもブラックからホワイトへと変わります。
まず特徴となるのはこの非常に軽量なボディ形状。Les Paul Juniorよりも更にボディ厚が薄く、またステューデントモデルであるに関わらず、ボディ・ネックにはヴィンテージならではの良質なホンジュラスマホガニーがそれぞれ1Pにて採用され、指板材にはレジェンダリーウッドとなるハカランダ(ブラジリアンローズウッド)が採用されております。ホンジュラスマホガニーはフィギュアドとまではいかないものの、角度によってギラつきを感じさせる良質な材を、ハカランダはエボニーライクな黒々としたコントラストとなっており、それぞれ流石ヴィンテージだと感じさせる素晴らしい材が採用されております。ヘッド形状は幅の狭いナロウヘッドでシルクスクリーンのブランドロゴが入ります。その他としては、パールドットポジションマーク、コントロールノブはゴールドのメタルプレートトップのハットノブ、コントロール類がマウントされた特徴的なスタイルのブラックピックガード、ラップアラウンドテイルピース、シングルプライのトラスロッドカバー等が挙げられます。またこちらの一本については、より実戦向けなモディファイが施されており、ピックアップはSeymour Duncanのハムバッカー(フロント:APH1、リア:JB)に換装、チューナーはシャーラー製へ換装されており、それぞれプロリペアによる非常に丁寧な仕上がりとなっております。
そして気になるサウンドとしては、現在のヒスコレなどをはるかに凌駕するヴィンテージならではの良質の材が採用されているという事もあり、近年物とは完全に一線を画すシンプルながら味わい深い枯れたヴィンテージトーン。レスポールモデルとも共通する、シッカリとサウンドの芯を残した適度な甘さと太さを持ち、オールドロックを感じさせる素晴らしいトーンが味わえます。特にクランチ気味でのサウンドバランスは秀逸です。元々は入門用のステューデントモデルでありながらも、現在ではトップアーティスト達も愛用するなど、近年特に高騰を続ける理由は、この素晴らしサウンドあってこそだと再認識させられます。ハムバッカーへと換装することで、力強さや芳醇な音の奥行きをプラスし、クリーンからオーバードライブまでオールジャンルに対応します。またオリジナルのストップテイル仕様が故のアタック感と音のハリは唯一無二と感じさせてくれます。
最後に状態としては、オールドリフが故の抜群の貫録を持った一本で、音が良い個体の裏付けともなる長年弾き込まれてきた使用感は、ヴィンテージファンには堪らないルックスとなっております。上記内容以外のパーツ変更・リペア歴としては、フレット&ナット交換、ジャック交換(スイッチクラフト)、ピックガード加工(ハムバッカー用に)、ヘッド突板にいくつかタッチアップが見受けられます。シリアルは17000番台、ポットデイトは6104(1961年4週目)×4とダブルカッタウェイに以降する直前になる1961年の最初期に製作された個体という事が伺えます。
上述でも若干触れましたが、近年ではGibson Fender共にスティーデントモデルが次々に高騰を始め、本モデルについても状態の良いものであれば70万円を超えて取引きされることもある程と、昔の相場を知っている方からすれば驚きの高騰となっております。特にシングルカッタウェイのダブルピックアップ仕様は僅かな期間、僅かな数しか製作されておらず特に希少な仕様となっております。今回こちらの一本につきましては、上述の通りリフィニッシュとハムバッカー換装が施されており、より実戦向けな使い勝手の良いモディファイ内容ながら、ヴィンテージ価値としては若干なりと下がってしまい、適正金額としてはオリジナルの60~65%前後として、40~45万円前後になるかと予想されます。今回特にサウンドの良い個体ということもあり、前所有者様から是非ガンガン弾き込んでくれるプレイヤーの方に手にして頂きたいとの希望を頂きました為、相場を大きく下回る非常にお値打ちプレイヤーズ破格プライスにてご案内させて頂く事となりました。非常に早くの売約が予想されます為、お気になりました方は是非このチャンスをお見逃しなく。
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